デンゼル・ワシントン|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「イコライザー」のロバート・マッコール として数々のファンを魅了してきたデンゼル・ワシントン

その柔らかな表情とおおらかな雰囲気が多くの人に反響を呼んでいますよね!

今回はデンゼル・ワシントンの出演作品のランキングと共にまずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

デンゼル・ワシントンのプロフィール

本名 Denzel Hayes Washington Jr.
生年月日 1954年12月28日
出身地 ニューヨーク州マウントバーノン(アメリカ合衆国)
経歴 フォーダム大学卒業
身長 185cm
SNS

1954年12月28日にアメリカ合衆国・ニューヨーク州マウントバーノンで誕生されたデンゼル・ワシントンですが、

1981年の「ハロー、ダディ!」でロジャー・ポーター役として見事デビューを果たし、2001年の「トレーニング デイ」で、第74回アカデミー賞において、主演男優賞を受賞するなど、多くの作品に出演し、高い評価を得てきた。

このように俳優として引っ張りだこになっているデンゼル・ワシントンですが、フォーダム大学を卒業しており、俳優業だけでなく学業の方にも力を注いでいました。

野球ではニューヨーク・ヤンキース、バスケットボールではロサンゼルス・レイカーズのファンで、スポーツにも深い興味をもち、日本「王様のブランチ」に出演した際には、日本の映画では黒澤明の映画作品が好きだとコメントしていた。

ここからはそんなデンゼル・ワシントンのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

デンゼル・ワシントンの出演作品

数々の名作に出演しているデンゼル・ワシントンですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 イコライザー

公開年 2014年10月25日
上映時間 132分
配給 コロンビア映画
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 アントワーン・フークア
メインキャスト マートン・ソーカス(テディ・レンセン)
クロエ・グレース・モレッツ(テリー)
デヴィッド・ハーバー(マスターズ)
ヘイリー・ベネット(マンディ)
ビル・プルマン(ブライアン・プラマー)

2014年の秋に公開された映画「イコライザー」に主人公のロバート・マッコール 役として出演されており、ホームセンターの従業員役を演じられました。

2014年9月26日に全米3236館で公開された本作ですが、公開後の週末に3413万ドルを稼ぎ出し、週末の興行収入ランキングで初登場1位を獲得。アントワーン・フークア監督作品としては最高の数字となった。

同僚がガードマンになりたいからトレーニングをしてあげたり、ギャングに重症を負わされた少女にお金をひっそりと渡したりする、そういう弱者に寄り添う気の優しい主人公のホームセンター従業員が元工作員の悪党を倒していく様が爽快なアクションスリラー作品。

イコライザーのあらすじ

元CIAの敏腕諜報員だったマッコール(デンゼル・ワシントン)は、現在ホームセンターの従業員として勤務し、日々静かに過ごしていた。そんなある晩、いつも通っているカフェで娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会うことに。彼女を囲っているロシアンマフィアの冷酷非道さを知ったマッコールは、彼の中で長年眠っていた正義感が目を覚まし、彼にしか出来ない“仕事”の遂行を決意した。それは警察が手出しのできない不正やトラブルを、身の周りにあるモノ全てを武器に変えることで瞬時に解決することだった。世の中の不正を全て抹消する“イコライザー”と呼ばれる男、マッコールは元ロシア特殊部隊であるロシアンマフィアに対峙していく。

イコライザーの感想

スリリングなストーリー展開と、スカッとする結末でとても面白く気持ちの良い映画でした。内容的に少しバイオレンスなシーンはありますが、スピーディーで鮮やかなアクションで、暴力的な描写が苦手な私でもあまり嫌な気持ちにならず見ていられました。

悪人に制裁を加える執行人として、暗躍するロバート・マッコールをデンゼル・ワシントンが演じており、とてもカッコ良いです。一瞬で敵たちの位置を確認し、あっという間に仕留めてしまうシーンなどは圧巻です。普段はもの静かに読書をしている優しい男が、正義のために立ち上がったとき無類の強さを発揮する。そんなギャップにイチコロになる映画です。

自分の正体は一切明かさず、信念に基づいて粛々と淡々とストイックにこなしていくこの映画の主人公は、他のアクション映画にはみられないキャラクターだ。他者を愛し、悪を嫌うも、なんとか悪行を説得で諌めている姿もあり共感するシーンもあり魅力的だ。

2位 フェンス

公開年 2013年11月
上映時間 103分
配給 サミット・エンターテインメント
監督 スティーブン・チョボスキー
メインキャスト ローガン・ラーマン(チャーリー)
エズラ・ミラー(パトリック)
メイ・ホイットマン(メアリー・エリザベス)
ポール・ラッド(アンダーソン先生)
ニーナ・ドブレフ(キャンディス)

2016年の冬に公開された映画「フェンス」に主人公のトロイ・マクソン役として出演されており、ゴミ収集作業員で4人家族の父親役を演じられました。

デンゼル・ワシントンが監督と主演を務め、本作は高い評価を受け、第89回アカデミー賞では作品賞を含む4部門にノミネートされ、ヴィオラ・デイヴィスが助演女優賞を受賞した。

黒人の物語のようだが普遍的な人生観を感じさせる。実に印象的な台詞も多い。
デンゼルワシントンの板についた台詞回し、ヴィオラデイヴィスの独白の凄み、流れに身を任せていくしかなかった者のストレートな声が突き刺さる。それ以外の役者陣も役が出来上がっている完成度の高い一作。

フェンスのあらすじ

1950年代のピッツバーグを舞台に描かれた作品。長い間疎遠だった息子ライオンズが、突然トロイの元を訪れて借金を懇願してきた。真っ当な職に就こうとせず、いつまでもミュージシャンになる夢を追いかける息子に、かねてから嫌悪感を抱いていたトロイは憤怒し、金を貸すことどころか、バーでの演奏を聴きに行くことすらも拒絶したのだ。その後、妻のローズから「息子のコリーが大学のフットボールチームにスカウトされている」と伝えられるが、トロイは息子がNFLの選手になることは絶対にないと決めつけていた。そう思ったの背景は、自分が野球選手として全く活躍できなかったという無念からだけではなく、NFLにも人種差別が未だに根強く残っていることを懸念していた。トロイは、コリーに対して「もしも大学の勧誘者が家に来ても、俺は入部同意書にはサインをしない」と言い放った。トロイの心中では、コリーに自分と同じような惨めな体験をさせたくないという思いと、一方で息子が父親である自分を乗り越えていくことへの嫉妬の思いとが交錯し、苦悩していたのである。

フェンスの感想

デンゼル・ワシントンの突き当たった劇場作品を映画化。確かにね、すごく劇場的な作品でした。喋りが殆どの作品で、シーンもそんなにない。ただただデンゼル・ワシントンが話していくのを聞いているだけの作品。 そして、このおっさんの話、なんかえぇこと言ってるように思えるんだけど、内容がない。昔の日本にいた、ステテコはいて腹巻きして、一升瓶抱えてグダグダ家族に当たり散らしている強硬親父と完全に同じ。だから、そんな年代じゃないと、なんじゃこりゃ、って思ってしまうようなストーリーになってしまっている。 まぁ、そういう時代もあったのか、と昔を懐かしむのにはいいかも知れません。役者たちの熱演を噛み締める作品なんでしょうね。あと、英語ががっつり理解できる人だといいのかも。
観ない方が良かった。 ただの最低おじさんストーリー。 日本人も一昔前の人は全員こんなイメージだろうね。  今の年代なら大問題家族。 気持ち悪くなる映画でした。
正直こういう夫・父は不得意というか辛いなと思いました。次男の息子がかわいそうでした。 献身的に持ちこたえる妻のローズもかわいそうでした。でも裏切られてもそれでも支えて終わりのシーンでは息子を説きつけるシーンにすごい奥様だなと思いました。年代的に黒人の人はまだまだ大変な時期で女性はとりわけ働けないし大変な時で男性に食べさせてもらう時世だったのかもしれないけどそれでもなかなか出来ることではないと思いました。 私ならここまで持ちこたえられるかなと思いました。 トロイ役のデンゼルワシントンの演技がすごい良くてこんな役も出来るんだなと思いました。

3位 フライト

公開年 2013年3月1日
上映時間 139分
配給 パラマウント映画
監督 ロバート・ゼメキス
メインキャスト ドン・チードル(ヒュー・ラング)
ケリー・ライリー(ニコール・マッゲン)
ジョン・グッドマン(ハーリン・メイズ)
ブルース・グリーンウッド(チャーリー・アンダーソン)
メリッサ・レオ(エレン・ブロック)

2012年の冬に公開された映画「フライト」に主人公のウィップ・ウィトカー役として出演されており、アメリカ海軍のパイロット経験のある航空機の機長役を演じられました。

ロバート・ゼメキス監督は本作の脚本を絶賛し、「この脚本の素晴らしいところは登場人物が次に何をするかわからないことだ。物語の結末や主人公の行く末を知りたくなるんだよ。読み出すと止まらなかった」と語るほど。

PG12指定。

Rotten Tomatoesでは219のレビューを受け、78%の支持を獲得し、高い評価を得た。「シカゴ・サンタイムズ」のロジャー・イーバートは星4つの満点をつけている。タイム誌は「航空機事故を描いた映画史上最も恐ろしく、リアルな作品。本作は映画学校で教材にすべき名作だ」と絶賛した。第85回アカデミー賞では脚本賞と主演男優賞にノミネートされ、デンゼル・ワシントンは3度目の受賞が期待されたが、いずれも受賞には至らなかった。

フライトのあらすじ

ウィップ・ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)は、フロリダ州オークランドからアトランタ行きの旅客機に乗った。一流の操縦テクニックを持つ彼は、この日も激しい乱気流を巧みに切り抜け、機体が安定すると機体の操縦を副操縦士にすべて任せて眠ってしまった。しかし突然の急降下がウィトカーを叩き起こすこととなった。機体は制御不能で、車輪を出し、燃料を捨てて、あらゆる手を尽くして速度を落とそうとするが、一切降下は止まってくれない。切迫するコックピット内でウィトカーは、機体を逆さまにする背面飛行を決行する。すると高度は水平に保たれ、前方に草原が現れた。そこでウィトカーは機体を元に戻し、決死の不時着陸に挑む。

フライトの感想

高度3万フィートから緊急着陸を遂行させ、多くの乗客を救い大きな注視を掻き集めるも、ある疑惑によって瞬時にして糾弾にさらされることになってしまった機長の物語を描き出したドラマ。 予告編では、航空アクション・パニックを連想させ派手さが際立つ物語に思えましたが、それは最初だけの話。思ったよりも、冴えない展開でした。 アル中の男が、事件の渦中で己を見つめ直していく物語で、心の闇を描くヒューマンドラマでした。 アルコール依存の堕落したどうしようもない人間が自分自身とちゃんと向き合っていくまでのストーリー。 英雄かと思っていたメインキャラクターは実は酒と薬物依存症。悩みの末にお酒に手を出す姿は哀れで、むしろ滑稽ですらあります。 それなのに墜落シーンを強調してアクション性を高めてみたり、「ヒーローか、犯罪者か?」みたいなずれた煽りしたり、 中身と全く噛み合っていません。むしろ、予告編がいけないような気がします。 勝手にパニック映画を待ち望んでいたら、いつのまにか、「失われた終末」などのアル中忠告映画と化していました。 どうしようもない堕落した主人公をデンゼルはうまく表わしていて、良い意味でムカっときました。主人公への共鳴度がぐんぐん下がっていきます。 不快感さえ抱く彼の堕落ぶりは、人間の脆さをこれでもかと見せ、デンセルでないと成り立たない映画のように思えます。 最後の最高潮である公聴会の場面。自ら英雄になることも、犯罪者になることもできるはずの場面。 とんでもない奴だという場面をこれでもかと見せておいて、終わりに着地する場面が上手すぎます。 善と悪の境界線はあやふやという事なんですかね?最後が少し綺麗事すぎるように思えます。 そのため、面白いか?と聞かれると、う~む!となってしまいました。
間違っても アル中が更生するストーリーではないと デンゼルはあんまし好きな黒人俳優ではないのだけど ここで断固として自省しないのには拍手!  アル中のなにがいけないってわけだ がっちり苦悩を持ち普通にアル中になっているのだ 「ヒアアフター」と等しく最高潮が初めにあってふだんに戻るストーリー 要するに出所後 正しくデンゼルはアル中に戻るのだ あちゃ 70年代の香り ミュージックがアルコールがドラッグが 性交渉がタバコが肯定的に描かれる 暴力はさておき それらはもうどうしようもなく米国の姿であろうよとの姿勢  そしてそれを神が見ておられるのか いやさPC(ポリテカル何とか)がしつこく監視する米国社会なのだ 最後に和解する息子が机に据えるデジタルレコーダー  こんなんがデンゼルの大嫌いなものなのよねえ デンゼルは正しい人ではなく ずる賢く自己弁護のためには動き回る 弁護士も友も全員法制度の巧妙な抜け道を探して戦う それが常識よな米国訴訟社会  悪が普通に蔓延し 誰もがそれに感染している社会 しかし機内に残された酒瓶二本をめぐる最後の闘いで それでも人としての倫理の終わりの一線をデンゼルは守るわけだ  それはハッピーエンドの美談ではなくて米国の現代の倫理意識の臨界点を晒しているわけだ さてこの映画はボクの観たシアターでは画質が良くなくて確かめることができなかったが ゼメキスの画面がこんなにはっきりしないはずがない デンゼルの黒肌が茶色い室内に 溶け込む様は 70年代フライシャーの「マンディンゴ」を誤りなく意識しているはずで それは「ジャンゴ」に連動して 引用の縦の映画史ではなくて「マンディンゴ」で繋がる 横の映画史であり それは「リンカーン」のいかにもな米国の正義の反動に対する 反抗になっているだろう
デンゼル・ワシントンらしくないろくでなしな役柄だな~と思いながら観てたんだけど、最後、最高潮の場面(公聴会)ではやはり魅せてくれましたね。 この人の演技、面持ちには妙に惹きつけられるところがあって、凡庸な作品でも、彼が出演していれば自然と画面に釘付けになってしまう。この作品も彼がメインキャラクターでなかったら、“アルコール依存症”を扱ったありきたりな作品の評価になっただろう。 この作品、外形的にはアルコール依存症を取り扱っているのだが、その内に「キリスト教信仰の復興(への期待)」を全体に織り込んだのが特徴だ。 機体が不時着したのがペンテコステ派の教会の場所だし、副操縦士夫妻は敬虔な信者だった。そして、何と言っても最後の公聴会。 事故調査委員会のエレン・ブロック(メリッサ・レオ)による巧妙な問いに窮したウィップ(D・ワシントン)は、うっかり「神よ、お力を」と呟いてしまう。それまで酒に関して嘘を言い続けてきた彼も、神にまでは嘘を言えなかったのだ。もっとも、神の御業はすでにその前日の夜からスタートしていた。ホテルのスィートで彼は、禁じられていたはずのアルコールに手を出してしまったのだ。しかしそれは、その後ウィップが改心し復権するチャンスが与えられるためであった。 実は、以前私もアルコール依存症になりかけた時があった。だからウィップや二コールの心裏は僅かにわかるところがある。 強大なストレスや葛藤、憤まんを酒(あるいはクスリ)の力で解消しようとするのだ。傍から見れば愚かしいことだが、本人は屁理屈でそれがわかっていても、なかなかその愚行を打ち切ることができない。そして、しっかりと浸かったその泥沼から抜け出そうとするとき、大抵は大きな犠牲を払うことになる。私もそうだった… 酒を飲んで仕事をするなんて許可されるはずがない。ましてや人命を預かる職業なら、一生の自由を取り上げられても手段のない重罪だろう。 だかこの現代社会には、どこか人に道を間違えさせる重苦しい雰囲気に包まれた部分がないだろうか。そうした空気が年々広まっていないだろうか。 酒や薬への依存だけでなく、行方不明になる、自殺する、“誰でもよかった”型の犯行に駆ける等々、自身の内なる迷宮から逃れようともがく人々は年々増大しているのだ。 この映画でも、いかれているのはウィップだけではない。航空会社や操縦士の組合は自らの保身のために、酒を飲んでフライトに際する機長の罪を隠蔽しようと動く。 この映画が描くのは、そうした現代の社会のゆがみ、「常識」が常識でなくなってしまう怪しい空気の蔓延の危機感だと思う。 でも望みはある。それがキリスト教であってもなくても、「救い」は絶対あると信じたい。

4位 フィラデルフィア

公開年 1994年4月23日
上映時間 125分
配給 トライスター・ピクチャーズ
監督 ジョナサン・デミ
メインキャスト トム・ハンクス(アンドリュー・ベケット)
ジェイソン・ロバーズ(チャールズ・ウィーラー)
メアリー・スティーンバーゲン(ベリンダ・コーニン)
アントニオ・バンデラス(ミゲール・アルヴァレス)
ジョアン・ウッドワード(サラ・ベケット)

1993年の冬に公開された映画「フィラデルフィア」にジョー・ミラー役として出演されており、弁護士役を演じられました。

主演のトム・ハンクスが第66回アカデミー賞では主演男優賞を受賞するなど、映画賞の各部門で高い評価を受けた。

今となっては、個人の人格や意思を尊重するようになったが、エイズ、同性愛に代表される少数派への建前と本音の時代、まだ偏見が強い時代を描いている。エイズも当時は恐怖の病だったが、今は治療の道も開き、人間も科学も進歩してきた。
トム・ハンクスの衰弱していく様子は鬼気迫り、デンゼル・ワシントンもバンデラスも将来を予想される名演だった。

フィラデルフィアのあらすじ

フィラデルフィアの一流法律事務所に務めるアンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)は、ある日突然エイズと告げられ、ウィラー社長(ジェイソン・ロバーズ)からクビだと言われる。理不尽すぎて怒りを覚えたベケットは、損害賠償と地位の保全を求めて訴訟を決める。だが、次々と弁護を断わられ、困った彼は、以前敵同士として戦った、やり手の弁護士ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン)を訪ねる。ミラーはエイズに対して、根強い恐怖を感じていた。しかし、世間の冷たい視線に対しても動ぜず状況に合わせて適当な処置をとり、熱心に資料を探すべケットの姿に、ミラーの気持ちは変わっていく。ミラーは弁護を引き受け、母のサラ(ジョアン・ウッドワード)をはじめ、ベケットの親戚の人たちは彼に熱い支援を約束する。

フィラデルフィアの感想

エイズでやつれていくトム・ハンクスの演技は、演技の域を超えている。きっと彼は特異な状況下における人間になりきれる才能を持っているのだろう。あまりの素晴らしさに感動した。トム・ハンクスの熱演だけでもこの映画を見る価値があるが、なんと、さらにデンゼル・ワシントンが出ているのだ。彼の弁護士としての、ひとりの人間としての生き方にまたも感動を覚える。そのうえアントニオ・バンデラスが出演しているとは! 今までよく知らなかったメアリー・スティーンバージェン の弁護士ぶりも素晴らしい。この作品はキャスティングの成功例と言えると思う。
『フィラデルフィア』のトム・ハンクスが一番だと今でも思います。マリア・カラスのアリアを大音響でかけながらデンゼルに説明をする場面。その後、帰宅したデンゼルは、たまらなく切なくなって眠っている奥さんを抱きしめずにはいられないのです。心が痛くなるけれど、ただそれだけではありません。優しくて温もりのある作品です。全編に流れる音楽も、心に染みいります。ぜひ見て頂きたい映画でした。
同性愛とエイズ、二つの差別や偏見を扱っている。アンディ・ベケットは優れた弁護士だが、差別によって一流の弁護士事務所を不当に解雇されてしまい、みずからの存在理由をかけて裁判で闘う話だ。病状が進んでいく彼には、パートナーや家族と穏やかに余生を過ごす選択肢もあったはずだが、そうはせず、自分のために、仲間のために正義を貫く道を選ぶ。淡々とした流れが、偏見に満ちた差別の醜さや不当さを強く訴えかけてくる。トム・ハンクスの静かな熱演が光っていた。

5位 グローリー

公開年 1990年4月14日
上映時間 122分
配給 トライスター映画
COLTRI
監督 エドワード・ズウィック
メインキャスト マシュー・ブロデリック(ロバート・グールド・ショー大佐)
ケイリー・エルウィス(キャボット・フォーブス少佐)
モーガン・フリーマン(ジョン・ローリンズ曹長)
ジミー・ケネディ(シャーツ)
アンドレ・ブラウアー(トーマス・シアーレス)

1989年の冬に公開された映画「グローリー」にトリップ役として出演されており、アメリカ軍の兵士役を演じられました。

アメリカ南北戦争を題材にした作品はいくつかあるが、実在したアメリカ合衆国では初の黒人部隊連隊をフォーカスした作品。

本作で兵士役を演じたデンゼル・ワシントンは第62回アカデミー賞、第42回ゴールデングローブ賞の各助演男優賞を受賞した。

グローリーのあらすじ

1860年初めころ、ボストンにある実家へ帰還した北軍指揮官のロバート・グールド・ショー(マシュー・ブロデリック)は、パーティ会場で知事(アラン・ノース)から、黒人だけで組織される第54連隊の指揮官はどうかと打診され、それを引き受ける。ショーの友人で白人士官のキャボット・フォーブス(ケイリー・エルウェス)と幼なじみの黒人シアーレス(アンドレ・ブラウアー)も、賛成した。やがて多くの黒人たちが入隊を志願するが、その大半は南部から逃げてきた奴隷たちで、食事と軍服目当ての者も少なくはなかった。訓練は扱い方などが厳しくて容赦ない、しかし兵士は白人部隊を押し分けて前に進む成長ぶりをみせた。

グローリーの感想

歴史的な題材を取り扱った映画の中では、1,2を争う名作だと思う。南北戦争での北軍といえば、奴隷解放のために戦ったヒーローというイメージがあるが、あながちそうでなかったことがこの映画を観るとよくわかる。このあと、マルティン・ルーサー・キングたちの黒人解放運動まで延々100年間、黒人たちは差別には窮し続けることになるのだ(そして今も)。もう1本観るなら、アン・リー監督の「楽園をください」を勧めたい。こっちは南北戦争を南軍の観点から描いていて、比較してみると興味深いかも。
デンゼル(トリップ)がむちゃよかった。ロバート大佐の苦悶を表すマシュー・ブロデリックも好い。曹長になったジョン役のモーガンは常に過不足なくて好いなぁ。トリップを諫めるシーンなんて至高。この時のデンゼルの面持ち変化も見逃せない。デンゼルがらみでは他にも鞭打ちシーンと、黒人兵たちがゴスペル?を歌いながら、各自気持ちを吐露する場面は素晴らしく、アカデミー賞の助演男優賞受賞も当たり前だと感じた。  最後の夜の戦闘場面は素晴らしい。ストーリィの中心人物たちをクローズアップしながら、戦闘自体の凄惨、強烈さを損なわず描写した。揺さぶられた。
良い! 高望みしていなくて、何となく観ていたらあっという間に 観終わっていた。約2時間の映画も苦にならない。 この監督は、戦いモノを得意としているのか? 若いときに「戦火の勇気」をシアターで鑑賞し、とても 感動を受けた覚えがある。 南北戦争の意義を押さえつけすぎずに、這い上がってくる 黒人のプライドを栄誉へと導く様がすかっとしている。 突撃前夜、焚き火を囲んで神様に告解するシーンは どんな弁論より彼らの絆を深めただろう。

 

まとめ

以上がデンゼル・ワシントンの人気作品ランキングでした!

「イコライザー」のイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろんな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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