クエンティン・タランティーノ|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「レザボア・ドッグス」の監督として数々のファンを魅了してきたクエンティン・タランティーノ。

その映画に関しては徹底的なアナログ主義者と自身の映画ではCG演出を使わないことが多くの人に反響を呼んでいますよね!

今回はクエンティン・タランティーノの出演作品のランキングと共に、まずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

クエンティン・タランティーノのプロフィール

 

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本名 Quentin Jerome Tarantino
生年月日 1963年3月27日(57歳)
出身地 テネシー州ノックスビル(アメリカ合衆国)
経歴 ナーボン高校中退
身長 185cm
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1963年の3月にアメリカ・テネシーで誕生したクエンティン・タランティーノですが、1992年の「レザボア・ドッグス」で監督として見事デビューを果たし、アカデミー脚本賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞しており、作曲家であるエンニオ・モリコーネをオスカー初受賞に導いたとも話題になっています。

このように映画監督として引っ張りだこになっているクエンティン・タランティーノですが、自らシネフィルを名乗るほど、映画やアニメがとにかく好きで日本の映画やアニメについても非常に詳しく、俳優業だけでなく趣味の方にも力を注いでいました。

また、他にも幼少期からアメコミが好きで、特にスタン・リーとジャック・カービーが執筆していた初期のマーベルコミックを好んでいます。!

ここからはそんなクエンティン・タランティーノのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

クエンティン・タランティーノの出演作品

数々の名作に出演しているクエンティン・タランティーノですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 プラネット・テラー in グラインドハウス

公開年 2007年9月22日
上映時間 105分
配給 ブロードメディア・スタジオ
監督 ロバート・ロドリゲス
メインキャスト ローズ・マッゴーワン(チェリー・ダーリン)
フレディ・ロドリゲス(エル・レイ)
ジョシュ・ブローリン(ウィリアム・ブロック)
マーリー・シェルトン(ダコタ・マクグロウ・ブロック)
マイケル・ビーン(ヘイグ)

2007年の夏に公開された映画「プラネット・テラー in グラインドハウ)」に兵士(レイプ魔)として出演しています。

ストーリは超明快で、映像もわざと昔のフィルムっぽくしているので雰囲気がでています。

あえてB級映画に寄せられているからこその面白さで作中のタランティーノの扱いにも笑えます。

プラネット・テラー in グラインドハウスのあらすじ

テキサスにある田舎町にて、ある夜、J.T.(ジェフ・フェイヒー)の経営するバーベキュー・レストランに訪れたゴーゴーダンサーをしているチェリー・ダーリン(ローズ・マッゴーワン)は、解体屋で元恋人のレイ(フレディ・ロドリゲス)との再会を果たした。その頃、生物化学の科学者アビー(ナヴィーン・アンドリュース)と軍の部隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)の取り引きの最中に、生物兵器であるDC2(コードネーム「プロジェクト・テラー」)のガスが噴出してしまう。町中にDC2が蔓延し、感染者がゾンビになって人々を襲い始めた。チェリーはゾンビに右脚を喰われてしまうも、レイに助けの手によって、失った箇所にテーブルの脚をはめて、脱出することに成功したのだった。チェリーは右脚にマシンガンをはめ、事故を抹消しに来た兵士や感染者のゾンビたち相手に奮闘するのであった。

プラネット・テラー in グラインドハウスの感想

ポスターから想像できるとおりの内容でした。はじめの「マチェーテ」だけでテンションが上がる方はきっと満足できるだろう、最高に悪趣味なエンターテインメントです。兵士役でクエンティン・タランティーノが出演しているのですが、あまりにグロく、悪ノリし放題でした。もっともタランティーノは楽しそうに演じていましたが。

グロく、気持ち悪く、馬鹿馬鹿しくも痛快なB級映画ふうのB級映画としてなかなか楽しめた。ノイズや粗めの画質、細部の演出などからタランティーノのようなマニアックさを感じた。と思ったら、タランティーノ本人も出ていた。

片方の足が機関銃の女性が恰好よすぎる。脚フェチのための映画か? と思ってしまった。ザラザラした荒いフィルムのような質感の映像が昔の映画を彷彿とさせて何とも素敵である。ゾンビが出てくるのだが、あまり怖くなかった。

2位 スリープ・ウィズ・ミー

公開年 1994年9月23日
上映時間 86分
配給 ユナイテッド・アーティスツ
監督 ロリー・ケリー
メインキャスト メグ・ティリー(サラ)
エリック・ストルツ(ジョゼフ)
クレイグ・シェイファー(フランク)
トッド・フィールド(ドゥエイン)
パーカー・ポージー(アテナ)

1994年の秋に公開された映画「スリープ・ウィズ・ミー」に特別出演しています。

親友の男女3人が繰り広げる恋愛と友情をユーモアに描いたロマンチックコメディ映画です。

延々と続くタランティーノのオタクトークと幼馴染み3人のどうでもいい三角関係が描かれています。

スリープ・ウィズ・ミーのあらすじ

ニューメキシコの町を車で旅するジョゼフ(エリック・ストルツ)と恋人のサラ(メグ・ティリー)、それにフランク(クレイグ・シェーファー)の三人組は学生の頃からの親友だった。道中、ジョゼフはサラにむかって正式にプロポーズをする。挙式の前日、サラはフランクに、はじめジョゼフと一時的に別れたときに彼に心が傾いた事を話す。彼とキスして、「ほら、このまま友人でしょ」と言う。しかし、フランクの方はそう簡単にはいかなかった。仲間同士のポーカーの会で、ジョセフにフランクは際どい勝負を持ち掛けて激怒させてしまう。「なぜ結婚しないのか」と尋ねられると、フランクは、サラみたいな女に出会えないからだと言い放って、不意に彼女の唇を奪う。

スリープ・ウィズ・ミーの感想

メグ・ティリーが大好きです。本作は彼女が出ていることと、彼女を取り巻く男子二人、エリック・ストルツとクレイグ・シェイファーがまたもや恋敵になるとのことで、すごく楽しみにして鑑賞したのに、つまらなくてがっかりしました。たったひとつ観る価値があったのは、タランティーノがしゃにむに『トップガン』について語ったシーンでしょうか。

スコアは低いけれど、私は好きでした。フランクが特に好きです。映画は音楽などがお洒落でしたね。間に入るクレジットが心地好かったです。映画の本筋とは関係ありませんが、タランティーノが「脚本とは破壊なんだよ。ハリウッド映画でいちばん破壊的な脚本はなんだと思う?」と彼なりの見方を語るシーンが激熱でした。

メグ・ティリーが出ていて、タランティーノも出演しているというのに、鑑賞した記憶が全くありません。延々と続けられるタランティーノの熱いオタクトークと、幼馴染み三人による、わりとどうでもいい三角関係の話でした。

3位 サムバディ・トゥ・ラブ

公開年 1994年
上映時間 103分
配給 レガシーリリース
監督 アレクサンダー・ロックウェル
メインキャスト ロージー・ペレス(メルセデス)
ハーヴェイ・キーテル(ハリー・ハレルソン)
アンソニー・クイン(エミオ)
マイケル・デロレンツォ(エルネスト)
スティーブ・ブセミ(ミッキー)

1994年の春に公開された映画「サムバディ・トゥ・ラブ」にバーテンダーとして出演しています。

サムバディ・トゥ・ラブのあらすじ

メルセデス(ロージー・ペレズ)は場末のクラブ「ガールズ」で1曲1ドルで誰とでも踊る、しがない“タクシー・ダンサー”として働いていた。将来ハリウッドで女優になることを夢見ている。恋人のハリー(ハーヴェイ・カイテル)は、かつてTVのスターだったが現在は売れない俳優。芸能界で成功するか否かの鍵を握るのはマネージャーで、メルセデスにもハリーのマネージャーのジョージ(スタンリー・トゥッチ)が付くが、これがいい加減を絵に描いたような男で、おまけにセクハラの被害にまで遇ってしまう。ある日、店にメキシコ系の若者アーネスト(マイケル・デ・ロレンゾ)が訪れ、魅力的な彼女にひと目惚れしてしまう。

サムバディ・トゥ・ラブの感想

アレクサンダーロックウェルの映画って、騒がしいシーンでもどこか哀愁がある。それに加えて観終わったあとにはじんわりと温かくなる感じもする。こんなお姉さんと愚痴を話し合いたい。タランティーノはいつも通り、喋り倒していてクセが強い。この街もLAとは思えぬ物悲しくて淋しい佇まい。ブシェミの女装って、驚くほどきれいだよね。そういえばカビリアの夜、まだ観てなかった。夢を追う人が観て励まされるのか、そうでないのか。もしゲイバーにいたら、普通に人気が出そう。
手軽に済ませられる話ではない!アレクサンダーロックウェルの作品は現実に実際にブシェミの良さを1000パーセント出してくれる!!!採り上げるのはドラァグクイーン役!驚いたことにいう仕上げ度!いや、正真を超えている!!!主役はロージーペレス、ハーヴェイカイテル様も恋人役で出ておられます。また驚いたことに、我らがタランティーノ先生!!!少しばかりしか出てないくせにいつも通りどんどん喋ってる!!!インザスープ同じく、出てくるみんなが真剣に馬鹿で愛らしさにホロリとくる映画。この監督ホント好きだなぁ。スターを夢見る女と、女に惚れる男の話。

中学生の時、わたしも自分のことをメルセデスと名乗って男を振り回すんだ!と。奔放でチャーミングな主人公を意識してハーヴェイカイテルに恋し、出演してる映画を観漁っていました。かっこつけだけどみじめで、自尊心高いのに世帯には頭が上がらない、甘ったれの憎たらしいけど可憐で仕方がない中年ハーヴェイが、もーーー大好きヽ(;▽;)ノ!と言うのはサイドストーリーで、本筋の純愛には、心が熱くなった覚えがある。人を好きになるって、自分が自身でなくなっちゃうような。なんなんだこの感覚は?と、十代前半の子どもの頃の私の胸は揺さぶられました。

4位 ジョニー・デスティニー

公開年 1995年4月28日(アメリカ)
上映時間 102分
配給 Savoy Pictures
監督 ジャック・バラン
メインキャスト ディラン・マクダーモット(ジュリアン・ゴッダール)
ナンシー・トラヴィス(ルシール)
ジェームズ・レグロス(ハリー・ソロー)
ジェームズ・ベルーシ(トレト)
トレイシー・ウォルター(ジュリアンの父)

1995年の春に公開された映画「ジョニー・デスティニー」に主人公のジョニー・デスティニーとして出演されており、刑務所を脱獄して盗んだ金を回収し恋人と逃げる予定だった謎の男を演じられました。

少し非現実なものが出てくる話で、タランティーノが出ていることだけでも価値がある作品です。

製作総指揮をしてきたタランティーノが完全に役者としてだけ携わったファンタジーコメディ作品です。

ジョニー・デスティニーのあらすじ

銀行強盗の罪で服役中のジュリアンは脱獄しLAへと向かう。相棒から金を受け取り、恋人と国境を越えるだけだったのだが、そこへ「ジョニー」と名乗る謎の男が現れる。何故だか恋人も金も失ったジュリアンはそれらは全てジョニーの仕業だと思いめぐらすのだが……。クエンティン・タランティーノが完璧に役者としてだけ携わった、風変わりなのファンタジー・コメディ。

ジョニー・デスティニーの感想

高校生のとき、タランティーノ作品だ! と借りて痛い目を見た。タランティーノは話とはさほど関係なく、驚くほどの便乗商法である。映画に出てくる風景はドキュメンタリーみたいで、そこは良かった。考えてみると、顎の長いおじさんをどうしてありがたがっていたのか、自分でもよく分からない。
たまたま借りてみたのだが、タランティーノが出ているだけの映画だった。彼自身がマクガフィンで何だか面白いかもと思ったけれど、キャラクターにどうも愛着が湧かなかった。ただ、モーテルの部屋の名前が映画のタイトルで付けられているのは洒落ていた。
記念すべきタランティーノの初出演作だが、理解できず、意味不明だった。もう少しでタランティーノ・ワールドになるだろうに、その少しが足りず、ただの駄作になってしまった。あたかもタランティーノが主演のような扱いをされているけれど、そんなことはなく、彼は脇役である。タラ独特の下らない話もほとんどない。

5位 デスペラード

公開年 1995年12月16日
上映時間 106分
配給 コロンビア映画
監督 ロバート・ロドリゲス
メインキャスト アントニオ・バンデラス(エル・マリアッチ)
サルマ・ハエック(カロリーナ)
ジョアキム・デ・アルメイダ(ブチョ)
チーチ・マリン(バーテンダー)
スティーヴ・ブシェミ(ブシェミ)

1995年の夏に公開された映画「デスペラード」に集金人として出演しています。

全編に溢れるスタイリッシュな空気感と豪快なアクションを堪能する作品です。

集金人タランティーノの話が面白く、小話を劇中に挟んでくるのがいいと評判です。

デスペラードのあらすじ

黒いギターケースを肩に下げたマリアッチ(アントニオ・バンデラス)はメキシコ国境の町サンタ・セシリアに足を運んだ。彼の目的は悪名高いギャングのボスで麻薬王ブチョ(ジョアキム・デ・アルメイダ)の殺害である。ブチョ一味が極秘の取引場にしているバーに足を踏み入れたマリアッチはあらくれ者たちと壮絶な撃ち合いを演じ、麻薬の集金人(クエンティン・タランティーノ)も流れ弾が当たって死ぬ。マリアッチは素早くギターケースから銃を取り出し、あっという間に一味を片づけたのだった。店を後にした彼は、後をつけてきたギャングに気づかず腕を撃たれてしまうが、若き美女で書店の主のキャロリーナ(サルマ・ハエック)に介抱される。

デスペラードの感想

とにかくぶっ飛んでおり、突っ込みたいこともたくさんあったが、でも面白かった。復讐劇なのに、暗くなりすぎないのがよかったと思う。はじめの噂話のシーンと、その後の酒場の乱闘シーンが気に入った。デスペラード撃ちも見られたので満足した。
はじめのうちは前作と同じふうかなと思っていたが、いやいや、パワーアップしていた。音楽と銃撃戦がたまらない。視線を向けることなく背面撃ちをし、一癖あるロケットランチャーの撃ち方をし、チョイ役でタランティーノとかが出ていたりと、じつに見ごたえがあった。特にラスト15分ぐらいは最高だった。
アントニオ・バンデラスが好きな方は必見です。汗臭く、ほこり臭く、男臭いの三臭い作品でした。もし臭いが発せられるテレビがあったら鼻血が出るでしょう。些細なことは気にせず、派手なドンパチを楽しんでください。

 

まとめ

以上がクエンティン・タランティーノの人気作品ランキングでした!

プラネット・テラー in グラインドハウスのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろいろな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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