トム・クルーズ|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「ワルキューレ」のシュタウフェンベルクとして数々のファンを魅了してきたトム・クルーズ。

ファンに対するサービス精神が豊富で、自らスタントをこなすなど“ヒーロー”さながらの活躍にもあるようです。

今回はトム・クルーズの出演作品のランキングと共に、まずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

トム・クルーズのプロフィール

本名 Tom Cruise
生年月日 1962年7月3日
出身地 ニューヨーク州(アメリカ合衆国)
経歴 バーモント大学卒業
身長 170cm
SNS インスタグラム

1962年の7月にニューヨーク州で誕生したトム・クルーズは、12歳のときに両親が離婚したこともあり経済的に苦しい生活を送っていました。学生時代はスポーツに熱中しましたが挫折し、その後演劇に関心を持つようになりました。1983年『卒業白書』で注目され始め、1986年『トップガン』で人気が爆発しました。また、1989年『7月4日に生まれて』や1996年『ザ・エージェント』でアカデミー賞主演男優賞に、1999年『マグノリア』では助演男優賞にノミネートされました。1996年には『ミッション:インポッシブル』にて初めて映画プロデューサー業に進出し、同シリーズはかなりの大ヒットとなりました。

これだけ多くの実績を残しているだけあってやはり実力派で、共演者やマネージャーたちも口を揃えて「真面目」と言っているほどです。

自動車・バイク好きで、派手なアクションのある映画でも原則としてスタントマンを使わず、自らスタントを行うことにこだわりを持っているほどで、そのため車やバイクの運転技術はセミプロ級の腕前に達していて多くの人から支持されています!

ここからはそんなトム・クルーズのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

トム・クルーズの出演作品

数々の名作に出演しているトム・クルーズですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 ワルキューレ

公開年 日本: 2009年3月20日
上映時間 120分
配給 20世紀フォックス
東宝東和
監督 ブライアン・シンガー
メインキャスト ケネス・ブラナー (ヘニング・フォン・トレスコウ)
カリス・ファン・ハウテン (ニーナ・フォン・シュタウフェンベルク)
ビル・ナイ (フリードリヒ・オルブリヒト)
ジェイミー・パーカー (ヴェルナー・フォン・ヘフテン)
クリスチャン・ベルケル (アルブレヒト・メルツ・フォン・クイルンハイム)

2008年の夏に公開された映画「ワルキューレ」に主演のシュタウフェンベルクとして出演されており、強いカリスマ性を持ち、気さくで率直で、その魅力で人びとを奮起させる人物を演じました。

シュタウフェンベルク役を演じるにあたりトム・クルーズは親族から、外見的なことだけでなく(大佐の身長は190センチ以上あったとされる)、カリスマ性や人間としての器も含めての「小さすぎる」と辛口なコメントをもらっていました。

1944年、会議室の机の下に爆弾をしかけてヒトラーの暗殺を企てたが失敗、処刑されたシュタウフェンベルク大佐は、ナチスに対する抵抗運動のシンボルとしてドイツ国内では英雄的な存在。それをハリウッドが映画化することをドイツ人は最初から快く思ってはいなかったようですが、何にせよ「小さい」はトム・クルーズにとっては手痛い一撃に違いないですね。

ワルキューレのあらすじ

トム・クルーズと『ユージュアル・サスペクツ』で有名なブライアン・シンガー監督が初めてタイアップしたサスペンス・アクション。ドイツの実話をもとに描いており、非人道的であるナチス政権の暴挙に対して疑問を抱き反対勢力となったドイツ将校が仲間と手を組み、ヒトラー暗殺計画を実行していく過程と、その一部始終をリアリティ溢れるタッチで描いている。共演者には『から騒ぎ』のケネス・ブラナーと、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイがいる。第二次大戦下のドイツが舞台となっている。純粋に祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱いていたシュタウフェンベルク大佐は、軍内部で密かに動いているレジスタンスメンバーたちの集会に参加することになる。そんなあるとき、自室でワーグナーのワルキューレの騎行を耳にしたシュタウフェンベルク大佐は、ある大規模な計画を思いついた。

ワルキューレの感想

2008年、ブライアン・シンガーの監督作だ。米国映画ではお約束だが、ナチスドイツ内部を描いているのに全編英語で、米国俳優が主演している。実際にあったヒトラー暗殺計画を題材にしており、演出も上手くてドキドキした。しかしヨーロッパ映画ならもっと深く描写しただろうと思ってしまうような物足りなさがあった。隻眼のトムの軍服姿はばっちり決まっていたが、もちろんそれを楽しむ映画ではない。ただ、このテーマで、トム・クルーズ主演で作った志の高さは買う。

いささか駆け足で作りが粗かったかな。それでも作戦を凝縮したようなストーリーは途中でだれることなく、見やすかった。いつ露見するか分からない、綱渡りをしているような緊張感で終始ハラハラした。存在だけで状況が一変する人物は敵でも味方でも怖い。たられば感が半端なかった。

とんとん拍子で話が進んでいくのがいかにも映画だが、実行してからの緊張感はとても強く伝わってきた。物語のピークを迎え、後半、計画が崩壊していくのは「はあぁ……」という感じで最後が呆気なかった。オチは歴史を知っているから分かるし、もう少し後半に盛り上がりがほしかった。惜しい。実話が元だから仕方ないのだろうか。しかしスピード感があって出来は悪くないし、眼帯のトム・クルーズは恰好よかった。この計画が成功していたら、歴史はまるで変わっていた。祖国のために戦った人たちの物語で、重い時代と事柄を扱っているけれど見やすかった。

2位 トップガン

公開年 1986年12月6日
上映時間 110分
配給 パラマウント
UIP
監督 トニー・スコット
メインキャスト ケリー・マクギリス (シャーロット・”チャーリー”・ブラックウッド)
ヴァル・キルマー (トム・”アイスマン”・カザンスキー 海軍大尉)
アンソニー・エドワーズ (ニック・”グース”・ブラッドショウ 海軍中尉)
トム・スケリット (マイク・”ヴァイパー”・メットカーフ 海軍中佐)
マイケル・アイアンサイド (リック・”ジェスター”・ヘザーリー 海軍少佐)

1986年の春に公開された映画「トップガン」に主演のピート・ミッチェルとして出演されており、野生の勘を頼りに無鉄砲で型破りな操縦を行うパイロット役を演じました。

全米で1986年度の興行成績1位を記録し、日本でも1987年度の洋画興行収入1位を記録した映画『トップガン』。本作が大ヒットしたことによって、主演のトム・クルーズは一躍トップスターの仲間入りを果たしました。

世界最強のパイロットを養成する訓練所、通称“トップガン”の訓練生たちの友情や挫折を描く青春ドラマです。

トップガンのあらすじ

アメリカ空軍、戦闘機パイロット達の日常を描く青春映画。ロマンスあり、アクションあり。主人公は天才パイロット。素晴らしい才能の持ち主だが自信家でもあり、いつも攻撃的な操縦をしていた。主人公の父も元パイロット。任務中に亡くなっているが詳細は謎で、その事も彼に影を落としている。父の死を引きずっている。エリート訓練校、トップガンで技術を磨く事になるが、そこで教官としらず恋に落ちるのがシャーロット。教官と訓練生という禁断の恋。途中、全力で張り合うライバルや、任務中に仲間を亡くし挫折。自信を失いながらも、主人公がパイロットとしても人間としても成長していく、そんなストーリー。

トップガンの感想

若かりしトムクルーズのイケメンさが詰まった作品。アメリカ空軍をメインにしてるだけあって戦闘機がたくさんで、観ていてワクワクしました。ストーリーも悲劇から立ち上がっていく内容なので、観やすかったです。何も考えずにただただ楽しめる映画です。
オープニングからテンションが上がるぐらいかっこ良くて、男性だけでなく女性でも楽しめる映画だなと思いました。恋愛バトルが勃発するのに、インチキな人がいないので、ムカムカしないで観れました。ストーリーも分かりやすくて観やすかったです。
大スターになったトム・クルーズの若き頃の作品です。攻撃機を操る操縦士の成長物語です。約30年前、毎日のようにある施設で流れていましたので、テーマ音楽も良く覚えております。美しい上官との恋もかっこいいですね。

3位 オブリビオン

公開年 2013年5月31日
上映時間 124分
配給 東宝東和
監督 ジョセフ・コシンスキー
メインキャスト オルガ・キュリレンコ (ジュリア・ルサコーヴァ)
アンドレア・ライズボロー (ヴィクトリア“ヴィカ”・オルセン)
モーガン・フリーマン (マルコム・ビーチ)
ニコライ・コスター=ワルドー (サイクス)
メリッサ・レオ (サリー)

2013年の春に公開された映画「オブリビオン」に主演のジャック・ハーパーとして出演されており、エイリアンの襲撃で半壊して捨てられた地球を監視をしていく中で、謎めいた人物との遭遇を機に自身と地球の運命を左右する事態に巻き込まれていく役を演じました。

全てに完璧を求めて、30年以上もハリウッドで大活躍を続けるトム・クルーズが選ぶSF超大作です。

統一された世界観にサスペンスとアクションに満ちたストーリー展開で、観るものを飽きさせず、SFメカ好きの心をそそる世界観です。

オブリビオンのあらすじ

エイリアン「スカヴ」の侵攻を食い止め、その戦いによって地球が半壊したのち60年が経った。生存者たちが他の惑星へと移住していったなかで、ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)だけが地球に残り、上空から内偵していた。ある日、いつものパトロールに向かっていた彼は、生存者のない地区で何者かの襲撃を受ける。混乱するジャックの前に現れたのは、謎の男ビーチ(モーガン・フリーマン)。その彼との遭遇をきっかけに、ジャックは地球、人類、そして自身の運命を担う冒険を始めることに。

オブリビオンの感想

「人類がいなくなれば地球はのびのびできるのかなあ」、「西暦2077年になったら地球や人類はどうなっているんだろう」と思いながら観ていました。ジャックがヴィカをタワーの外に連れ出したい気持ちが分かります。ストーリーも面白かったけれど、私も作中のヘリに乗っていろいろな場所を見て回りたいと思うくらい自然の美しさのほうが印象に残りました。
映像が美しかった。あんな場所で気持ちよくバイクで走ってみたいけれど、やはり緑があると安心する。難しく考えたりもしたが、飽きずに見ることができた。月とはかくも不思議な存在で、宇宙系の映画を見たあとは、必ず宇宙について考えこんでつい怖くなってしまう。

中学生のとき見たきりだったので今回、改めて見直したが、ちゃんとしたSFになっており、とても面白かった。昔は微妙だと思っていた作中のドローンが近未来なデザインで、すごく恰好よかった。けっこう好きな設定だったが、ラストは納得がいかない。それ以外は大満足した。

4位 カクテル

公開年 1988年7月29日
上映時間 104分
配給 ブエナビスタエンターテイメント
監督 ロジャー・ドナルドソン
メインキャスト ブライアン・ブラウン (ダグラス・コグラン)
エリザベス・シュー (ジョーダン・ムーニー)
リサ・ベインズ (ボニー)
ローレンス・ラッキンビル (リチャード・ムーニー)
ケリー・リンチ (ケリー・コーグリン)

1988年の夏に公開された映画「カクテル」に主演のブライアン・フラナガンとして出演されており、軍隊を除隊してニューヨークのバーでバーテンダーとして働く役を出演しました。

映画「カクテル」は、興行的にはヒットしたものの、アイドル映画としての作品の評価は低く、ラジー賞のワースト作品賞とワースト脚本賞に選ばれています。

一攫千金を夢見るバーテンダーが真実の愛にめぐり合うまでを描く青春映画です。

カクテルのあらすじ

軍を引退したブライアン・フラナガン(トム・クルーズ)は、仲間に見送られながらニューヨークへと向かった。「100万ドルを稼ぐ」という希望を胸に新たな仕事に就こうとするブライアンだが、高卒という現実もあり、就職活動はなかなかうまくはいかなかった。ある日、ブライアンは立ち寄ったバーで、バーテンダーのダグラス・コグラン(ブライアン・ブラウン)と出会う。そこでダグラスに仕事が決まらない現状を明かすと、彼はブライアンに質問を始めた。「カクテルの作り方を知っているか」という問いかけ以外にすべて「イエス」と答えたブライアンは、ダグラスの店で働くことになる。ブライアンはバーテンダーになることを決めたわけではなく、昼間はビジネススクールに通いながら、夜はバーで働くという生活をスタートさせた。

カクテルの感想

アメリカの青春映画的ではあるものの、トム・クルーズが魅力的で、ファンならずとも痺れるのではないでしょうか。ブライアン・ブラウンとコンビを組んでのバーテンダーのショーは見応えがあって楽しめます。悲しみと困難を乗り越えての希望で終わるので、観たあとに「よし、頑張ろう」と思える映画でした。もちろん感動も与えてくれます。キャッチフレーズがまた恰好よく、おすすめ映画です。
この映画は最初から最後までトム・クルーズの恰好よさに思う存分、酔いしれる作品だと思う。少し荒っぽいストーリーだったけれど、海辺のビーチでのトムの姿やバーテンダーの姿、甘いマスクとカクテル捌きはやはり素敵!
ラジー賞を受賞していて、トム・クルーズも最低だと言っているという噂を当時は聞いたが、バーテンダー志望の私にはとても恰好よく感じられた。そんなにギッシリ中身は詰まっていないけれど、トムが恰好よければいいのではないか。ストーリーが破綻しているわけではなく、師匠は鬼のようにカッコイイし、レッドアイが美味しそうだった。

5位 アウトサイダー

公開年 1983年8月27日
上映時間 91分
配給 東宝東和
監督 フランシス・フォード・コッポラ
メインキャスト C・トーマス・ハウエル (ポニーボーイ・カーティス)
マット・ディロン (ダラス)
ラルフ・マッチオ (ジョニー)
パトリック・スウェイジ (ダレル(ダリー)・カーティス)
ロブ・ロウ (ソーダポップ・カーティス)

1983年の春に公開された映画「アウトサイダー」に主人公の兄役のスティーヴとして、いわゆる脇役のひとりで出演しました。

役作りでは、役のイメージのために歯並びをわざと変えたそうです。

この映画を機に“YAスター”となり、「アウトサイダー」は日本でもこの年最も支持された作品となりました。

アウトサイダーのあらすじ

舞台はオクラホマ州タルサ。14歳のポニーボーイが住むこの町は、貧民“グリース”たちが住むイースト・サイドと、富裕層“ソッシュ”たちが住むウェスト・サイドに分かれ敵対していた。ある日、ポニーボーイはグリースのリーダーであるダラスと、親友ジョニーと共にドライブインシアターへ出かけ、ソッシュの女の子チェリーと出会う。そこで出会ってから彼女に想いを寄せるポニーボーイ。しかし、これをきっかけとしてソッシュたちと喧嘩沙汰となり、その対決の末、ポニーボーイとジョニーはついに相手のリーダーを刺してしまい…

アウトサイダーの感想

S.E.ヒントンの小説を基に、巨匠フランシス・フォード・コッポラが監督した青年の青春を織り交ぜたドラマで、今の映画界を支える個性派たちが出演している。C.トーマス・ハウエル演じる青年の日々を淡々と描いていた。あっと驚かせるような演出はないものの、ずっと心に残るような作品だった。コッポラの娘のソフィアが子役で出演しているそうだが、どの子か分からなかった。
原作の小説は読んでいた。マット・ディロンが好きだったので、映画もすごくよかった。友だちはトーマス・ハウエルが好きで、ダイアン・レインも素敵だった。高校生のとき、映画の世界に憧れて観て、大人になる過程でも何度か観て、今ももういちど観たいと思う。ラルフ・マッチオに、何とトム・クルーズにチャーリー・シーンと、やはりもう一回、観なくては。
青春ものの名作はフランシス・フォード・コッポラが監督している。スティービー・ワンダーが歌う『STAY GOLD』の主題歌もいい。男はやはり青春、アウトロー、荒っぽさが好きなのだ。熱くてまっすぐでキラキラしているこの感じが見ていて面白い。

 

まとめ

以上がトム・クルーズの人気作品ランキングでした!

ワルキューレのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろいろな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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