マッツ・ミケルセン|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「プラハ」のクリストファーとして数々のファンを魅了してきたマッツ・ミケルセン。

妖艶な雰囲気や幅広い役柄を演じることのできる演技力に、多くの人が目を離せなくなっています! 

今回はマッツ・ミケルセンの出演作品のランキングと共に、まずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

マッツ・ミケルセンのプロフィール

 

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🇫🇷 #ThrowbackThursday: No Cannes this year. But here is a red carpet flashback from 2016! #TheOfficialMads

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本名 Mads Dittman Mikkelsen
生年月日 1965年11月22日
出身地 コペンハーゲン(デンマーク)
経歴 オーフスの国立演劇学校卒業
身長 183cm
SNS ツイッター
インスタグラム

1965年の11月にコペンハーゲンで誕生し、体操選手やプロダンサーとして活躍していました。1996年の「プッシャー」で俳優デビューを果たし、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたり、『偽りなき者』では演技が高く評価されてカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞したり、様々な作品で活躍されています。

日本でも熱狂的なファンが多いマッツ・ミケルソン。しかし、インタビューで自身の演じた食人鬼について質問された際、「自分も人肉を食べているから(この役に)選ばれた」と冗談を飛ばすような、お茶目な一面もあるようです。

とてもアクティブな人物で、趣味にスポーツをすることを挙げています。なかでも特に好きな種目は、テニスやハンドボール、バスケットと球技全般が多いようです。レジャーとして楽しんで体を動かすのは大好きなマッツですが、「役作りの為にするトレーニングはつまらない」ともコメントしています。また、1987年から交際している女性と現在も関係を続けている、愛妻家でもあります!

ここからはそんなマッツ・ミケルセンのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

マッツ・ミケルセンの出演作品

数々の名作に出演しているマッツ・ミケルセンですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 プラハ

公開年 2006年11月3日
上映時間 92分
配給 Nordisk Film
監督 オーレ・クリスチャン・マセン
メインキャスト スティーネ・スティーンゲーゼ (Maja)
Bořivoj Navrátil (the lawyer)
Jana Plodková (Alena)
ジョセフ・バイナル (Doctor)

2006年の11月に公開された映画「プラハ」に主役のクリストファーとして出演されており、家族に対して不器用な夫を演じられました。

幼い頃に自分を捨てた父、美しい妻、父の元恋人を名乗る謎の弁護士、それぞれの人物との微妙なバランスの中で、主人公クリストファーの物語が進んでいきます。

悩み苦しむクリストファーに、観る人の立場や状況によって色が変わるような大人な作品です。

 

プラハのあらすじ

「23、24、26、あれっ25号室がないぞ」と夫クリストファー(マッツ・ミケルセン)。「いま私が立っているところがそうよ」とやや苛つきながら答える妻マヤ。これは、失踪していた父親の訃報を受けてプラハへと向かう列車での会話。不穏なはじまりである。車内向かい合う座席でも、妻は相手がそこにいないかのように振る舞う。眠る妻を無言で見つめる夫。長年連絡がつかなくなっていた父親。向かう先プラハには知り合いもおらず、彼一人で済ませてもよい旅のはずだった。実は彼にはある思惑があった。この旅の間に、妻の浮気の疑惑を明確にさせようという・・・。

プラハの感想

若マッツを堪能できたのは嬉しい。話は奥さんの人間性がひどすぎてイラッとした。終わった後にモヤモヤが残る。ずれていく二人を元に戻すことができない虚しさが辛い。でもマッツの、いろいろなことがままならない演技はとても良かった。

夫のクリストファーを演じるマッツの暗い色味のスーツ姿がスタイルの良さを引き立てていて、奥さんの赤いドレスや青いコートと相まって見ているだけで素敵でした。見た目は恰好いいのに、何かを落として奥さんに拾われていたり、ドアが開かないせいで窓から入らされたり、コーヒーを頼んだのにビールがきたりと残念なクリストファーは一体なんだろう?

2006年のツヤツヤしたマッツが見られます。デンマーク映画で、複雑な物語でした。あれ、この映画はもしかするとコメディ? 今のは高度なギャグなの? と思うような場面がけっこう出てくるので、これは笑うところかどうか、悩みつつ観ていました。 マッツがクズとの感想がわりと多かったけれど、確かに良い夫ではないかもしれませんが、それでも愛しさを感じるのは演じているのがマッツだから? マッツの傷ついた表情はエロくていいですよね。本国作品に出ているときのマッツは色のせいか、仕立てのせいか、大体スーツが似合っていないのが不思議です。 一方、奥さんの着ていたブルーのコートが素敵でした。合わせる服に悩みそうと思ったけど、ブルーのなかから少し見える真っ赤なワンピースも良かったな。

2位 ブリーダー

公開年 2016年8月6日
上映時間 97分
配給 ギャガ
監督 ニコラス・ウィンディング・レフン
メインキャスト キム・ボドゥニア (レオ)
リッケ・ルイーズ・アンデルソン (ルイーズ)
ズラッコ・ブリッチ (キッチョ)
リブ・コーフィックセン (リー)
Marko Zecewic (マルコ)

2016年に公開された映画「ブリーダー」に主人公レオの友人であるレニーとして出演されており、ビデオショップで働く内気な映画マニアの役を演じました。

不器用に生きる男性たちの姿にハラハラすると同時に、映画マニアのレニーが名作映画について語るシーンが多くあるため、映画好きにはたまらない作品です。

 

ブリーダーのあらすじ

「ドライヴ」で知られるデンマークの俊才ニコラス・ウィンディング・レフン監督が、デビュー作「プッシャー」に次いで手がけたバイオレンスドラマ。コペンハーゲンのはずれで暮らす、不良のレオは妻に妊娠したことを告げられるが、父親になることへの不安からストレスを募らせていく。レオの友人、ビデオショップで働く内気な映画マニアのレニーは、デリカショップで働いているレアを映画に誘い成功するが、そのデートの直前に怖気づいてしまう。その一方、レオの義兄であるルイスは、妊娠を知り喜ぶ妻に対して暴力的になったレオを不信に思い、より一層の暴力でレオのことを追いつめていく。レニー役には「プッシャー」や「ヴァルハラ・ライジング」など、レフンの監督作に数多く出演するマッツ・ミケルセン。

ブリーダーの感想

好きな映画は? の問いに『悪魔のいけにえ』と素敵な回答をしてくれるデンマークの至宝マッツが拝める作品。静と動を上手く見せており、赤の使い方もいい。レニーはビデオ店で働く映画オタクで、デリで働くレアに思いを寄せているが、デートに誘えず、やっと誘ってもすっぽかしてしまうヘタレである。レオ、ルイ、キッチョとレニーの四人のダメ男たちは毎週木曜日に一緒に映画を観る仲間だ。恋人が妊娠して不安なレオはついに耐えきれなくなり、事件が起きる。残念なマッツはやはり尊い。最後のスポットライトだけはよく分からなかったのだが、あれはギャグだったのだろうか。

どうしようもない男たち、とは言っても主に2人だが……の女性との下手なかかわりが繰り広げられる。赤ん坊ができたことで男は転落していく。だいたい彼女も見る目がないし、自己中のダメな女だったりする。彼女の兄の復讐がまさにbleeder。いろんな意味でひどいと思う。「母に捧ぐ」。私がもしレフンの母だったら、こんなの捧げられても困る!と言うだろう。

映画が好きでたまらない主人公が愛おしい。ビデオレンタル屋で誰も聞くことのない蘊蓄をしゃべり、夜更けに友人とB 級映画を見て、食べる間も惜しんで本を読みあさり、どんな話題を話そうか考えても映画のことしか出てこない。ここまで極端な人間は映画でもそんなにお目にかかれないだろう。現実と向き合えない男たちが中心になっている。人生の大事な局面でどう生きるのか、小さい作品に見えて意外と普遍的なことを問いかけてくる。

3位 ウィルバーの事情

公開年 2002年11月8日
上映時間 108分
配給 不明
監督 ロネ・シェルフィグ
メインキャスト エイドリアン・ローリンズ (ハーバー)
シャーリー・ヘンダーソン (アリス)
ジェイミー・サイヴス (ウィルバー)
ジュリア・デイヴィス (モイラ)
リサ・マッキンレイ (メアリー)

2002年の11月に公開された映画「ウィルバーの事情」に精神科医のホーストとして出演されており、茫洋とした雰囲気な役柄を演じられました。

少ない登場シーンではあるものの、けだるげだがどこか優しいホーストと、ウィルバーとの友情が感じられます。

ラストシーンまで目が離せない、悲しくも暖かい作品の一つとなっています。

 

ウィルバーの事情のあらすじ

ウィルバーは薬を飲んでガス自殺をしようとするが、それを知った兄のハーバーに助けられる。ウィルバーはもとから自殺願望が強く、これまで何度も自殺未遂をしているのだった。彼ら兄弟の両親は古本屋を経営していたが、母親は彼らが幼い頃に亡くなり、父親も最近亡くなったばかりだった。ウィルバーは精神が不安定なため、兄のハーバーが両親の古本屋を継いだ。その古本屋にアリスというシングルマザーがよく本を売りに訪れていた。アリスは病院で清掃員をしていたが、そこで本を見つけると、ハーバーたちの古本屋に売りにくるのだった。彼女は売れたお金を、いざという時の為に蓄えをしてるのだった。ある日、本を売りにきたアリスは、ウィルバーが店の奥で首を吊ろうとしているのを見つけ、彼を助けた。

ウィルバーの事情の感想

脚本はアナス・トマス・イェンセンだ。母親の死のトラウマから、ウィルバーは自殺未遂を繰り返している。父から継いだ古書店を営む兄のもとで生活していたが、ある日、首つり自殺をしようとしていたところを、店の客のシングルマザーのアリスに救われる。この展開だとウィルバーとアリスに恋愛がフラグ立ちそうだが、そうはならない。ウィルバーのアドバイスにより、兄とアリスは見事に結ばれるのだ。不思議な空気感の映画だった。
ラストだけは「えーっ!」と思いましたが、それ以外はとても好きな作品です。ひたすらダルそうだけど、どこか優しさの感じられる精神科医マッツが最高でした。マッツ・ミケルセンの役のなかでいちばん好きかもしれません。

幸せになるイタリア語講座のロネ・シェルフィグ監督作品です。デンマーク語でもなければドグマ95映画でもありません。マッツが出ているから観ました。北欧の至宝はやっぱり素敵です。精神科医の役もよく似合っていました。

4位 ドクター・ストレンジ

公開年 2017年1月27日
上映時間 115分
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
監督 スコット・デリクソン
メインキャスト ベネディクト・カンバーバッチ (スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ)
キウェテル・イジョフォー (モルド)
レイチェル・マクアダムス (クリスティーン・パーマー)
ベネディクト・ウォン (ウォン)
マイケル・スタールバーグ (ニコデマス・ウエスト)

2017年の冬に公開された映画「ドクターストレンジ」に悪役のカエシリウスとして出演されており、ドクターストレンジの最強の敵を演じました。

インタビューでは、子供のころにやりたかった決闘を実際にできたので、大変だったがとても楽しかったとコメントしています。

闇の魔術に魅せられて世界を破滅させようと目論み、悪の権化と化す冷徹なカエシリウスに、強く引きこまれる作品となっています。

ドクターストレンジのあらすじ

傲慢な天才外科医スティーヴン・ストレンジは、不慮の事故で両手の機能を奪われ、職も何もかもを失った。絶望の果てに、彼は人知を超えた魔術の力にすがる。自分の手を治すため、スティーヴンは魔術の修行に励む。しかし、次第に巨大な敵との戦いに巻き込まれることになる。あくまでも医師であることを自負する彼は、人の命を救うことにプライドがある。ゆえに、敵であっても人類を傷つけることができない。葛藤に苛まれる彼は、世界を守ることができるのか。

ドクター・ストレンジの感想

今までのマーベルコミックの世界とは違って腕力に依存しない、少しコアな題材のせいか、テイストが異なります。精神世界を映像化したりと面白かったです。都市が歪み、空間に吸い込まれる多次元の映像や、時空を超えた特撮アクションは見ごたえがありました。魔術を操る異色のヒーローものですが、主人公が再生する物語としても堅実に描かれており、ドラマパートもしっかりしていました。
映像の進化がすごいです。自信家の天才外科医が不慮の事故のせいで手が使えなくなり、思いがけず魔術を習得して敵に立ち向かうヒーローものでした。ラスボスのところが少し物足りないのですが、それ以外は面白くて良かったです。
霊体を半透明に表現するのはいい加減やめたほうがいいと思う。主人公に絡むあらゆる関係性が薄くて楽しめなかった。いきなり主人公は強くなるし、彼が手の治療以上のことを求めだす理由もよく分からなかった。音楽もやけに仰々しくて一貫性がなく、マーベル史上一番のひどい恋愛をしているしで、観ていてキツイ。ヒマラヤからの脱出など、肝心なところを見せないのも意味不明。省略してもいい効果は全く生まれていないので、具体的にどうなったの? という疑問だけが残る。たたまれるビル群と可愛いマントくんだけが救いだった。失敗した、劇場で見るべき映画だな。

5位 タイタンの戦い

公開年 2010年4月2日
上映時間 106分
配給 ワーナー・ブラザース
監督 ルイ・レテリエ
メインキャスト サム・ワーシントン(ペルセウス)
リーアム・ニーソン(ゼウス )
レイフ・ファインズ(ハデス)
ジェイソン・フレミング(アクリシオス王/カリボス )
ジェマ・アータートン(イオ/語り手)

2010年の春に公開された映画「タイタンの戦い」にドラコ隊長として出演されており、百戦錬磨の頼りになるキャプテンを演じました。

人々が「あきらめない」という偉大な力で、災害などを起こすオリンポスの神々に立ち向かうストーリーです。

 

テンポの良いストーリーと、迫力と漢気のある戦いに、アクションや俳優の方々の魅力を堪能できる作品となっています。

タイタンの戦いのあらすじ

ギリシア神話をモチーフに描かれた作品。人々は神への存在に疑問を感じた為、祈りを忘れ始めていた。漁師の息子として育ったペルセウスは、ある日、全知全能の神であるゼウス像を破壊したアルゴスの兵士たちを目撃する。このことをきっかけに、空は不穏な空気をまとい、ハデスの使いである悪魔たちが現れ、神々と人間の戦争が始まる。さらにハデスは、怪物クラーケンを海に放とうとする。半神であるペルセウスは世界を救う為、ハデスを倒す戦いの旅に出るのであった。

タイタンの戦いの感想

元が神話なので、少しばかり辻褄が合わなくても、それは指摘するところではないと思い鑑賞。そして、巨大サソリとの戦いのシーンは、古代の勇士の戦い方が非常に見どころでもありました。ちなみに、古代の戦闘服って格好良いですね。
ストーリーが単純かつ明快で迫力のある映像になっているため、ギリシア神話を知らない人でも楽しむことができます。ただし、3Dで見ることを前提で作っていることもあり2Dだと少し物足りないかもしれません。私もですがギリシア神話を知っていると余計に面白く感るため神話好きの方にはとてもおすすめの作品だと思います。
ギリシャ神話が好きで、そのころの話だとすぐ興味津々になります。神々の性格がうまく表現されていますね。昔の作品にしては特撮もまあまあで、今でも充分、鑑賞に堪えます。なんでも今はCGで作られて違和感がどうしてもどこかに出てくるけれど、この時代の映画は違和感があって当たり前と割り切って見るとすごく上手に撮られていると思います。

 

まとめ

以上がマッツ・ミケルセンの人気作品ランキングでした!

プラハのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろいろな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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