『否定と肯定』は、2016年のイギリス・アメリカ合衆国の歴史映画。デボラ・E・リップシュタット(英語版)の書籍『否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる戦い』を原作として、アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件を扱い、ホロコースト学者のリップシュタットがホロコースト否定論者のデイヴィッド・アーヴィングに名誉毀損で訴えられた裁判の様子を描く。ミック・ジャクソン監督、デヴィッド・ヘアー脚本で、リップシュタットをレイチェル・ワイズ、アーヴィングをティモシー・スポールが演じ、その他トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、ジャック・ロウデン、カレン・ピストリアス(英語版)、アレックス・ジェニングス(英語版)などが出演した。
作品は、2016年9月11日にトロント国際映画祭でお披露目された。アメリカ合衆国ではブリーカー・ストリート配給で2016年9月30日に公開され、イギリスではエンターテインメント・ワン(英語版)配給で2017年1月27日に公開された。日本ではツイン配給で、2017年12月8日に公開され、合わせてリップシュタットの原作も刊行された。
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以上、否定と肯定を無料で視聴する方法を説明しましたが、否定と肯定に至るまでの流れを忘れている方も多いのではないでしょうか?
より、否定と肯定を楽しんで頂くために、過去のあらすじと共に作品情報もまとめましたのでご覧ください!
否定と肯定のあらすじ
1994年、大学教授のデボラ・リップシュタットは『ホロコーストの真実』という本を執筆。その本のお披露目会で学生たちとディスカッションする場を設ける。
否定論者の話になり、デボラは“ホロコーストは無かったと最初から決めてかかるような人とは討論したくない”と語る。著書の中でもデイヴィッド・アーヴィングという歴史家のことについて書かれていたが、彼はホロコーストなど存在しないと主張する否定派だった。
その時、客席からひとりの男性が声を上げる。それはアーヴィング本人だった。彼はデボラの態度に好戦的な反応を見せ、君は新たな事実を恐れて私を批判していると言ってのける。まくし立てるアーヴィングに押され、散々なかたちでお披露目会は終了し、デボラは肩を落とした。
2年後、イギリスの出版社から連絡があり、アーヴィングがデボラを名誉棄損で訴える訴訟を起こしたという。その訴訟を受けることにした。
デボラは弁護士のジュリアスと面会し、アーヴィングが英国で訴えたのは彼の作戦で、英国では訴えられたほうに立証責任が発生するという。つまり、デボラは自分が正しいことを証明しなくてはならない。
ジュリアスの仲間はアーヴィングの所へデボラが閲覧した書類を渡しに行き、引き換えに、アーヴィングの日記を資料として提出してほしいと願いでる。だが、そこには20年分という膨大な日記が、さまざまな言語で書かれていた。
英国を訪れたデボラはジュリアスの弁護団と対面した。弁護団の狙いは、正当性を訴えること。そして、なぜアーヴィングは否定するのか、その動機を攻めていけば、ホロコーストの生存者の証言がなくても勝てるという。デボラは顔を曇らせ、“どうして生存者に発言させない?”と不満げに言うと、ジュリアスは“彼は生存者を尋問する。そんな辛い体験を彼らにさせられない”と答えた。
では、どうするか。まずはアーヴィングから借りた日記の中から、極右勢力との繋がりを探し出すこと。そして、彼の著書から歴史記述を精査し、信頼度を検証すること。この地道な方法で、アーヴィングを追い詰めることにしたが、デボラは釈然としない。
デボラは法廷弁護人のリチャード・ランプトンと出会い、一緒にアウシュビッツへ証拠集めに行くことになる。アウシュビッツを訪れた二人は、焼却棟の残骸を見させられる。焼却棟は証拠隠滅のため爆破され、ガス室も跡形も無くなっていた。実際に現場を見た二人は、改めてホロコーストの悲惨さを感じる。
ランプトンは弁護団で決めた2つのことをデボラに伝えた。1つは、今回の裁判は陪審員ではなく、判事一人に判決を決めてもらう単独審でいくこと。もう1つは、デボラに証言してもらわないこと。それを聞いたデボラは納得がいかず、反論したが、ランプトンはデボラを信頼しているが“勝利するための代償だ”と彼女を諭した。
初公判の日を迎えた。法廷にアーヴィングが現れた。彼は弁護士を付けず、自分で弁護をするようだ。
アーヴィングは、自分はホロコーストの否定論者ではないのに、そう呼ばれたことは名誉棄損だと訴えた。ランプトンは、アーヴィングは自分の信じたいままに歴史を歪曲して書いていると指摘した。
公判の後、デボラをアウシュビッツの生存者の女性が呼び止め、私たちも証言したいと申し出る。ジュリアスから生存者に証言はさせないと言われていたが、証言させると約束してしまう。ジュリアスに相談したが、返事は当然の如くNOだった。
アーヴィングはアウシュビッツの焼却棟の再現設計図を持ち出し、いかに信憑性のないものかを主張した。マスコミはそれに飛びつき、デボラはこのままでは、ホロコーストに“肯定派と否定派”という二つの解釈があるのだと思われてしまうと焦りだす。
ここに来て、弁護方針を変えてほしいと言いだしたデボラに、ジュリアスは別の裁判で証言に立った生存者が、アーヴィングによって辱められる映像を見せた。
次の公判でランプトンは、ガス室を“死体を消毒する部屋”“防空壕”“専門の分野ではないので詳しくない”と意見をころころ変えるアーヴィングを不正直者と一喝。これはデボラに有利に働き、彼らはワインを開けて祝杯をあげる。
裁判も佳境になり、表現の自由を論ずる段階に入ってきた。ランプトンはアーヴィングが歴史を捻じ曲げ、自分の主張する反ユダヤ主義を推し進めようとしていると熱弁しが、裁判長はそこで質問を投げかけてきた。“もし、心からの反ユダヤ主義者ということが問題なのならば、今回の資料改ざん問題とは繋がりを持たないのでは?”と。ランプトンは、ふたつは関連しており、ホロコースト否定に正当性がなければ拡大解釈とは言えないと主張した。あとは判決を待つのみとなった。
否定と肯定の作品情報
公開日 | 2016年9月11日 |
配給 | ブリーカー・ストリート エンターテインメント・ワン |
制作国 | イギリス、アメリカ合衆国 |
上映時間 | 107分 |
公式サイト | https://bleeckerstreetmedia.com/ |
実際、裁判の戦術について、デボラと弁護団はぶつかりあう。アメリカ人らしく直球で三振を取りたいデボラは、自分で証言台に立ち、アービングをやりこめたいと考える。かたやイギリス人的にコツコツとアウトを取りに行きたい弁護団は、アービングの主張のでたらめぶりを客観的な証拠の積み重ねで証明する戦法を取ろうとする。そんな彼らと、デボラはどうやって折り合いをつけるのか。彼女がこの裁判で何を学び、直情的な自分をどう変えていくのかを、デビッド・ヘアの脚本は緻密に描き出す。その果てに、人を信じることの難しさと素晴らしさが浮かび上がってくるところが、ヒューマンドラマとしてのこの映画の魅力だ。裁判劇としても見ごたえがある。とくに、「虚偽を心から信じている者を嘘つきと呼べるのか?」という裁判内の問題提起は、タイムリーであると同時にタイムレスだと感じた。
否定と肯定の感想
ここ、(30代・女性)
豪華なキャストがそろっていて、映画の題もシンプルで、物語の重さを感じさせる作風にぴったりです。ナチス政権下で行われたホロコーストを巡り、議論が発展していくところが見所です。題名にあるとおり、人それぞれ歴史の解釈の仕方は違いがあるもので、否定する人の主張と肯定派の主張が真っ向からぶつかる裁判での緊迫した感じが見ごたえがあります。1930年代後半からのヒットラー台頭により、ユダヤ人を大量虐殺した事実を題材に取り上げ、ホロコーストを否定するアメリカ人の研究者は、ユダヤ人学者を名誉毀損で起訴するところから物語は始まる。ガス質も遺体安置所も強制労動もなかったとする否定側の主張は本当なのか、ホロコーストでの真相に迫っていく。歴史について深く知りたいと思っている人にお勧めです。また、重たい映画を見たい人にお勧めです。歪曲されたことを事実として疑わない人が述べることが事実のように話される時、自分の真実の軸は本当に狂いがないと言えるのか、真実と虚偽という真っ向から対抗して変わらないように思えるものが、捻じ曲げられてしまいかねない社会の仕組みについても考えさせられる作品です。
usachan1232(40代・女性)
『否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる戦い』を原作として、アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件を扱い、ホロコースト学者のリップシュタットがホロコースト否定論者のデイヴィッド・アーヴィングに名誉毀損で訴えられた裁判の様子を描かれた映画。
英国のドリームチーム弁護団がホロコースト否定論者の欺瞞を暴いていく過程が映画やTVの法廷もののようで実に面白い。フェアに法廷の品性を守ろうとする裁判官の態度もいかにも英国的だと思うが、それに対するアメリカ人教授の反応は被告ではあるが、はっきり言ってうっとおしく、弁護士チームはこのクライアントに結構苦労したのではないだろうか。裁判をする場面はストーリー関係なく分かりやすかったので、単純に裁判の勉強にもなったので面白かったと思うが、同時にこの映画を観ていると、あげ足を取り、論点をすり替え、論じたいことには辿り着かない、国会中継を観ているかのように感じ、苛立ちも覚えた。また、冒頭の著者のエルサレム行きの件なども本人のユダヤ人としてのアイデンティティを示すものではあるが裁判の過程には不要。裁判記録に徹してほしかった。
フェン(30代・女性)
実際に起きた裁判を描いた映画である点が最大の魅力である。特にその内容はホロコーストを主体としてあり、歴史を知るのにも適していると感じた。個人的にはそれほど深く考えずに法廷ものとしても楽しめた。今作ではイギリスでの裁判を描いているが主人公はアメリカ人であるため文化の違いなどで苦労する場面が多く登場するのも面白い。その中で印象に残っているのは主張したい主人公と彼女が発言する事が判決において不利になると考えている弁護団とのやり取りである。これに関しては両者の駆け引きが丁寧に描かれていて、感心すらする。またこの主人公の思った事を口にしてしまう性格が災いするというのも違和感がない。そしてその主人公と対峙するキャラが濃い人、自称ホロコースト否定論者の男の存在がこの映画を深いものにしていると感じた。見ている方としては実に憎たらしいのだが、口が達者でつかみどころがない所はどこか恐ろしく、ハラハラさせられる。一人で弁護までやる辺りも変人度がマックスで笑える。だがアウシュヴィッツに実際に行く場面も描かれているので当時の事を思うと身につまされる。人によっては気分が悪くなる可能性もある。だがかつての悲劇を忘れないためにも一度は見るべき映画だと思った。
ファンの方がハリーポッターの最終章に興奮しているのがよくわかりますね!
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それでは最後に否定と肯定の出演者や声優の情報をまとめて見ていきたいと思います。
否定と肯定のキャスト・吹き替え声優
デボラ・リップシュタット:レイチェル・ワイズ
アトランタにあるエモリー大学で教鞭を執る教授。ホロコーストを専門にし、著書もあるが、否定派であるアーヴィングから訴訟を受ける。自分中心に考えがちな性格だが、今回の裁判で自制やチームワークの大切さを学んでいく。
リチャード・ランプトン:トム・ウィルキンソン
法廷弁護士で、今回の裁判でデボラを弁護する。人によっては苛ついてしまうような独自のやり方を持ち、勝つためにとことん調べるような根気強さがある。
デイヴィッド・アーヴィング:ティモシー・スポール
歴史家で、ホロコーストを否定している。反ユダヤ主義者であり、ヒトラーに傾倒。差別的な歌で幼い娘をあやすなどの徹底ぶりで、デボラを名誉棄損で訴える。
アンソニー・ジュリアス:アンドリュー・スコット
かつてダイアナ妃の離婚の弁護もしたことのある凄腕の弁護士。デボラの弁護をする。
否定と肯定のスタッフ
- 監督:ミック・ジャクソン
- 脚本:デヴィッド・ヘアー
- 原作:デボラ・E・リップシュタット
- 製作:ゲイリー・フォスター ラス・クラスノフ
- 撮影監督:ハリス・ザンバーラウコス
- 編集:ジャスティン・ライト
- 音楽:ハワード・ショア
否定と肯定の関連作品
否定と肯定を無料視聴する方法まとめ
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