『ミセス・ダウト』は、1993年に公開されたロビン・ウィリアムズ主演のホームコメディ映画です。
失業中に離婚して養育権を奪われた主人公ダニエルが、元妻が家政婦を募集することを知り、子供たちに会うため家政婦に扮して限られた時間を過ごす物語です。
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以下より、「ミセス・ダウト」を楽しんで頂くために、映画のあらすじ、感想、作品情報を紹介します。
映画「ミセス・ダウト」のあらすじ
ダニエルは才能ある声優だが、失業中で家事をせず子どもと遊んでばかりで、妻ミランダと衝突し離婚。
裁判でミランダが養育権を得て、ダニエルは週一回の面会だけ許されます。ミランダが家政婦を募集すると、ダニエルは女装して“ミセス・ダウトファイア”として雇われることに。
家事に奮闘しながら子ども達と絆を深め、やがてミランダと・・・
映画「ミセス・ダウト」の作品情報
| 公開日 | 1993年11月24日 |
| 配給 | 20世紀フォックス |
| 制作国 | アメリカ合衆国 |
| 上映時間 | 126分 |
ロビン・ウィリアムズが演じる慣れない家事に戸惑うミセス・ダウトの様子がコメディ感満載で描かれており、ついつい笑ってしまうホームコメディ映画です。
以下より、映画「ミセス・ダウト」を見た方の感想を紹介していきます。
「ミセス・ダウト」の感想
yosixsakana(30代・男性)
売れない俳優だったダニエルは、とうとう妻から離婚を言い渡されてしまった。
どうしても子供に会いに来たい!そう思った彼は、何と別人どころか性別さえも超えて、女装して家政婦として乗り込んだ。
直ぐにバレてしまうかと思いきや、妻さえも欺く事に成功してしまう。
元とはいえ、妻だった彼女に近づこうとする男性との間に割って入ってみたりする所は、ヤキモチを焼く感情が表現されていて好印象さえ持ってしまいそうです。
自分が男性のままだと気が付かなかった事を女装を通して知っていき、家族への気持ちを見つめなおす契機になった。
お互いの立場での意見を述べるばかりでは、安定した家庭を維持するのも難しいと改めて感じる内容。
ハチャメチャさがちりばめられていて、楽しい動きのある映画。
小田英樹(50代・男性)
この作品の見どころは、一人二役を扮することになる父ダニエル役のロビン・ウィリアムズのドタバタで抱腹絶倒の奮闘劇だと思います。
3人の子を持つ父親ダニエルは失業中。その子供たちが自分のすべてというほど子煩悩ですが、有名デザイナーの妻ミランダは、家事を全くしないダニエルのことや仕事と家事の両立で相当ストレスがたまっていました。その後離婚を言い渡されて子供と週1度しか会えなくなってしまったダニエルは、妻が家政婦を探していることを知り女装して家政婦「ミセス・ダウト」として働き家族と幸せな日々を過ごすことに成功します。ダニエルの大柄な体に上品な振る舞いのギャップがとてもコミカルで面白いです。妻の誕生日パーティーと再就職先の社長の打ち合わせが重なってしまい、2つのテーブルをトイレで着替えながら行き来してドタバタになるところは爆笑してしまいました。
その後、ミセス・ダウトの正体がミランダにばれて子供と合うのも監視員つきとなってしまいますが、ミランダはダウトと過ごした日々を思い出していつでも会えるようにします。ダニエルはダウトとして家事を上手にこなしたり、子供に甘いだけだったのが叱ることができたりと父親としての成長を感じられるところも良いと思いました。
Ttaket(30代・男性)
笑いあり涙ありの人情物語だった。特に家政婦に扮した父親が、慣れない家事に翻弄されつつ起こる珍事には腹を抱えて笑わせてもらった。妻には離婚を切り出され、仕事もうだつがあがらない…そんな彼が新たな才能を開花させた！前半からサクサクとテンポよく話は進む。軽い感じのテイストでありながら、家族愛、夫婦の絆という深いテーマが絡んできて重みもある。後半までドキドキハラハラさせられる展開が続きマンネリが来ない。この作品は、子どもから大人まで家族みんなで一緒に観てほしいし、ひとりでもぜひ観てみてほしい。特に家族って一体何なんだろう？って悩んでる人、家族とケンカしちゃって困っている人、パートナーとの関係に悩んでいる人、仕事に悩んでいる人、など、悩んでいる人全てに観てほしい。観終わった後には、爽快感と多幸感で胸がいっぱいになり、スッキリ後味の良い気分になれること間違いなしです。コメディ好きのみならず、恋愛ドラマや、アクションなどのジャンルを好む人にも、笑いあり涙ありの感覚をしっかりと交えながら、新しい感覚で楽しめると思うので、ぜひ一度、真面目なストーリーが好きな人も、まずはひとつ騙されたと思って観てみてほしい。
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それでは最後に、「ミセス・ダウト」の出演者や声優の情報を紹介します。
「ミセス・ダウト」のキャスト・吹き替え声優
ダニエル・ヒラード / ミセス・ダウトファイア：ロビン・ウィリアムズ（山寺宏一）
3人の子供を持つ父親。俳優・声優として働いているが意見が合わないとすぐに仕事を投げだしてしまう。長年ヒモ同然で家事にも無頓着だったため、妻ミランダから愛想をつかされ離婚を言い渡される。
ミランダ・ヒラード：サリー・フィールド（小山茉美）
ダニエルの妻でインテリアデザイナー。ダニエルとは結婚当初はおしどり夫婦だったが、失業してだらしない生活を送り続ける夫にとうとう堪忍袋の緒が切れ、離婚を言い渡す。
スチュワート・ダンマイア：ピアース・ブロスナン（堀秀行）
敏腕ビジネスマン。ランダの大学時代の恋人。仕事でミランダと再会し、付き合い始める。いい男で非の打ち所がない。家族に溶け込んで行くスチュワートに嫉妬し、ダニエルが嫌がらせを始める。
フランク：ハーヴェイ・ファイアスタイン（渡部猛）
ダニエルの兄。映画業界のメイキャップアーティストで典型的なオネエ系。ダニエルが女装するのを手伝い、とても喜んでいた。
ジョナサン・ランディ社長：ロバート・プロスキー（阪脩）
放送局の社長。ダニエルが雇われることになる。長年自社で放送している子供番組の視聴率が低いことに頭を抱えている。
グロリア・チェイニー：ポリー・ホリデイ（島美弥子）
ヒラード家の隣人でダニエルとは犬猿の仲。派手な誕生パーティのことでミランダに苦情をだし、離婚の原因をつくった。趣味はガーデニング。
リディア・ヒラード：リサ・ジェイカブ（伊藤美紀）
ダニエルの娘。長女。しっかり者で父親のダニエルの事を心配している。離婚を告げた母ミランダを憎み、反抗的になった。
クリス・ヒラード：マシュー・ローレンス（石田彰）
サッカーが好きなダニエルの息子。勉強が嫌いで成績が悪い。ミランダからいつも心配されている。
※「ミセス・ダウト」の日本語吹き替え版は、ソフト版やテレビ局などによって様々な声優が担当していて、バージョンが複数あります。
「ミセス・ダウト」の制作スタッフ
- 監督：クリス・コロンバス
- 脚本：ランディ・メイエム・シンガー
- 原作：アン・ファイン
- 製作：マーシャ・ガーセス・ウィリアムス
- 撮影監督：ドナルド・マカルパイン
- 編集：ラジャ・ゴズネル
- 音楽：ハワード・ショア
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まとめ
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