ベネディクト・カンバーバッチ|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「それでも夜は明ける」のウィリアム・フォード役として数々のファンを魅了してきたベネディクト・カンバーバッチ。

身長が183cmもあるということで、作品中でもとても目立ちます。またフェミニストとしても知られており、男女のギャラの格差について関心があるようです。

今回は、ベネディクト・カンバーバッチの出演作品のランキングと共に、まずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

ベネディクト・カンバーバッチのプロフィール

本名 Benedict Timothy Carlton Cumberbatch
生年月日 1976年7月19日
出身地 イングランド・ロンドン
経歴 ハーロー校卒業
身長 183cm
SNS

1976年7月にイングランド、ロンドンで誕生したベネディクト・カンバーバッチですが、2003年の「クロムウェル 英国王への挑戦」でRoyalist役として見事デビューを果たしました。2012年にローレンス・オリヴィエ賞主演男優賞、更に2015年にはイギリスGQ誌読者の選んだ男性ベストドレッサー賞で第2位になるなど各方面で活躍しています。

このように俳優として引っ張りだこになっているベネディクト・カンバーバッチですが、ハーロー校を卒業しており、俳優業だけでなく学業の方にも力を注いでいました。

ハリウッドの男女賃金格差に関して、女性の共演者にも平等の出演料が支払をされるような作品に限って出演をする考えであるとのことです。

ここからはそんなベネディクト・カンバーバッチのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

ベネディクト・カンバーバッチの出演作品

数々の名作に出演しているベネディクト・カンバーバッチですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 それでも夜は明ける

公開年 2013年10月18日
上映時間 134分
配給 ギャガ
サミット・エンターテインメント
監督 スティーヴ・マックイーン
メインキャスト キウェテル・イジョフォー (ソロモン・ノーサップ / プラット)
マイケル・ファスベンダー (エドウィン・エップス)
ポール・ダノ (ジョン・ティビッツ)
ポール・ジアマッティ (セオフィラス・フリーマン)
ルピタ・ニョンゴ (パッツィー)

2013年春に公開された映画「それでも夜は明ける」にウィリアム・フォードとして出演されており、聖職者で温和な性格を持った奴隷のオーナーを演じました。

黒人奴隷の映画では興行収入が見込めないと制作会社に拒否をされたこともありました。

12年間という非常に長かった奴隷生活をもとにした映画作品です。

それでも夜は明けるのあらすじ

1841年、アメリカでは奴隷システムが広がっていた。家族とともにニューヨークで平穏に暮らす自由黒人で、音楽家のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は突然誘拐され、アメリカ南部のニューオーリンズへ奴隷として売り飛ばされる。農園では過酷な労働を強いられ、狂信的な選民主義者のエップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちからはひどい差別と虐待を受けながらも、決して人としての尊厳を失うまいとソロモンは心に決める。いつかまた家族との再会の時を信じ続けて耐え忍ぶソロモン。そして12年以上の歳月が流れたある日、奴隷制度撤廃を訴えるカナダ人労働者バス(ブラッド・ピット)と出会えたことを機に彼の運命は大きく変わっていく……。

それでも夜は明けるの感想

決められた環境で生き、法律に制限されているという意味では私も奴隷である。貧富の差についてじっくり考えてみた。たまたま今回は日本人として生まれたが、おそらく順番ではないだろうか。ザ・ブルーハーツの歌詞にある『生まれたからには生きてやる』という気持ちを改めて確認した。

実話だそうだが、どこまで本当かはよく分からない。登場する白人のほぼ全てが悪人で、黒人はみな善人のような描き方になっているのはどうも怪しい。白人だけでなく、黒人にも善人はいなかったのではなかろうか。ただ、奴隷制時代のアメリカは大体こんなふうだったんだろうとは思う。弱い者をいじめて利益をむさぼる生活様式は今も綿々と続いている。つくづくイヤな国だ。

原題の通り、12 years slaveにしてほしかった。大物俳優のオンパレードで、ブラッド・ピットもカンバーバッチも素敵だった。ファスベンダーの悪役もなかなか良かったと思う。本当にこんな時代があったとは、人の心は恐ろしい。時代がどう変化しても、人としての真理や宇宙の法理に沿った生き方をできるだけしていきたいと強く思った。

2位 クロムウェル〜英国王への挑戦〜

公開年 2003年5月16日
上映時間 103分
配給 フィルム4
監督 マイク・バーカー
メインキャスト ティム・ロス (オリバー・クロムウェル)
ダグレイ・スコット (トーマス・フェアファクス)
オリヴィア・ウィリアムズ (アン・フェアファクス)
ジェームズ・ボーラム (デンジル・ホーレス)
コリン・レッドグレイヴ (デ・ヴィアー卿)
フィンバー・リンチ (ヘンリー・アイアトン)

2003年春に公開された映画クロムウェル〜英国王への挑戦〜にRoyalist役、かつエキストラとして出演されました。

主人公のクロムウェルは17世紀のイギリスで起きた清教徒革命立役者の1人で、王政を否定し英国王チャールズ1世を処刑しました。

この映画作品は日本では残念ながら劇場未公開となりました。なおWOWOWでは放送されました。

クロムウェル〜英国王への挑戦〜のあらすじ

17世紀イギリスで起きた清教徒革命の中心人物、クロムウェルをT・ロスが熱演。国王チャールズ1世が処刑台へと追いやったこの革命の担い手は、歴史的にも評価が二分されている。17世紀半ばのイギリスでは、国王チャールズ1世と議会派が激しく対立していた。国王は王権神授説に基づき絶対権力を主張しており、一方の議会は王権も法の下にあるとし、法治国家への移行を求めてい。その対立はついに内戦へと発展してしまう。議会派のクロムウェルと盟友フェアファクスは、国王軍との戦いにおいて司令官としての優れた手腕を発揮し、次々と勝利を収めていた。だが、クロムウェルは王の罪を裁くことが真の自由を勝ち取る唯一の手段であると主張。この急進的すぎる姿勢に、いつしかフェアファクスは疑問を抱くようになる。

クロムウェル〜英国王への挑戦〜の感想

このジャンルにはそれほど緻密さをみな期待していないと思います。それでも、ジェニー・メイヒューの脚本は非常によくできていました。トーマス・フェアファクスとオリバー・クロムウェルの間のプラトニックな恋愛を潜ませ、歴史を描いています。彼女が新しく作った作品はとてもドラマティックでした。

英国王チャールズ一世が処刑されたのは果たして運命だったのでしょうか。作中では裏切りも描かれます。浮かび上がってくるのは制御不能なまでに陥った権力闘争と、そのフィルターを通して見た暗くて騒々しい歴史の数々です。

フェアファクス視点だと、クロムウェルを確実に捕まえ切れていない気がする。特にいちばん大事なはずの英国王の裁判は、フェアファクスが完全に部外者になっており、理想と現実がかけ離れているという印象が薄い。フェアファクスの見届け方をもう少しきちんと描写してほしかった。作中に出てくる鏡の使い方が面白い。

3位 アベンジャーズ/エンドゲーム

公開年 2019年4月26日
上映時間 181分
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
メインキャスト ロバート・ダウニー・Jr (トニー・スターク / アイアンマン)
クリス・エヴァンス (スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ)
マーク・ラファロ (ブルース・バナー / ハルク)
ルー・フェリグノ (ハルクの声)
クリス・ヘムズワース (ソー)

2019年春に公開された映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」にスティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ役で、魔術師で両手の精密動作性を失ってしまう元天才外科医を演じました。
運命を左右するようなとても重要なシーンの最後に本編では流れなかった、ちょっと汚い言葉を言い放つアイアンマンが映っていたようです。

これまでの歴史を振り返りつつも、ヒーローが大集結する映画作品になりました。

アベンジャーズ/エンドゲームのあらすじ

アベンジャーズとは、色んな種類のアメリカンヒーローが協力して、地球の危機に立ち向かう姿を描いており、アクションを見ていると楽しくて仕方ありません。得にハルクは、強靱な力を武器に戦う姿は、どんな相手にも勝ってしまうのではないかと思ってしまいます。様々なキャラクターがそれぞれの特徴を活かしてお互いに助けあって闘う姿は、とてもかっこいいです。今まで別々の作品に出ていたキャラクターが一緒に出演するという贅沢な物語を皆様も一度は、ご覧頂きたいです。

アベンジャーズ/エンドゲームの感想

これまでの歴史を振り返りながら、ヒーローたちの話が進んでいくのでアベンジャーズシリーズを知っている人からしたらとても面白い作品になっていました。特にバトルシーンが迫力満載で興奮し、めちゃめちゃ泣けました。
長年続いた物語の集大成というのは、がっかりするものも多いのですが、この作品については相応しい作品だったと思います。ラストに向けて、ストーリーは王道でこうなるんだろうなぁとは思っている通りではありましたが、実際にそうなると興奮してしまいました。
あっという間の3時間でした。過去作品を振り返って楽しめる要素や、上映中も笑いが起こるくらいコミカルなシーンもあり。特にソーのムジョルニアをついにあの人が…!?のシーンは盛り上がりました。圧巻の戦闘シーンは息をのみます。最後は涙無しでは観れません。

4位 グリンチ

公開年 2018年12月14日
上映時間 92分
配給 東宝東和
監督 ヤーロウ・チェイニー
スコット・モシャー
メインキャスト キャメロン・シーリー (シンディ・ルー)
ラシダ・ジョーンズ (ドナ)
ケナン・トンプソン (ブリクルバウム)
アンジェラ・ランズベリー (マクガークル村長)
トリスタン・オヘア (グルーパート)
ラモーン・ハミルトン (アクセル)

2018年秋に公開された映画「グリンチ」にグリンチ役して出演されており、他人の幸せを嫌うひねくれた性格として演じました。

グリンチはアニメーション映画です。また2017年秋に公開予定でしたが、2018の秋に公開が延長されました。

グリンチのあらすじ

つぶらな瞳が愛らしい超可憐な幼少期を過ごしながらも、完全にひねくれた大人へと成長してしまったグリンチ。今では愛犬のマックスと洞窟の中で暮らし、マックスが見せる献身的な振る舞いにもぶっきらぼうな対応。さらには、山の麓に住む村人たちにいじわるをして楽しむという“超”がつくひねくれ者に。不機嫌で孤独なグリンチはやがて、とんでもない計画を立ててしまう。村のみんなが大好きな“クリスマス”を盗もうという計画だった。小さい頃はあんなに可愛かったグリンチが、大人になるまでの間に、一体何があったのか…?そして、彼が考えたとんでもない計画の行方は…?。

グリンチの感想

子供向けの内容の映画でした。ティムバートンに似た世界観も感じました。ロン・ハワードはこういう映画も作るんですね。グリンチはジム・キャリーかどうか分からない程ですが、あごや口の動きにジムっぽさが出てました。ジムの嫌がらせぶりをもっと多くしても良かったです。哀れさが強くなってしまって、グリンチより街の人や市長が悪者のように映りました。
またアクの強いジムキャリーの顔芸を期待して録画しておいたのだが・・・・Dr.スースの絵本はみんな大好きなのに、あの世界観と独特なキャラクターデザインを実写でそのまま再現しようとするとこれほど不気味な結果になってしまうとは。今思えば「ハットしてキャット」のマイク・マイヤーズも完全に異様な次元に突き抜けていたが、あちらはまだ一部のキャラクターのみ特殊メイクだったから許せたのだろう。対するこちらは登場キャラクター全てが基本的に特殊メイクで作られたあの顔・・・不気味の谷を超えてなんと言ったら良いか、本能で察知する違和感に珍しく冒頭10分でギブアップ。なんてこった。

全身緑毛ボーボーで不気味な風貌の怪物グリンチと、彼が育ったクリスマス大好きな村人たちとの、クリスマスの物語。街の人たちから恐れられ嫌われて、街からは外れた山の中で一人、憎しみを抱えて寂しく暮らすグリンチ。そんなグリンチに対して、一人の少女が疑問に思う。みんなに恐れられている彼はどんな人なの?と。フーの村の風景や人々の衣装など、本当に目に美しい楽しい映画。そして、全盛期のジム・キャリーの躍動感溢れる演技が素晴らしい。あれだけの特殊メイクをしているのに、生き生きとしてしなやかな動き。クリスマスなんて嫌い、浮かれた村人たちが憎い。吐き捨てるように言うけれど、そういうグリンチの顔はとても哀しそう。クリスマスには、暖かさを最も必要としている人に、というシンディ・ルーの言葉は本当に愛に溢れ、柔らかな暖かさ持っていると感じた。WOWOWはクリスマスでもないこの時期になぜ放送したのかなと思うけど(笑)、暖かい気持ちになれて、人気絶頂期のジム・キャリーも見られて楽しかった。

5位 アメイジング・グレイス

公開年 2007年2月23日
上映時間 118分
配給 プレシディオ
監督 マイケル・アプテッド
メインキャスト ヨアン・グリフィズ (ウィリアム・ウィルバーフォース)
ロモーラ・ガライ (バーバラ・スプーナー)
マイケル・ガンボン (チャールズ・ジェームズ・フォックス)
キアラン・ハインズ (バナスター・タールトン)
トビー・ジョーンズ (クラレンス公)

2007年冬に公開された映画「アメイジング・グレイス」にウィリアム・ピット役として出演されており、24歳の若さで首相となった役を演じました。

18世紀のイギリスでお金持ちの家庭に生まれて、奴隷貿易制度に疑問を持っていました。数々の困難を乗り越えて、奴隷貿易制度の撤廃を目指しました。

アメイジング・グレイスのあらすじ

18世紀のイギリス。ウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)は交易により富を築いた裕福な家に生まれ育った。立派に成長したウィリアムは父と叔父が残してくれた財産の多くを慈善事業につぎ込むほどの心優しい青年となる。奴隷貿易がイギリスの主な収入源となっていることに心を痛めていたウィリアムは、世の平和のために祈る聖職者になるか、世の中を変えることができる政治家になるかで心が揺れ動く。しかし彼の師で、『アメイジング・グレイス』の作詞をしたジョン・ニュートン(アルバート・フィニー)に背中を押されて21歳という若さで議員に選ばれる。そして議員となった彼は、英国で最年少の首相になったウィリアム・ピット(ベネディクト・カンバーバッチ)と一緒に奴隷貿易の廃止を訴える。

アメイジング・グレイスの感想

この時代は奴隷貿易について描かれることが多いが、大好きなこの曲に、こういう秘話があったのは知らなかったため、バックで流れているのを聞いたとき、涙が出てきた。奴隷制度の撤廃を訴えるなかで、どういうふうに船で人が連れてこられるのか、想像力を最大限に駆使して訴えるようなシーンに、そういう描き方もあるのだと感心した。誰でも苦しみながら一生懸命に生きているというメッセージを確かに受けとった。
すごく真面目な話でした。アメイジング・グレイスの歌は少しだけでした。有名な歌ですが、こういう背景で生まれたとは知らなかったです。罪深き私をも救ってくれたみたいな歌詞ですが、誰が罪深いのか? 私には今ひとつ理解できません。命あるもの全てが尊いのに、自分だけは違うと勘違いしている人が時にいます。そこに気付くかどうかで、その先が変わってきます。周囲の人に「それ」を気付かせてくれた主人公は偉いです。
この世に生まれてきた使命や天命に沿って生きる姿を見せてくれる映画でした。いくら挫折しても、失敗しても、天命に従い、何度も何度も挑み続ける姿に涙が止まらなかったです。今から200年近く前のイギリスに、こういう人がいたことに感銘を受け、自分の天命を考えました。

 

まとめ

以上がベネディクト・カンバーバッチの人気作品ランキングでした!

ランキング1位それでも夜は明けるのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろいろな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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