ロバート・デ・ニーロ|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「ジョーカー」のマレー・フランクリンとして数々のファンを魅了してきたロバート・デ・ニーロ。

その役に成りきるための努力を惜しまない努力家の一面や、ストイックな性格が多くの人に反響を呼んでいますよね!

今回はロバート・デ・ニーロの出演作品のランキングと共に、まずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

ロバート・デ・ニーロのプロフィール

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本名 Robert Anthony De Niro
生年月日 1943年8月17日
出身地 ニューヨーク(アメリカ)
経歴
身長 177cm
SNS

1943年の8月にニューヨークで誕生し、少年時代から役者に憧れ名門アクターズ・スタジオに通いました。1974年の「ゴッドファーザー PART II」ではアカデミー助演男優賞を受賞し、1980年の「レイジング・ブル」ではアカデミー主演男優賞するなど、様々な作品で活躍をされています。

このように俳優として引っ張りだこになっているロバート・デ・ニーロですが、ベイツ大学で博士号を取得するなど、俳優業だけでなく学業の方にも力を注いでいました。

現在ではアメリカ同時多発テロで受けた被害の復興のためにトライベッカ映画祭を主催するほか、トライベッカ・グリルやNOBU(松久信幸との共同)などのレストランを経営しています。

ここからはそんなロバート・デ・ニーロのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

ロバート・デ・ニーロの出演作品

数々の名作に出演しているロバート・デ・ニーロですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 ジョーカー

公開年 2019年10月4日
上映時間 122分
配給 ワーナー・ブラザース
監督 トッド・フィリップス
メインキャスト ホアキン・フェニックス (アーサー・フレック / ジョーカー)
ザジー・ビーツ (ソフィー・デュモンド)
フランセス・コンロイ (ペニー・フレック)
ブレット・カレン (トーマス・ウェイン)
ビル・キャンプ (ギャリティ刑事)

2019年の秋に公開された映画「ジョーカー」にマレー・フランクリンとして出演されており、人気トーク番組の司会者を演じられました。

ロバート・デ・ニーロいわく、マレー役は「キング・オブ・コメディ」で自身が演じたルパートを彷彿させるものでもあるとのこと。

「キング・オブ・コメディ」に影響を受けている本作にロバート・デ・ニーロが出演していることには、すでに豪華キャスト共演以上の意味があると言えるでしょう。

ジョーカーのあらすじ

恵まれない環境ながらも、自分なりにがんばって道化師として働いていたアーサー。いつも弱々しく自信なんかなかったのが、ある夜電車の中でふとしたアクシデントで男3人を殺してしまう。その瞬間にアーサーの中で自己肯定感が生まれ始め、初めて自分に自信がみなぎってくるのがわかるようになる。そんな中、大好きだった母の知られざる過去を知ってしまったアーサー。もう何を信じればいいのかわからずに自暴自棄になるなか、3人の男を殺したことが正しかったと賛同する街中の人々を見て自分は間違っていなかったと確信してしまう瞬間、ジョーカーは不動の存在となる。

ジョーカーの感想

人が壊れていく様を描いた切ない映画です。主人公がまるで泣いているかの表情で笑っているのがとても印象的でした。社会から必要とされなくなった者が必死に生きていくものの間違った方向にいってしまうのが悲しいです。

終盤にかけて、ただただ不安しかない描写がつづき、BGMもそれを見事に表現している。努力しても自己実現欲求が満たされず、それはついに他者への暴力と続いていく様は、おそらく誰でもそうなる可能性があるというメッセージをこの映画が示している。

DCコミックなバットマンの敵役として有名なジョーカーの誕生エピソードです。どのようにしてジョーカーという人間が生まれたか、どのようにして狂っていったが描かれています。「ジョーカー」のお話になるのでバットマンとの繋がりやバットマンの出演は特になく、ジョーカーの単体作品となります。全体的に雰囲気は暗く、人によっては劇中のジョーカーの心情や境遇に共感する部分等あり影響されて暗い雰囲気になってしまうかもしれません。ただ、ジョーカーというキャラクターに興味があり、あの有名なヴィランの誕生話を見たい方はおすすめします。

2位 アンタッチャブル

公開年 1987年10月3日
上映時間 119分
配給 パラマウント映画
監督 ブライアン・デ・パルマ
メインキャスト ケビン・コスナー (エリオット・ネス)
ショーン・コネリー (ジム・マローン)
アンディ・ガルシア (ジョージ・ストーン)
チャールズ・マーティン・スミス (オスカー・ウォレス)
ビリー・ドラゴ (フランク・ニッティ)

1987年の夏に公開された映画「アンタッチャブル」にアル・カポネとして出演されており、ギャングのボスとしてシカゴの町を牛耳っている人物を演じました。

ロバート・デ・ニーロは、画面に映らないにもかかわらず、「カポネは絹の下着をつけていた」と考え、なんと撮影中は絹の下着を着用するなど役作りを徹底していたそうです。

この映画は、捜査チームの主任捜査官だったエリオット・ネス の自伝を基にして作られており、自伝はテレビドラマ化されるなど大ヒットしました。

アンタッチャブルのあらすじ

禁酒法時代のシカゴを舞台に暗黒街の帝王アル・カポネを逮捕すべく合衆国財務省捜査官の活躍を描いた映画です。カポネは当時密造酒を作って大儲けをしていました。政府から任命を受け組織された捜査チームは、賄賂等で買収されないことから「アンタッチャブル」と名付けられます。チームのリーダー、エリオット・ネスは警察内部の妨害や嫌がらせを受けたりチームの捜査官が次々と殺されながらも諦めず、最後には脱税の罪でカポネを逮捕し刑務所に送り込ます。

アンタッチャブルの感想

街を支配してるギャングVS役人の話。名優揃い、そうそうたるメンバーで演出。ショーンコネリが撃たれたの悲しかった。階段で落ちていく赤ちゃんが助かってよかった。テンポのいい映画で面白い。内容が素晴らしいのに挿入歌が好みじゃなく、私的に残念ポイント。

若かりしケヴィン・コスナー主演の映画。本当にかっこ良かったです。有名な階段から乳母車が転がっていくのを助けるケヴィンの姿が忘れられません。ストーリーも対マフィアで割と手に汗握る展開で、ケヴィンのかっこ良さだけで魅せる作品ではないところがまた良いところだと思います。

一言で表すと”かっこいい映画”。禁酒法を取り締まる捜査官側、取り締まわれるマフィア側、どちらもかっこいいです。当時はそれほどと思いませんでしたが、豪華な俳優がそろって出演しています。個人的にはアンディ・ガルシアを鑑賞するための映画だと思っています。

3位 カジノ

公開年 1996年4月20日
上映時間 178分
配給 ユニバーサル/UIP
監督 マーティン・スコセッシ
メインキャスト シャロン・ストーン (ジンジャー・マッケンナ)
ジョー・ペシ (ニコラス・“ニッキー”・サントロ)
ジェームズ・ウッズ (レスター・ダイアモンド)
ドン・リックルズ (ビリー・シャーバート)
アラン・キング (アンディ・ストーン)

1995年の冬に公開された映画「カジノ」に主人公のサム・ロススティーン(通称エース)として出演されており、天才賭博師役を演じました。

こちらの作品は、まだマフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスを描いていて、大部分を事実・実話に基づいて作られています。

激突する野望、燃えるような情熱、そして底知れない人々の欲の絡み合いを描いた超大作となっています。

カジノのあらすじ

賭博の才能を認められてヴェガスのカジノの経営をまかされる事になったサム・ロススティーン。カジノの売り上げは伸びていき、裏についている組織への上納金もどんどん増加していく。素晴らしい女性のハスラー・ジンジャーと出会ったサムは彼女と結婚し、暮らしは順調のように見えた。だがサムの長年の盟友だったニッキーがヴェガスにやって来た事からサムの日々は急変しはじめる。暴力的であり、また破壊衝動の強いニッキーは次々とトラブルを引き起こし、それはカジノの経営にも大いに影響を及ぼしはじめていた。

カジノの感想

冒頭の車の爆破シーンは、一気にこの映画に引き込まれていきます。そして、デニーロとジョー・ペシの最強コンビの見ているだけで鳥肌ものの掛け合いは、長年映画界の第一線で活躍している人というのを納得させてくれました。
ロバート・デニーロ主演のラスベガスを舞台とした映画です。天才賭博師という役柄でとてもかっこよかったです。的中率も高くマフィアの信頼を得るほどの賭博師です。この映画はカジノを描いているのですが、華やかでラスベガスに一度行ってみたくなります。

アイリッシュマンに通ずる映画。お金に目がくらむ、強欲になることは本当に怖い。ワイフが本当に怖い女。社会勉強にはなったけど、それにしても過激で、感情的。愛だけでは生きていけないと分かりつつ、しかし愛が大切だなと考えさせられた。「愛することは信頼すること」これを私も日々忘れないようにしたい。

4位 アイリッシュマン

公開年 2019年11月7日
上映時間 210分
配給 Netflix
監督 マーティン・スコセッシ
メインキャスト アル・パチーノ (ジミー・ホッファ)
ジョー・ペシ (ラッセル・バファリーノ)
ハーヴェイ・カイテル (アンジェロ・ブルーノ)
ポール・ハーマン (ウィスパー・ディトゥリオ)
ドメニク・ランバルドッツィ (トニー・サレルノ)

2019年の秋に公開された映画「アイリッシュマン」に主人公のフランク・シーランとして出演されており、1950年代から80年代のアメリカの裏社会について回想する、マフィアのヒットマンを演じました。

本作ではなんと新型の撮影装置を使って撮影が行われ、ほんの数回のクリックで俳優陣を実年齢よりも数十歳も若返らせたそうです。

そんな驚きの技術も詰まった、超豪華俳優陣による、マフィアたちの50年にわたる歳月を描いた大作のギャング映画となっています。

アイリッシュマンのあらすじ

シーランはある日、積荷の横流しを地元のマフィアに行なった。だがすぐに発覚してしまい、会社から訴えられた。シーランは決して卸し先や共犯者の名を明かさず、組合の弁護士であるビル・バファリーノの手腕で無罪で、なおかつ地位保全まで勝ち取ってしまう。シーランは裁判後、ビルから従兄弟であるラッセル・バファリーノを紹介された。それは少し前にシーランのトラックの不調を直してくれた通りがかりの人物である。人当たりの良い紳士に見えるラッセルの正体はペンシルバニア州北東部を拠点とするイタリア系のマフィアの大物であったのだ。ラッセルに気に入られたシーランはみかじめ料の集金など彼の下で働き始めた。シーランはある一件から組織のヒットマンとして活動し始めた。先の大戦での経験を活かし、ラッセルに命じられるままに組織の邪魔者を葬っていく。

アイリッシュマンの感想

長いのに飽きずに観られたのは俳優陣の演技の賜物でしょうか。マーティン・スコセッシ監督の作品はろくに観ていないのですが、本当に短く感じました。ロバート・デニーロやアル・パチーノは観ているだけで画になり、さらに壮年から大老人まで極めて自然な役作りをしているのが素晴らしいです。労働組合の利権とマフィア、大統領戦やキューバ危機の裏での暗躍、イタリア系とアイルランド系の確執など、重厚な展開も二重丸でした。
超高級ワインを飲んだような感じの作品だった。良いものだと言われて飲んでみたら確かに良い気はするけど、どう良いのか理解できていないみたいで、飲み慣れたコンビニワインの『グッドフェローズ』のほうが美味しいかなあ。でも、理解できるようになりたいと思わせるくらいには楽しめた。メインの三人のキャラクターに既視感があったが、キャリアが長いとキャラの雰囲気が被るのも仕方ないか。
悲しい映画。戦後のアメリカの裏社会、本当に恐ろしく残酷な世界。この手のギャング映画(40s~70s)の終焉を見た気がした。上映時間が3時間半と長く、かつ最初は展開がスローなので何度も挫折しかけたが、3度目で漸く最後まで観ることができた。後半から面白くなってきてくる。ロバート・デニーロ、アルパチーノ、ジョーペシは本当にかっこよかった。見終わった後は何とも言えない重厚感が残り、見てよかった映画の一つ。長すぎるので、次またいつ観るかはわからないけど、いい映画でした。★4つ。ストーリーには関係ないけどバンカーズライト可愛かった。

5位 タクシードライバー

公開年 1976年9月18日
上映時間 114分
配給 コロムビア映画
Majestic Filmverleih
Rezo Films
監督 マーティン・スコセッシ
メインキャスト シビル・シェパード (ベッツィー)
ジョディ・フォスター (アイリス)
ハーヴェイ・カイテル (スポーツ)
ピーター・ボイル (ウィザード)
アルバート・ブルックス (トム)

1976年の冬に公開された映画「タクシードライバー」に主人公のトラヴィス・ビックルとして出演されており、戦争から帰ってきたものの深刻な不眠症を患い、街に対する不満と彼なりの正義感を表現する男を演じました。

ロバート・デ・ニーロは役柄になりきるため、タクシー免許を取得し、実際にタクシー運転手としてニューヨークの街を走ったそうです。

アメリカ社会の闇とその時代を生きていた人たちの孤独感や狂気を表現したこの作品は、第29回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞するなど高い評価を受けました。

タクシードライバーのあらすじ

ニューヨーク、とあるイエローキャブ会社に元海軍のベトナム帰還兵トラヴィスが面接にやって来る。彼は不眠症に悩まされていた。キャブにひたすら乗り、街を観察し続けるトラヴィス。呼ばれればどこへでも行き、客へのNGも一切ない。12時間働いても眠れず、その足でポルノ映画館へ行き、ひたすら時が過ぎるのを待っていた。ある日、ベッツィという女性に心を奪われるが、ポルノ映画に誘ったことで絶交されてしまう。やがて、銃を闇ルートから仕入れたトラヴィスは、ある計画を思いつく。

タクシードライバーの感想

ベトナム戦争で心を病んだ帰還兵が、自身の平穏を満たすために結果、荒廃した社会の世直しをする。現代の必殺仕事人を想像しました。しかし悪を倒す作品なのに爽快感よりも主人公から悲壮感や虚しさを感じてしまう。ロバートデニーロ。ジョディーフォスターの出世作として、この映画を観ただけで映画通な気になるのは、私だけではないと思う。
独りよがりな妄想を勝手に広げていく主人公に対し、見ているこちらは次第にどこからが彼の妄想でどこまでが現実なのか分からなくなります。でも時々こういう人いますよね。そこがこの映画の恐いところで、ごく普通にこういう独りよがりな人が存在すること。そして彼らが自分の考えのままに行動した後、我々はその理由も過程もおそらく理解できない。それはニュースを見ていると毎日のように感じる事です。この映画を見た後に感じるモヤモヤが笑い飛ばせない。いつまでも胸の奥にこびりつきます。
題名を聞くだけでバーナード・ハーマンのサックスが耳によみがえり、ロバート・デニーロが雨の中を運転するちょっとガサガサした質感の映像が目の奥に蘇る。鮮烈な印象を残すと同時に、胸がギュッと締め付けられる切なく苦しい思いを残す映画です。どうしてこんなにも悲しい気持ちになる映画なのに大好きなんだろう。

 

まとめ

以上がロバート・デ・ニーロの人気作品ランキングでした!

ジョーカーのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろんな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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