ペネロペ・クルス|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「ペイン・アンド・グローリー」のジャシンタ・マロとして数々のファンを魅了してきたペネロペ・クルス

年齢を感じさせないその美しい美貌とストイックな性格が多くの人に反響を呼んでいますよね!

今回はペネロペ・クルスの出演作品のランキングと共にまずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

ペネロペ・クルスのプロフィール

 

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本名 Penélope Cruz Sánchez
生年月日 1974年4月28日
出身地 スペイン
マドリード州アルコベンダス
経歴
身長 168cm
SNS ツイッター
インスタグラム

1974年の4月にスペイン・マドリードで誕生されたペネロペ・クルスですが、

1991年にフランスのテレビシリーズに出演後、1992年にスペイン映画「ハモンハモン」でシルビア役として見事映画デビューを果たし、「それでも恋するバルセロナ」ではアカデミー賞 助演女優賞を受賞し、「ボルベール<帰郷>」ではカンヌ国際映画祭 女優賞を獲得したりと様々な作品で活躍をされています。

このように女優として引っ張りだこになっているペネロペ・クルスですが、国立芸術院を卒業しており、俳優業だけでなく学業の方にも力を注いでいました。

ペネロペ・クルスは、スペイン語、英語の他にイタリア語、フランス語が堪能なマルチリンガル。その語学力を生かして、ハリウッド映画はもちろん、イタリア映画「赤いアモーレ」やフランス映画「花咲ける騎士道」にも出演しています。

ペネロペ自身も大好きで長年愛用してきたというブランド、シャネルのアンバサダーに選ばれたことも。2019年の秋冬のショーではランウェイデビューも果たし、当時44歳とは思えない可愛らしい姿を披露しました。

また、インドの少女たちを救うサベラ基金を支援し、他の著名人とともに、カルカッタのホームレスや結核の少女たちに学校や家、クリニックを建設したりと慈善活動などにも積極的に取り組んでいます!

ここからはそんなペネロペ・クルスのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

ペネロペ・クルスの出演作品

数々の名作に出演しているペネロペ・クルスですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 ペイン・アンド・グローリー

公開年 2020年6月19日
上映時間 113分
配給 キノフィルムズ
監督 ペドロ・アルモドバル
メインキャスト アントニオ・バンデラス (サルバドール・マロ)
アシエル・エチェアンディア
レオナルド・スバラグリア
ノラ・ナバス
フリエタ・セラーノ

2020年の夏に公開された映画「ペイン・アンド・グローリー」に主人公の幼少期時代の母親 ジャシンタ・マロとして出演されており、スペインの日差しの下で献身的に息子を育て、家族を明るく支える母親役を演じられました。

ジャシンタ役は、スペインの家族にとって最悪な時期である1960年代初頭を生きた女性で、当時は、子どもたちと洞窟のような住まいに暮らすという悲劇的な時代。そんな中、たくましく懸命に生きた女性を力強く演じたペネロペ・クルスは、抜群の安定感のある演技で、映画に存在感を与え見る人を魅了しました。

「ペイン・アンド・グローリー」の評判は高く、2019年のカンヌ国際映画祭でのワールドプレミアで喝采を浴びて、アントニオ・バンデラスが主演男優賞に輝いて以来、本年度の賞レースの一角に鮮やかな足跡を残し続ける話題作です。また、アカデミー賞でも、国際長編映画賞と主演男優賞の2部門にノミネートされました。

ペイン・アンド・グローリーのあらすじ

世界的な映画監督であったサルバドール(アントニオ・バンデラス)は、近年脊椎の痛みが酷く創作意欲が湧かない。すっかり生きがいを見出せなず、心身ともに疲れ果ててしまった彼は、隠居生活に近い毎日の中で自身の生い立ちを振り返っていた。子供時代の母親の記憶、その頃引っ越して来たバレンシアでの体験、マドリッドに映ってからの淡い恋と失恋。それらが彼の胸に残した痛みは、今もなお消え失せていない。そんなとき、長らく忘れられていた32年前に撮影された作品を上映したいという依頼が届く。この出来事が、塞ぎ込んでいたサルバドールの心に再び生きる力が蘇っていく。

ペイン・アンド・グローリーの感想

作中の引退同様の主人公とは違い、本業の監督とは別に、製作も行うペドロ・アルモドバルは今も精力的に活動している。自身の分身を、映画の世界で台頭しはじめた初期のころ起用していたアントニオ・バンデラスが演じていることに大きな意義があるだろう。サルバドールの住まいの調度品は、アルモドバル監督が実際に所有しているものを用いたらしい。
色彩がとても豊かですね。サルバドール・マロの部屋の装飾やインテリアも素晴らしいです。川での洗濯シーンや、幼いころに住んでいたバレンシアの村の洞窟など、撮影された場所に行ってみたいと思いました。鑑賞後、マドリッドの気持ちいい風が心に吹いた気がします。
メインのビジュアルと概略が上手く噛み合わず、気になっていたのですが、鑑賞してスッキリしました。主人公の憂い顔とスペインらしい爽やかな色彩の対比が何とも美しかったです。どんな重い話だろうとちょっと構えていたのが嘘のように、過去に栄光を獲得したあとの人生と、さまざまな痛みが絶妙に描かれていました。

2位 オリエント急行殺人事件

公開年 2017年12月8日
上映時間 114分
配給 20世紀フォックス
監督 ケネス・ブラナー
メインキャスト ケネス・ブラナー (エルキュール・ポアロ)
ウィレム・デフォー (ゲアハルト・ハードマン)
ジュディ・デンチ (ドラゴミロフ公爵夫人)
ジョニー・デップ (エドワード・ラチェット)
ジョシュ・ギャッド (ヘクター・マックイーン)

2017年の冬に公開された映画「オリエント急行殺人事件」に宣教師のピラール・エストラバドスとして出演されており、乳母の経験があり、常に宗教的観点から発言し、主人公ポアロの尋問にも信仰心を忘れない宣教師を演じられました。

この映画に登場する列車のセットは、細かいところまで見事な作りで、ケーキに至るまですべてが完璧で美しかったらしく、ペネロペも触れるのをためらうほどの出来だったそうです。しかし、小さなセットに大勢が詰め込まれて撮影していたことで、ペネロペは、閉所恐怖症になりかけたのだとか。

アガサ・クリスティの不朽の名作小説『オリエント急行の殺人』をジョニー・デップらハリウッドの豪華俳優陣を起用し映画化した作品で、これまで何度か映像化されていますが、この作品では、映画の内容はもちろん”豪華スターの共演”という宣伝も話題となり全世界で大ヒットとなりました。

オリエント急行殺人事件のあらすじ

“名探偵ポアロ(ケネス・ブラナー)は、トルコ発フランス行きのオリエント急行に乗っていた。くつろぐ彼にアメリカ人の富豪、ラチェット(ジョニー・デップ)が話しかけてくる。彼は何者かに脅迫を受けているといい、ポアロに警護を依頼するが、ポアロはそれをにべもなく断る。
その日の夜遅く、彼らの乗るオリエント急行は、脱線事故を起こし、山合いの高架橋の上で立ち往生してしまう。混乱する車内で、ラチェットが刺殺された状態で発見された。ポアロは鉄道会社からの依頼で捜査を開始。密室殺人の謎に挑む。容疑者は、乗り合わせた13人。共通点のない彼らの中に、果たして犯人はいるのだろうか….。”

オリエント急行殺人事件の感想

名優ケネス・ブラナーにとって、こんなにも遣り甲斐のある題材はそうはないだろう。ブラナーが名探偵エルキュール・ポアロを演じ、自身が監督もし、キャストも見事にそろった。優雅な映像に加えて意外なポアロのアクションで創意を凝らし、極上の娯楽推理劇に仕上がっている。
予備知識がないので、かえって純粋に楽しめた。突っ込みどころは多いが、ポアロと一緒に推理する面白さがある。ケネス・ブラナーの落ちついた演技はさすがで、ジョニー・デップを贅沢に使い、脇役も素晴らしい。カメラワークはアングルがよく考えられていた。
本作のポアロはなかなか好みに合う。すでに観客がオチを知っていることを前提にして構成されていたように思うけれど、結末が有名なため、それもありだろう。面白い映画にするという意気込みが感じられ、映像、美術、俳優、演出などの全てに力が入っており、素晴らしかった。

3位 マノレテ 情熱のマタドール

公開年 2008年8月28日
上映時間 92分
配給 G2 Pictures
監督 Menno Meyjes
メインキャスト Adrien Brody (Manuel Laureano Rodríguez Sánchez, a.k.a. “Manolete”)
Santiago Segura (Guillermo)
Ann Mitchell (Doña Angustias)
Josep Linuesa (Enrique de Ahumada)
Juan Echanove (Pepe Cámara)

2008年に公開された映画「マノレテ 情熱のマタドール」にヒロインのアントニア・“ルペ”・シノとして出演されており、主人公マノレテが愛した女性役を演じられました。

この映画は、500回を超える競技で1590頭の闘牛と対戦し、その技で自らの芸術を頂点まで極めスペイン闘牛界の英雄として永遠に語り継がれることとなった実在のマタドール、マヌエル・ロドリゲス・サンチェスの物語です。

情熱的で妖艶なルペは、美しく演技力に定評のあるペネロペだからこそ演じられる役。彼女にピッタリですね♪

ちなみに、マノレテとは個人名ではなく、牛の攻撃をかわす闘牛の技のことなんだそうです。

 

マノレテ 情熱のマタドールのあらすじ

1990年ミネソタ州、ブルース・ケナー刑事は虐待事件の捜査に当たっていた。加害者はジョン・グレイは娘アンジェラを虐待した事で告発された。グレイ本人も虐待をしたと認めているが、詳細は全く記憶がないという奇妙な事件だった。ケネス・レインズ教授の協力の元、捜査チームが組まれグレイに記憶回復療法での治療が行われたところ、この奇妙な事件にジョージ・ネスビット刑事が関与している可能性が出てきた。捜査チームはジョージ・ネスビット刑事を徹底的に調べたが、確たる証拠は全く出てこなかった。その後、捜査チームはアンジェラの証言から悪魔崇拝するカルト団体が事件に関係しているのではないかと疑いを向け始める。

マノレテ 情熱のマタドールの感想

この愛し方は何というか答えようがないですね。久々の映画は、私をスペシャルな世界にいざなってくれます。二ヶ月間、ずっと、集中して働いていました。結果はまあまあでも、成果はあって、次へ繋げていく事になります。この世で、泥くさく“生きてる〜”そのような感じです。
スペインの英雄マタドールについての実話で、現在もなお語り継がれている。デビューは19歳、そして30歳の若さでこの世を去ってしまうという伝説のお話。天才はいつもそうだなと感じるけど、この天才闘牛士は本当は臆病でとても純粋。女性に惚れてしまい破滅してしまうが、彼を破滅させるほどの女性をペネロペクルスが好演。彼女しかこの役を演じられる人間はいないでしょう。エイドリアン・ブロディのあの儚い瞳と少年みたいな雰囲気、素晴らしかった。”
エイドリアン・ブロディとペネロペによる競演ですが、ブロディが実際に闘牛士をやれるはずもなく、スタントマンがつとめており、彼女のアップとスタントマンとでシーンが構成されているため迫力が感じられない。ブロディは、「戦場のピアニスト」で有名になったのでデリケートな役の印象が強く闘牛士という感じがしなかった。ハリウッドスターの競演にも関わらず未公開である理由がよくわかる作品だった。

4位 NINE

公開年 2010年3月19日
上映時間 110分
配給 角川映画
松竹
監督 ロブ・マーシャル
メインキャスト ダニエル・デイ=ルイス (グイド・コンティニ)
マリオン・コティヤール (ルイザ)
ニコール・キッドマン (クラウディア)
ケイト・ハドソン (ステファニー)
ファーギー (サラギーナ )

2010年の春に公開された映画「NINE」に映画監督グイドの愛人 カルラ として出演されており、トラブルメーカーのセクシー美女を演じられました。

ペネロペ・クルス演じるカルラは、夫がいながらも主人公グイドとの愛人関係を続け情熱的な恋愛を繰り広げる魅力的な役。映画の中で彼女が身に着けるお目立ち色のレッドを中心とした華やかなファッションは、世の女性たちに注目されました。

ブロードウェイミュージカルを映画化した『NINE』は、共演者はニコール・キッドマン、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレン、ケイト・ハドソンと豪華絢爛!ペネロペはこの作品で、アカデミー助演女優賞にノミネートされました。

NINEのあらすじ

1964年、イタリアで、世界的映画監督として知られていたグイド・コンティーニは、新作の撮影に取り掛かろうとしていた。ところが、クランクイン目前でありながら、なかなか構想がまとめられない。彼の心の支えは妻ルイザだったが、グイドにはカルラという愛人がいるだけでなく、主演女優のクローディアなど、常に女性の影があった。そのうち、グイドはカルラに見放され、映画へのプレッシャーに押しつぶされるなか、女性たちとの関係にも徐々に追い詰められていき、いつしか自分の幻想の中の世界へと沈んでいくのだった。

NINEの感想

結局、何が言いたかったのかわかりません。それで???っとなりました。艶があることはわかったけど、誰と誰か区別ができませんでした(無知すぎ)ずっとわかりませんでした。
美女だらけのハーレム映画。映画監督の葛藤。主人公のグイドはすごくモテたけど、私には彼の良さが全く理解出ない。下半身がだらしない男と感じるだけ。母など、女に頼ったり、女々しかったりする人がタイプの女性にはモテるのかな?男性にはこんな一面があるのかしら?物語にはほとんどハマらなかったけど、美女達の歌唱シーンは妖艶で素晴らしかったし、衣装もヘアメイクも良かった。でも、こんな人とは結婚したくない、絶対。なぜ”NINE”なのか、ずっとわかりませんでした。
グイドははじめての作品がヒットしたけど、その後の作品はいまいちな映画監督。彼は新作を制作中と周囲を騙して逃亡している。そんな監督の妄想をミュージカルで表現したのがこの映画。おもしろいところは、ミュージカルは皆を巻き込んで街じゅうで歌ったりするけど、これはグイドの妄想だから、閉鎖的なミュージカルなところが新鮮。最後のシーンはすごくお気に入り。

5位 エレジー

公開年 2009年1月24日
上映時間 112分
配給 ムービーアイ
監督 イザベル・コイシェ
メインキャスト ベン・キングズレー (デイヴィッド・ケペシュ)
デニス・ホッパー (ジョージ・オハーン)
パトリシア・クラークソン (キャロライン)
ピーター・サースガード (ケニー・ケペシュ医師)
デボラ・ハリー (エイミー・オハーン)

2009年の冬に公開された映画「エレジー」にヒロインのコンスエラ・カスティーリョとして出演されており、若く美しいキューバ移民の女子学生の役を演じられました。

ペネロペ・クルスとベン・キングスレーが年の差カップルを演じ、年の離れた男女の揺れる関係を通して、老いや孤独、そして愛の本質といったテーマに迫ったロマンティックな大人の映画となっています。

 

エレジーのあらすじ

大学生のコンスエラ・カスティーリョは厳格なキューバ移民の両親のもとで育てられた。一方、大学教授であるデヴィッド・ケペシュは、恋愛を自由に謳歌する傍ら、マスコミに取り上げられる有名人でもある。そんなコンスエラとデヴィッドは、大学での講義を通じて出会い、一夜限りの関係としてベッドを共にする。しかし、コンスエラの肉体の完璧なまでの美しさに魅了されたデヴィッドと、彼の大人の男としての魅力に目覚めたコンスエラの関係は、その夜だけでは終わらなかった。コンスエラの過去の男関係を耳にしたデヴィッドは、自らも女性経験豊富であるにもかかわらず、嫉妬心を抱くのだった。一方コンスエラは、デヴィッドとの関係が一時的なものであると理解してはいるものの、彼に抱かれる喜びから離れられない。

エレジーの感想

フィリップ・ロスの「死にゆく獣」のように感動的なである理由は、ペネロペ・クルスの並外れたパフォーマンスです。 ベン・キングズレーも素晴らしいですが、私たちは彼がいろんな演技を簡単にやってのけるというのを知っています。 「ガンディー」から「セクシービースト」まで、ペネロペクルスはまったく別の話です。 「Volver」から「VickyCristinaBarcelona」、「Elegy」まで、次々と彼女を彼女の世代の最高の女優の1人に変えました。 彼女はキャラクターの魅力を伝えそのインパクトで完全に忘れられないものにします。 彼女のパフォーマンスだけでも「エレジー」は必見です。
クラークソン、ホッパー、サースガードによる大人向けの妥協のない映画。 この映画について私が感銘を受けたのは、それが遅く、暗く、ほとんど瞑想的であることをあえてしていることです。 ロスの短編小説にはあまり筋書きがないので、それを画面に適応させることは、多くのリスクを伴います。 しかし、監督と脚本家は、作品の物語要素の美徳を作ります。 表情、視線などの勉強には時間がかかります。 今年も半分くらいいい映画が見られたら嬉しいです。
教授は生徒の一人と浮気を始めます。それについて偏見を持つ人がいるかもしれません。こういった事柄についてではなく、このような種類の映画についてです。
しかしこの作品は感動的な話です。教授は本物の愛の中で彼自身の行動についておかしいと思いながらも克服します。馬鹿げているとみなされる愛であっても。
CruzとKingsleyはご想像のとおり素晴らしいですが、最高のパフォーマンスはDennisHopperによるものです。 ある程度気がかりなところはありますが、この映画は明らかに老化を感情的な問題として真剣に受け止めています。

 

まとめ

以上がペネロペ・クルスの人気作品ランキングでした!

ペイン・アンド・グローリーのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろんな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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