ジャッキー・チェン|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「アクシデンタル・スパイ」のバック・ユエンとして数々のファンを魅了してきたジャッキー・チェン

その恵まれた身体能力を活かしてカンフーアクション映画の世界にコメディ映画の要素を取り入れたスタイルとファンへのサービス精神が旺盛な性格が多くの人に反響を呼んでいますよね!

今回はジャッキー・チェンの出演作品のランキングと共にまずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

ジャッキー・チェンのプロフィール

本名 房仕龍
生年月日 1954年4月7日(66歳)
出身地 イギリス領香港
経歴 中国戯劇学院
身長 172cm
SNS ツイッター
インスタグラム

1954年の4月に香港のヴィクトリア・ピークで誕生されたジャッキー・チェンですが、

1972年の「ファイティング・マスター」でチー役として見事デビューを果たし、1984年「プロジェクトA」、1985年「ポリス・ストーリー/香港国際警察」に代表される、自ら命懸けのスタントをこなす監督・主演作品が大ヒット。香港映画界を代表するアジアのトップスターとなりました。さらに2016年にはアカデミー名誉賞を受賞と様々な作品で活躍をされています。

このように俳優として引っ張りだこになっているジャッキー・チェンですが、アジアン・ル・マン・シリーズチャンピオンの中国系チームであるDCレーシングの共同オーナーに就任しており、俳優業だけでなくレーシングチームオーナーとしても活動しています。

また、他にもジャッキーは慈善家や起業家としても有名であり、ユニセフの親善大使として、南シナトラに対する動物保護や、スマトラ島沖地震や四川大地震、タイの洪水被害などへの被災地支援をおこなっています。

ここからはそんな(出演者)のおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

ジャッキー・チェンの出演作品

数々の名作に出演しているジャッキー・チェンさんですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 アクシデンタル・スパイ

公開年 2001年12月1日
上映時間 108分
配給 ヘラルド
監督 テディ・チャン
メインキャスト ビビアン・スー (ヨン)
キム・ミン (カルメン・ウォン)
ウー・シンクオ (ゼン)
エリック・ツァン (メニー・リュウ)

2001年の冬に公開された映画「アクシデンタル・スパイ」に主演のバック・ユエンとして出演されており、カンフーを得意とし、予知能力を持つ役を演じられました。

主演のジャッキーは「ハリウッドでは実現不可能な、かつてない危険なアクションへの挑戦をしたかったんだ」と語っています。

本作はシリアスなストーリーではありますが、格闘シーンはコミカルな演出がなされており、ジャッキーならではの楽しいアクションが満載の作品となっています。

アクシデンタル・スパイのあらすじ

バック(ジャッキー・チェン)は、香港で健康器具のセールスマンをしていたが、カンフーと予知能力で銀行強盗から現金を奪い返したことで、一躍有名人としてみんなに祭り上げられる。ある日そんな彼の前に私立探偵と称する男リウ(エリック・ツァン)が現われた。彼はバックの出生に関する言葉を残して消え、その言葉に促されたバックは韓国に向かう。そこで彼を待ち受けていたのは瀕死の状態にある父親らしき人物だった。彼のメッセージを受けたバックは、新聞記者を名乗る美女カルメン(キム・ミン)の協力を受けながらトルコのイスタンブールへ飛んだ。そんなバックは知らない間に国際的陰謀に巻き込まれていたのだ。

アクシデンタル・スパイの感想

ジャッキー・チェンは、ぼんやり発言で近ごろ非難されているが、映画のジャッキーは老体に鞭打って今なお頑張っている。だが一連のアクションは見飽きてしまった。ビビアン・スーを連続して観たなあ。アクションを観るなら昔の作品のほうがいい。

2001年の作品。ストーリーはどうでもいいが、アクションはサービス満点でやはりすごい。裸で街を走るシーンは笑えるし、クライマックスは『スピード』プラス『BTTF3』である。台湾人のビビアン・スーと香港人のジャッキーの会話は普通語で、香港人同士は広東語で話す。ところどころに英語が入るのが香港流だ。

長かったけれど、ジャッキー映画だから飽きたりはしない。今回は話が凝っていて珍しい。ビビアンが可愛くて可哀想すぎた! ロケもすごいのではないか。暑そうな国とは分かるが、どこだろう。そこで繰り広げられるアクションがエゲツないほど素晴らしい。ジャッキーを尊敬する。

2位 タキシード

公開年 2003年3月15日
上映時間 99分
配給 UIP
監督 ケヴィン・ドノヴァン
メインキャスト ジェニファー・ラブ・ヒューイット (デル・ブレイン)
ジェイソン・アイザックス (クラーク・デブリン)
デビ・メイザー (スティーナ)
リッチー・コスター (ディートリッヒ・バニング)
ピーター・ストーメア (シムズ博士)

2002年の秋に公開された映画「タキシード」に主演のジミー・トンとして出演されており、平凡な青年がひょんなことから超高性能なタキシードを身に纏い。超人的能力を発揮し、色々な危機に立ち向かう役を演じられました。

スティーブン・スピルバーグがジャッキーに対し、「君にしかできない映画がある」と出演依頼をした作品です。

作中ではどんなことも可能にしてしまうという「タキシード」の超人的能力をジャッキー自身のアクション、スタントで表現しているのは流石で、ジャッキー・テイストがふんだんに盛り込まれている作品となっています。

タキシードのあらすじ

スピード狂のタクシードライバーだったジミー(ジャッキー・チェン)は、謎の大富豪デヴリン専用のお抱え運転手になることに。しかし彼には絶対に守らなければならないルールがあった。そのルールとは、デヴリンのタキシードに決して触れてはいけないということだった。事故でデヴリンが重傷を負った時、ジミーは期せずしてキシードに袖を通してしまう。袖を通した瞬間、ジミーはスゴ腕のスパイへと変身した。大富豪だと思っていたデヴリンが実は秘密組織CSAの伝説的なエージェントで、触れてはいけないと言われていたタキシードはハイテクが詰まったすごい秘密兵器だったのだ。

タキシードの感想

ジャッキーの映画出演作品のなかでは過激なカンフーアクションはあまり多くないですし、話の展開的にもそれほど際立った特徴があるわけではありません。細菌を媒介する虫を世界じゅうにばら撒く計画を阻止することが目的となりますが、お笑いの動きのほうが多く、アクションについてはタキシードのモードによって変化があるというもので、ある意味では上手にぎごちなく見せていると思います。

ジャッキーお約束のNG集は必見ですね。ジェニファー・ラヴ・ヒューイットはとても可憐です。ジャッキー・チェンらしい、それほど考えることもなく気楽に見られる面白アクションものですが、ジャッキーにしてはスマートかな。落ち込んでいるときや元気を出したいときに見るならこの作品をオススメします。

3位 ファースト・ミッション

公開年 1985年9月14日
上映時間 98分
配給 松竹
監督 サモ・ハン・キンポー
メインキャスト サモ・ハン・キンポー (フォン・シャンタク)
エミリー・チュウ (ジェニー)
メルヴィン・ウォン (ウォン警部)
ジェームズ・ティエン (カム・ティンチュン)
ディック・ウェイ (カムの部下)

1985年の秋に公開された映画「ファースト・ミッション」に主演のフォン・シャンヤンとして出演されており、正義感の強い警察官を演じられました。

ジャッキー自ら歌う歌う日本語の曲、「CHINA BLUE」がオープニングで、「TOKYO SATURDAY NIGHT」がエンディングでそれぞれ流れています。

障害を持つ兄(サモ・ハン・キンポー)とその弟(ジャッキー・チェン)の兄弟愛と絆が描かれている作品であり、映画作品としても見事なドラマ性があると話題になっています。

ファースト・ミッションのあらすじ

シュンタク(サモ・ハン・キンポー)とシュンヤン(ジャッキー・チェン)の兄弟は幼くして父母を亡くし、今は二人で暮らしている。兄のシュンタクは知恵おくれで幼稚園児なみだったこともあり人一倍兄弟の仲は良かった。シュンヤンは兄との生活を支えようと訓練学校に入り卒業した後特殊警察の刑事になった。そこでシュンヤンに与えられた最初の任務は、売春や麻薬、宝石の密輸で巨大化してしまったシンジケートを壊滅させることだった。早速、組織の一人を逮捕することができたが麻薬患者だった男は麻薬専門病院に連行されることに。連行している途中で一味の待ち伏せにあい、危うく奪還されそうなる。一方、近所の悪ガキたちにいいように利用されていたシュンタクは、ひどい目にあわされていた。

ファースト・ミッションの感想

子どものころ地上波で見てから、今も私の心のなかに鮮烈な印象が焼き付けられている作品です。どなたにもイチ押しできる良作だと思います。テンポがよく、アクション、笑い、感動のシーンをこれでもかというくらい盛り込んで話が進んでいくから、見ていてじつに面白く、それに加えてジャッキーの人間離れしたアクションはこのころが一番すごかった! あとはユン・ピョウが出演していたら最高だったのになぁ……。
まるでブルース・リーから引き継いだような、とてもシリアスで、笑いがほとんどないのがこの映画の特徴です。現在のジャッキー映画とは、ちょっと路線が違っています。その後のアクション盛りだくさんの作品と比べると控えめな気がしました。総体的によくまとまっている映画だと思います。精神障害をもつ兄とその弟の刑事との苦悩、そしてそれに対する独白シーンは何だか泣けてきました。

子ども時代に見た記憶があるのですが、単なる思い違いでしょうか? 私と同年代の夫も見た覚えがあると言っていたのですが。アクションシーンは少なく、すぐに殺してしまいますし、これらはジャッキーの意図するものではないような……。ですのでアクションを期待されている方はがっかりするかもしれません。ガンアクションとしてもいまひとつ魅力に欠けます。ただ、サモ・ハンの演技は良かったかな。おそらくアクションや警察、黒社会等ではなく、友情や兄弟愛に重きを置いたのだろうなと思わせる映画でした。

4位 シティーハンター

公開年 1993年3月6日
上映時間 106分
配給 東宝東和
監督 バリー・ウォン
メインキャスト 後藤久美子 (今村清子)
ジョイ・ウォン (槇村香(中村恵香))
リチャード・ノートン (マクドナルド大佐)
ゲイリー・ダニエルズ (キム)
チンミー・ヤウ (野上冴子、TV放映時「ラン」(芽子))

1993年の冬に公開された映画「シティーハンター」に主人公の冴羽獠として出演されており、原作同様に一流の射撃の腕前を持つ凄腕の私立探偵を演じられました。

ジャッキーがファンに「ジャッキーは冴羽獠(『シティーハンター』の主人公)に似ている」と言われたことがきっかけでこの映画の製作につながったそうです。

作中で、当時流行していた「ストリートファイターII」のキャラに扮して戦いあうというコメディ色の強いシーンがあり、思わず笑顔になってしまった人も多いようです。

シティーハンターのあらすじ

日本の新聞王からの依頼を受けた、シティー・ハンターこと冴羽りょう(ジャッキー・チェン)は、新聞王の一人娘で香港で失踪してしまった清子(後藤久美子)を探し出し、東京に連れ戻すことになった。冴羽は苦労のすえ清子を探し出すことに成功したが、スケボーに乗った少年たちに邪魔され結局見失ってしまう。超豪華客船ふじ丸の処女航海の招待状を手に入れることができた清子は、男装して船にもぐり込むことを思いつく。冴羽のことを心配してマンションを訪れたパートナーの香(ジョイ・ウォン)だったが、6人の美女に囲まれた冴羽を目にしてしまう。その光景に怒り、金持ちの従兄と結婚すると宣言した香は、婚前旅行へ向かうためにふじ丸に乗る。それを知った冴羽も香の乗ったふじ丸に潜入することに。

シティーハンターの感想

海外から見た日本ってこんなふうなんだなあというのが分かりますし、ストーリーそのものは決して悪くないです。ただし原作のシティハンターとして見ると結構きびしいかもしれません。でも、これはこれでなかなか良い仕上がりになっていると思います。ジャッキー版シティハンターと思って鑑賞したら、すごく楽しめました。
原語で観たかったのですが、叶いませんでした。ジャッキー映画だから吹き替えでもいいんだけれど、基本的に吹き替えは嫌いなので……。中身はというと、シティハンターが題材なものの、普通にジャッキーのコメディ映画、ただし苦笑系。アクションがどうとかそういうことではなく、ひたすらおふざけに徹しているような作品でした。どうしてシティハンターを選んだのか分かりませんが、それさえなかったらジャッキーファンなら楽しめるでしょう。
映画としては面白いですが、シティハンターとして見てはいけません。その設定は忘れたほうがいいです。パロディ要素ありのジャッキー映画と思って見ましょう。重要な場面がギャグで展開されていますしね。吹き替えでしか鑑賞できない気がします。とん○○ずのヒット曲の替え歌は吹き替えでなくて思わずホッとしました。

5位 スパルタンX

公開年 1984年12月15日
上映時間 98分 (香港公開時)
108分 (国際版)
配給 東宝東和
監督 サモ・ハン・キンポー
メインキャスト ユン・ピョウ (デヴィッド)
サモ・ハン・キンポー (モビー)
ローラ・フォルネル (シルヴィア)
ポール・チャン (デヴィッドの父)
ペペ・サンチョ (モンデール伯爵)

1984年の夏に公開された映画「スパルタンX」に主演のトーマスとして出演されており、軽食販売で生計を立てるカンフーの達人役を演じられました。

ジャッキーと元アメリカンキックボクシング世界王者ベニー・ユキーデの対決シーンが特に有名で、ジャッキー自身が選ぶ「ファイティング・トップ10」においてこのシーンを堂々の1位に挙げているそうです。

本作はジャッキー・チェンの作品舞台が香港を離れた海外進出第一弾の作品でもあり、1985年の香港映画賞 にて「優秀アクション振付賞」にノミネートされました。

スパルタンXのあらすじ

スペインのバルセロナという町。パン屋の2階の部屋を間借りしている、カンフーの達人トーマス(ジャッキー・チェン)と親戚のデヴィッド(ユン・ピョウ)は、街の公園広場に移動販売車”スパルタン号”を停め 手軽な食事を提供していた。そんな2人のもとにある日、正体のはっきりしない男たちに追われる謎の美女シルヴィア(ローラ・フォルネル)が助けを求めてきた。友達のヘボ探偵モビー(サモ・ハン・キンポー)の手を借り、本当はシルヴィアが伯爵の娘で、彼女の遺産を狙う伯爵の弟が男たちの黒幕だと知ったトーマスたち。だが幾度となく襲ってくるため、ついにシルヴィアがさらわれてしまう。3人は彼女を助けるため、最も強いとされる戦闘集団と壮絶な戦いを繰り広げる。

スパルタンXの感想

スパルタンXといえばあの曲を思い出しますが、作中、一回も流れませんでした。完璧な曲のリメイクのせいで昔を思い出しながら見ることができませんでした。残念無念です。セリフもかなり変えられていました。最後のジャッキーの膝蹴り「イッヤァァァァ」も違っています。
25年ぶりくらいに鑑賞した。ヒロインが手癖のよろしくない娼婦というのは古臭い設定。現在では退屈に感じる場面が多々あるが、アクションはすごくいい。クライマックスのジャッキーとベニー・ユキーデの試合はジャッキー映画におけるベストバウトだと思う。ところでこの映画は英語版で見るのが一番。広東語版は白人まで広東語を話すので奇妙だし、日本語吹き替え版はあの音楽こそ聴けるけど、つまらないアドリブが頻出して嫌になってくる。
物語としては、現在だったらこんな描き方をしたらいけないのでは? と思うような箇所もありますが、まあそれはいいとしましょう。ジャッキー映画もこういった初期のような軽快さでもっとやってもらいたいなあ。爆薬バンバンな作品ばかり観ていると、たまにはこんな感じの映画が楽しく思えます。楽しい仕上がりですし、ジャッキーが得意とするタイマンの勝負シーンはすごい迫力でした。この作品の面白さは、欧米人も皆、吹き替えの中国語というところにもありますね。変だなあと訝りつつも、日本が描く外国が舞台の作品も多分こんなふうなんでしょうね。ということで、吹き替え版のほうがなんとなく不自然さがなく観ることができます。ジャッキー、ユン・ピョウ、サモ・ハンが出演していると本当に楽しいです。三人ともまだ若くて格好よさはあまりないんだけど、頑張っている感がにじみ出ていますね。

 

まとめ

以上がジャッキー・チェンの人気作品ランキングでした!

アクシデンタル・スパイのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろんな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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