コリン・ファース|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「キングスマン」のハリー・ハートとして数々のファンを魅了してきたコリンファース

身長は187㎝、体重も80㎏以上あるんではないでしょうか?かなりがっしりしてますよね。物腰は柔らかく、体格はいい、まさに英国紳士!

今回はコリンファースの出演作品のランキングと共にまずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

コリン・ファースのプロフィール

 

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本名 Colin Andrew Firth
生年月日 1960年9月10日(60歳)
出身地 イングランド
ハンプシャー州グレイショット
経歴 ロンドン芸術大学
身長 187cm
SNS インスタ

1960年の9月にイングランドで誕生されたコリンファースですが、

1984年の「アナザー・カントリー」でトミー・ジャッド役として見事デビューを果たし、シングルマン英国アカデミー賞 主演男優賞受賞、ヴェネツィア国際映画祭 男優賞受賞を受賞したり、キングスマンを始め、真珠の耳飾りの少女、トラウマなど数々の名作に出演されており、それぞれの作品において不可欠な存在となっているのが分かりますね!

このように俳優として引っ張りだこになっているコリンファースですが、ロンドン芸術大学を卒業しており、俳優業だけでなく学業の方にも力を注いでいました。

そんなコリンファースですが、2017年にはイタリアのパスポート・市民権を取得して二重国籍となりました。

ここからはそんなコリンファースのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

コリン・ファースの出演作品

数々の名作に出演しているコリン・ファースですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 キングスマン

公開年 2015年9月11日
上映時間 129分
配給 KADOKAWA
監督 マシュー・ヴォーン
メインキャスト タロン・エガートン(ゲイリー・“エグジー”・アンウィン)
サミュエル・L・ジャクソン(リッチモンド・ヴァレンタイン)
マーク・ストロング(マーリン)
マイケル・ケイン(アーサー)
ソフィー・クックソン(ロキシー・モートン)

2015年の秋に公開された映画「キングスマン」にハリー・ハートとして出演されており、キングスマンのベテランスパイ、コードネームは「ガラハッド」を演じられました。

「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファース主演、「キック・アス」のマシュー・ボーン監督&マーク・ミラー原作によるスパイアクション。

ブリティッシュスタイルのスーツ姿が一番似合う名優、コリン・ファースのまさかのキレッキレのアクションと粋なスパイ・ガジェット(英国紳士が身に着ける上品な傘・靴が武器になる瞬間の驚きたるや!)の数々に魅了された。

そして、今作がメジャーデビューとなったタロン・エガートンの”田舎の兄さん”から”立派な英国紳士”に(表向き)なっていく過程が彼自身がスターダムを駆けあがる様と重なり合い、趣深く拝見させて頂いた。

音楽の使い方も、タロン・エガートン演じるエグジーがデンマーク王女の部屋に入る際に流れるブライアン・フェリーの「スレイヴ・トゥ・ラブ」始め、英国ポップ・ロックで固めたバックミュージックもとても良い。

007とは違う路線の英国スパイ映画の誕生を嬉しく思った作品である。

キングスマンのあらすじ

「キングスマン」は、表向きは高級テーラーだが、世界最強のスパイ機関としての裏の顔を持っている。スタイリッシュなブリティッシュ・スーツを着こなすハリー(コリン・ファース)は、そこに属するスパイの中でもエリートだった。彼は、組織の指揮をとるアーサー(マイケル・ケイン)からの指令で、新人スパイをスカウトすることになる。何者かにエージェントが惨殺された穴を埋めるためだ。街でエグジー(タロン・エガートン)という青年に可能性を見出したハリーは、彼をキングスマンの候補生として抜擢する。実はエグジーの亡くなった父はハリーと旧知の仲。ハリーは、彼とした約束を果たすため、エグジーに声をかけたのだった。一方、街では科学者の失踪が頻発していた。その事件の首謀者は、ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)というIT富豪。彼は恐るべき人類抹殺計画を企てていた。ヴァレンタインの魔の手は、事件について調査を始めたキングスマンにも迫っていた。エグジーはキングスマンの一員として認められるのか。キングスマンは恐ろしい計画を阻止できるのか。世界最強のスパイたちが動き出す。

キングスマンの感想

ブリティッシュスーツを素敵に着こなし、「キングスマン」の一員として活動しているハリー(コリン・ファース)。組織の一員が何者かに殺されてしまい、新人をスカウトする事になります。ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジー(タロン・エガートン)を候補に抜擢します。「キック・アス」のマシュー・ヴォーン監督作品だけに、残虐描写ありで、いつもの悪趣味な映像がてんこ盛りなのに、スピーディにぶっ飛んだ展開とかっこいいアクションが爽快です。コリン・ファースがとってもカッコ良く、スパイの小道具も007ばりの仕掛けがあって、モダンで最高です。教会の殺戮シーンは凄まじいのに、例えるならダンスを踊るかのような動きと流麗なアクションで、殺戮シーンをこれほど気持ち良く釘付けにする監督は凄いです。平和を守っている組織がその実貴族のスパイ組織で、世界征服を企む悪党と決着をつけようとする設定はよくあるが、映像が少し斬新です。
低所得者向けの集合ホームで母親と生活を営なむ無職の青年が、いきなりスパイに抜擢される物語で、イギリスの階級社会を皮肉ったところも背後にあるような気がしました。
世間的にはほとんど話題にならなかったけど、結論から言えば「バカ映画」という括りなんだろうけどエリートスパイの毎日の活動と次から次へと起こる難題に挑戦する新兵の訓練を交互に描き、2時間超の長編なのだが全く飽きさせない。主演のコリン・ファースが真面目に演技しているけど不思議に違和感は無く、脇役には役を選ばないマイケル・ケインが組織のボスを演じており、画面を引き締めているようだ。ボス役はクリストファー・プラマーだったら更に良かったかも。更にセリフの端々、小道具、背景など直接ストーリーに係りないところにも相当なこだわりが詰まっているので映画好きなら見返すたびに新しい発見がありそうだ。アクションについては「キックアス」で見せたヒットガールを超えるものは無かったけど、終盤にはもう笑うしかない驚愕のビジュアルが展開するので見所あり!この映画、フレッシュな人より昔のスパイ映画やドラマをいろいろ見てきたジジババの方が必ず満喫できるはずで、老人ホームなんかで上映会を開いたらみんな笑顔になる映画かも。。スパイ系の小説好きなら気に入るかも。正月休みに何か1本。という貴女にはとってもおすすめです。
全然予備知識なく観たんだけども、あっさり過ぎ去った2時。まさしく痛快スパイアクション。「キック・アス」の監督という事で、殺戮シーンの容赦なさはいつも通りだ。教会でのシーンは狂気に満ちているし、頭爆発のシーンは花火のようだった。そしてあそこで“威風堂々”が流れるなんてびっくり!(まだ頭の中で音楽が流れている。笑)この二つが感触的なシーンだったので真っ先に感想を書いてしまったけど、オープニングのシーンから面白いなと思っていました。爆撃された建物の破片が文字になって、一カ所開いた窓の中身に視線を移したところで本編に入る仕組み。加えて17年が過ぎ、エグジー(タロン・エガートン)が幼い頃に教えられた合言葉を利用し、ハリー・ハート(コリン・ファース)に助けを求めるのだ。キングスマンというリッチテイラーはただの表向きで、本当はスパイ組織のアジトだった。試着室の奥には、スパイには欠かせないグッズ―防弾仕様でライター型手榴弾、マシンガンにもなる傘、毒入りペン、言うまでもなく英国紳士御用達のリッチスーツ、ピカピカの高級靴もたくさん並んでいた。「007」といい英国のスパイは佇まいからスマートで、コリン・ファースの英国紳士ぶりに心を奪われた女子がたくさんいたのでは?その後のスパイの養成場面も楽しいけども、指導教官のマーリン(マーク・ストロング)がカッコ良かった。それに比べると敵役のヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)は、少々ダサかったかな。バーでのシーンで「マナーが人間を完成させるんだ」というハリーのセリフとアクションがあるんだけど、このシーンをよく覚えておいてほしい。キングスマンとなったエグジーが、最後にそのままコピーするのだ。荒唐無稽ではあるけども、「007」への敬意やパロディが満載で楽しめた。あと、気になった事が一つ。スウェーデンの王女?彼女は王女の割には下品だった感じがする。

2位 真珠の耳飾りの少女

公開年 2004年4月10日
上映時間 100分
配給 ギャガ
監督 ピーター・ウェーバー
メインキャスト スカーレット・ヨハンソン(グリート)
トム・ウィルキンソン(ファン・ライフェン)
キリアン・マーフィー(ピーター)
エッシー・デイヴィス(フェルメール夫人)
コリン・ファース(ヨハネス・フェルメール)

2004年の春に公開された映画「真珠の耳飾りの少女」にヨハネス・フェルメールとして出演されており、画家を演じられました。

17世紀のオランダを舞台に、画家フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」が描かれた背景に物語を構築し、それをモデルとなった少女の目を通して描く。

この作品はまるでフェルメールの絵画が動きだしたかのような映像。この映像美だけでも十分見る価値がある。一枚の絵画から物語が溢れ出してくる感じがすごくわくわくする。フェルメールの絵画は想像をかき立てるので、制作する立場でも相当楽しかったのではないかと思われる。個人的にはフェルメールはもっと浮世離れしたイメージを持っていたので、若干色気がありすぎる気がした。けれども、夢を壊すほどではなく許容範囲だったのは、コリンファースの品の良さが成せる技かなと思う。

真珠の耳飾りの少女のあらすじ

西暦1665年のオランダ、デルフトの街。タイル絵師の父を持つグリートは、父の影響を受けて修行のために画家であるフェルメール家に下働きとして入りました。フェルメール夫人に、アトリエの掃除をするように指示を受けて、窓を拭いてもよろしいですか?光が変わると思うのですが?」と問うのだが、芸術が分からない夫人との対比がなされてしまう。グリート自身には陰影や色彩そして構図に隠れた天分を持ち合わせていたのである。才能が目覚めフェルメールはグリートに遠近法や絵の具の調合などを教えた。絵の構図が悪いと考えたグリートは、アトリエでモデルとなった椅子を退かして、陰影を強調し始めたのであった。これを見たフェルメールは、描いていた椅子を一度消して、光と影の陰影を付け加えるのであった。

真珠の耳飾りの少女の感想

画家フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」という名作の背景を描いた作品。この作品が実話に基づいているわけでもなくフィクションでこの物語を構成したということでとにかく驚愕しました。そして、なんとも映像が綺麗で作品の世界観に引き込まれました。セリフは少なく、登場人物の表情や仕草がメインとなっておりそこも作品として魅力的になっています。想像をさせるようなフェルメールの作品だからこその演出であって作品同士の相性が非常に良い。芸術というものを教えてくれるような作品で絵画に興味を持つきっかけにもなるような繊細な作品であって感動だけでは表せれないものです。教材としての価値もあるようなとても魅力的な作品になっていると感じました。
登場人物が何かを伝えたいけれど逡巡している時の、緊張感のある”間”が印象的でした。名画が題材という所で妙なフィルターがかかってしまいますが、純粋に、演技・演出が素晴らしい作品だと思います。絵画には興味がありませんが歴史には興味があるので、あの絵が描かれた時代の空気を感じる事が出来て楽しかったです。
繰り返し見てしまう程大好きな作品。エロティックな演出がたまらなく、役者の指先まで光る演技が美しい。こんな名作なかなかお目にかかれない。衣装もセットも凝っていて、全く安っぽい感じがしないところも良い。見ても損はしない作品。

3位 トラウマ

公開年 2004年9月17日
上映時間 94分
配給 “BBCフィルムズ
グロブナーパーク
マン島フィルム”
監督 マーク・エヴァンス
メインキャスト ミーナ・スヴァーリ(シャーロット)
ナオミ・ハリス(エリーザ)
ショーン・ハリス(ローランド)
ニール・エドモンド(ミルズ)
ケネス・クラナム(刑事巡査ジャクソン)

2006年に公開された映画「トラウマ」にベンとして出演されており、交通事故を起こし昏睡状態になる男性を演じられました。

交通事故を起こし昏睡状態から目覚めたベンは、同乗していた妻が死んだことを知る。事故のショックから立ち直るべく、引っ越して新たな生活をスタートさせるベンだったが、やがて周囲で不可解な出来事が次々と起こるように。
この作品は解釈するのが難しい映画だけど、なかなか楽しめました。特に混乱するコリン・ファースの演技が見事でした。見た後あれこれ想像するのが好きな人にはおすすめです!!

トラウマのあらすじ

交通事故を起こしたベンは、昏睡状態から目を覚ます。そして、同乗していた妻が亡くなったことを知らされる。ショックを受けつつも、ベンは立ち直るべく引っ越しをし、新たな生活を歩み出そうとする。しかし、次第に周囲で奇妙な出来事が頻発するようになる。さらに、霊能者から妻はまだ生きていると告げられる。そんなある日、ベンの家の近所で、有名な女性歌手が殺害されるという事件が発生し…。「英国王のスピーチ」のコリン・ファースが主演を務めるサスペンススリラー。共演は「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スバーリ、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のナオミ・ハリスら。監督には、「処刑・ドット・コム」のマーク・エバンス。

トラウマの感想

これセル版で持っているけど、レンタル版で発売されるなんてびっくり。オスカーや英国王とかの影響でしょうね。版権があるうちにって事なのかな。昨今のコリン・ファースはキャリアアップをしていますが、この作品に出演した頃は、首をかしげるような作品に結構出ています。この作品は、まだましな方なのかも、、いや、ハードルが高いかな。虫が嫌いな人は、見ない方がいいかもしれません。ストーリーに関しては、エンディングが理解できなかった。コリン・ファースがむさ苦しく、苦悩する姿はあまり見ないので、この辺は見る価値ありかも。
これは私にとって”トラウマ”になってしまった映画。
主役のベン(コリンファース)が精神を病んだ役を演じてるんだけど、物語に変化がない。実に退屈な90分を過ごしました(^_^;)ニュースでローレンパリスという女性が遺体で発見という報道があり、ベン(コリンファース)とエリッサはドライブ中に事故に遭ってしまい、無事だったのだが、このローレンパリスの事件が何だったのか?シャーロットという女性は一体何者なのか?と疑問符が残るばかりで、ずっとコリンファースの病んだ精神を見てばかりのような映画でした。
好んで観るジャンルではないけど、サイコスリラーとして楽しめた。
全編、不安と緊張に悩み続けるコリン・ファース。カウンセラーに通っているシーンが好き。虫は注意ではある。タイトルが内容と合っているのか?なぜなら「どれがトラウマなのか」、終わってもよくわからない。トラウマが「語れないもの」であるならそれでもいいのかとも思う。トラウマとは「精神的外傷」とかじゃなかったっけ?どれがトラウマなのか。

4位 英国王のスピーチ

公開年 2011年2月26日
上映時間 118分
配給 ギャガ
監督 トム・フーパー
メインキャスト ジェフリー・ラッシュ(ライオネル・ローグ)
ヘレナ・ボナム=カーター(エリザベス妃)
ガイ・ピアース(エドワード8世)
ティモシー・スポール(ウィンストン・チャーチル)
デレク・ジャコビ(大司教コスモ・ラング)

2011年の冬に公開された映画「英国王のスピーチ」にジョージ6世 として出演されており、現イギリス女王エリザベス2世の父を演じられました。きつ音障害を抱えた内気な性格だが、言語療法士の助けを借りて障害を克服。

第83回アカデミー賞では12部門にノミネートされ作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の主要4部門に輝いたほか、先行して発表されたゴールデングローブ賞でも7部門にノミネート、主演男優賞を獲得。また米プロデューサー組合(PGA)賞、全米監督協会賞受賞に英国アカデミー賞、トロント国際映画祭など世界の各賞を総なめにした。

この作品はたんなる英国王という皇族の人間のエピソードではなく、ライオネルという1個人の葛藤を描いていたように思える。

吃音症を抱えるなか家族や友人(言語聴覚士)に支えられ英国王としての葛藤や自身のコンプレックスを克服していく姿に感動です。

大衆の前でのスピーチで、大勢の人の目に晒されながら演説をする緊張感…吃音症というコンプレックスを抱えて生きていく姿をみるのがなんとも心苦しくなりました。
コリン・ファースとジェフリー・ラッシュの演技も良かった。

英国王のスピーチのあらすじ

王や国民の前に立つ人は演説ができて当然。そのような考えをひっくり返してしまうような映画です。まさかイギリス国王が乞音症に悩まされているなんて…王だって人間であり、悩み事もあり、さまざまな登場人物の心情が揺れ動く様子が繊細に表現されている映画です。王と、乞音を治すために一緒に練習を重ねる言語療法士との友情もこの作品の見所です。立派なイギリス王室の様子や、現代では想像できないようなきらびやかな世界観もこの時代の映画ならではです。

英国王のスピーチの感想

吃音に悩むジョージ六世がセラピストとともに障がいを克服していく。激動の時代、王室内の揉め事を経験しながら一国の統治者として大成していくエピソードは驚きと感動にあふれている。吃音の特徴を見事にとらえ、張り詰めた思いを繊細に表現するコリン・ファースの演技力には脱帽した。パイレーツ・オブ・カリビアンのバルボッサで馴染みのあるジェフリー・ラッシュが主人公を支える役割を果たしており、英国紳士そのままの気風で国王に変に遠慮することなくふるまう姿を見、バルボッサとはまた違う魅力を見いだせた。王妃を演じたヘレナ・ボナム=カーターの華麗さは言葉にできない。三人を中心としたキャスト陣が素晴らしい構成だ。バーティとライオネルの二人三脚で紡いだ絆は、一国の運命を変えるに至る。万人の胸へ届けられる世紀のスピーチにぜひ耳を傾けて頂きたい。心に響く伝記ものだった。偉大なるキングへこれ以上ない称賛をおくる。
いい映画だった。戦争中の貴族は国民に一方的に戦わせて、本人たちは高みの見物をしている印象があったが、実際はそれほど単純なものではなかったのだとこの映画が教えてくれた。王族は生まれたときからその国の象徴で、死ぬまで神聖な存在を演じなければならない。それがどんなに大変なことであるかは我々のような平民には分からないだろう。本作の魅力はやはり友情で、階級の差を超えたそれに心を揺さぶられた。コリン・ファースは本当に英紳士の役が似合う。
主人公を中心に、それぞれの対話や変化が丁寧に描かれていて、自分が常にその場に透明人間としているのでというくらい吸い込まれた。みな温かい気持ちや意思のある人間であり、性格の合わない人がいれば愛おしくてたまらない人もいる。それが人間なんだと伝わってくるような作品だった。

5位 ときめきアムステルダム

公開年 1985年11月24日
上映時間 83分
配給 ロンドンウィークエンドテレビジョン
監督 ジャイルズ・フォスター
メインキャスト ティモシー・スポール(リンドン・ベインズ・ジェリコー)
ビル・パターソン(モール)
ジェームズ・ウィルビー(ダンディーン)
エイドリアン・ルキス(マレー)
ハイウェルウィリアムズ(エリス)

1985年に海外で公開された映画「ときめきアムステルダム」に主人公のニールとして出演されており、高校生を演じられましたが、海外のみでの公開となっており、日本では上映されていません。

コリン・ファースが85年に主演した青春映画。スコットランドの冴えない高校のホッケー・チームがアムステルダムに遠征中、オランダ娘を相手にナンパを繰り広げる。ときめき満点のほろ苦いラブ・コメディ。

せっかくの300ログめ、大好きなコリン・ファースの作品を。
昨年の夏に鑑賞、古いTV映画です。(以前はAmazonで入手できましたが、今は在庫ナシですね…海外Amazonにはありますが…)
スコットランドの男子校のホッケーチームがオランダに遠征、遠征先でのオランダ人女子とのアバンチュールを夢見る物語。日本でもありがちな「若手イケメン俳優、実力派俳優集めて女子ウケのいいキラキラした青春ドラマ作ってみました!」みたいな作品。演劇大国イギリスでもこういうのあるんだ…と新鮮でした(笑)制服のジャケットはピンク色だし、女子ウケ狙いど真ん中でカワイイ。

コリンの役は「ニール・トゥルーラブ」と名前までベタな主人公。時期の近い『アナザーカントリー』とまったく雰囲気違う! シャイで奥手すぎる役。見比べるとこれまた新鮮。
ホッケーチーム顧問の先生はオランダでゴッホの作品見ることしか頭にないし、悪友の行動はひどすぎるし、登場人物のアクが強くて楽しい。
遠征先でトゥルーラブ君と同じホームステイ先になる悪友が、『英国王のスピーチ』でチャーチル首相役のティモシー・スポール。
外ヅラのいい人より、見た目無様でも本音で接してくれる、飾り気のない人こそ真に信頼できるのかな。
なんてことを感じさせてくれる、ビターな青春ムービーでした。

ときめきアムステルダムのあらすじ

スコットランドにある全寮制男子高校から、ホッケーチームが遠征試合のためアムステルダムへ行くことになった。しかし弱小チームである彼らの本当の目的は、ホッケーの試合ではなく、可愛いオランダ人の女の子たちに会うことだった。アムステルダムに到着した彼らは、女の子たちに夢中で試合などそっちのけになってしまう…。テレビ向け青春ラブコメディで、、イギリスを代表する人気俳優であるコリン・ファースが1985年に初々しく出演している。出演はほかに「キリング・フィールド」等のビル・パターソンや「秘密と嘘」等のティモシー・スポールら。

ときめきアムステルダムの感想

1985年のテレビ映画です。日本でも見かける、若い二枚目俳優と実力のある俳優を集め、女性受けのいい青春ドラマを作ってみました的な作品で、あのイギリスでもこういう作風があるのかとびっくりしました。コリン・ファースはシャイで奥手な主人公役です。
本作はコリン・ファース、ティモシー・スポールなど、偉大な俳優のキャリアの出発点になっていると思います。演技はちょっとダサいし、サウンドトラックもそれほどよくありませんが、ぜひとも二、三回見ることをおすすめします。
ティモシー・スポールについて調べていたとき、このテレビドラマを思い出しました。ビル・パターソンとコリン・ファースが出演しているとは知らなかったです。この番組を見たころ、私は16歳で、女の子の仲間が欲しいと切に願ったものです。

まとめ

以上がコリン・ファースの人気作品ランキングでした!

キングスマンのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろんな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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