アンソニー・ホプキンス|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクターとして数々のファンを魅了してきたアンソニー・ホプキンス
その重厚感のある演技と努力家でお茶目な性格が多くの人に反響を呼んでいますよね!

今回はアンソニー・ホプキンスの出演作品のランキングと共にまずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

アンソニー・ホプキンスのプロフィール

本名 Anthony Hopkins
生年月日 1937年12月31日
出身地 ウェールズ ポート・タルボット
経歴
身長 174cm
SNS ツイッター
インスタグラム

1975年の12月にイギリスのポート・タルボットで誕生されたアンソニー・ホプキンス

1968年の「冬のライオン」でリチャード役として見事デビューを果たし、「羊たちの沈黙」ではアカデミー主演男優賞を受賞したり、最近では「2人のローマ教皇」アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされるなど様々な作品で活躍をされています。

このように俳優として引っ張りだこになっているアンソニー・ホプキンスですが、画家としても活躍しており、アメリカやイギリスで個展を開いた際には50点ものを風景画や抽象画を出展されたそうです。

また、大の猫好きでSNSでは愛猫のニブロとの写真や動画が多数公開されており、その嬉しそうな姿は見ていて癒されると評判です。

ここからはそんなアンソニー・ホプキンスのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

アンソニー・ホプキンスの出演作品

数々の名作に出演しているアンソニー・ホプキンスですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 羊たちの沈黙

公開年 1991年6月14日
上映時間 118分
配給 オライオン・ピクチャーズ
ワーナー・ブラザース
監督 ジョナサン・デミ
メインキャスト ジョディ・フォスター (クラリス・スターリング)
スコット・グレン (ジャック・クロフォード主任捜査官)
テッド・レヴィン (バッファロー・ビル)
アンソニー・ヒールド (フレデリック・チルトン医師)
ケイシー・レモンズ (アーディリア・マップ)

1991年の冬に公開された映画「羊たちの沈黙」に猟奇殺人犯のハンニバル・レクターとして出演されており、元精神科医でありながら殺害した人間の臓器を食べる「人食いハンニバル」を演じられました。

アンソニーはハンニバル・レクターについて、「とてもパワフルな攻撃的な力を持っている一方で女性が持つクリエイティブな面も多く持つ男だとも感じました。狭い牢屋に入れられていて狭い空間で猫のように動く男というイメージで演じました。」と語っています。

物語のカギとなるレクター博士の狂気を見事に演じており、短い出番ながら強烈なインパクトを残した凄まじい演技力と最後までハラハラさせられる展開でサイコスリラーの大傑作と評価されています。

羊たちの沈黙のあらすじ

クロエ・グレース・モレッツ演じるキャリーは地味で内気な性格の冴えない高校生で、学校では笑い者だった。家庭でも狂信的な母親(ジュリアン・ムーア)に常に厳しく監視され、とても幸せとはいえない、孤独で鬱屈とした毎日を送っている。ある日、キャリーは自身が受けたいじめをきっかけに、女子に人気がある男子生徒トミーと、プロムパーティーに参加する事になる。キャリーは母親からの反対を押し切り、手作りのドレスを着て、パーティーへ出かける。憧れていたトミーを見つめ、会場の視線を一身に浴び、夢見心地のキャリーだったが、悲劇が訪れる。

羊たちの沈黙の感想

この映画を見た最初の感想は、「人間は怖い」ということでした。クラリスが面会するレクター博士の頭が良すぎる所、バッファロービルの犯罪性が、特に怖かったです。レクターの情報と、クラリスの聡明な頭脳と勇気で事件は解決しますが、見終わった後の爽快感は皆無。人間の怖さに震撼する自分がいました。
犯罪者キャラクターとして今まで自分が目にしてきた中で、レクター博士は衝撃的な人物でした。一見すると落ち着いた雰囲気なのに、目の奥に潜んだ狂気的な光が見え隠れするたびに、背筋が凍る思いをしました。そんな彼に対峙するクラリスの凛とした強さのおかげで、最後まで見終わることができたと思います。
レクター博士は犯罪者であるのに、アンソニー・ホプキンスの演技力で不思議な魅力に取り憑かれました。映像も猟奇的な殺人現場でありながらどこか妖しく美しい。何度も見返してそのストーリーの深みにはまってしまいそうな作品です。

2位 ハンニバル

公開年 2001年4月7日
上映時間 131分
配給 ギャガ
監督 リドリー・スコット
メインキャスト ジュリアン・ムーア (クラリス・スターリング)
ゲイリー・オールドマン (メイスン・ヴァージャー)
レイ・リオッタ (ポール・クレンドラー)
フランキー・R・フェイソン (バーニー)
ジャンカルロ・ジャンニーニ (レナルド・パッツィ主任捜査官)

2001年の冬に公開された映画「ハンニバル」は「羊たちの沈黙」の続編にあたる作品で、全米を恐怖に陥れた事件から10年後を描いています。

今作ではレクター博士が料理をふるまうシーンがありますが、盛り付けを担当したフード・スタイリストによると、チキンや牛肉を人肉に見せながらも、美しい料理に仕上げなければいけない点に苦労したそうです。

レクター博士の美意識の高さを見事が体現され、知性や品の良さ、猟奇性と垣間見える人間らしさは正にカリスマそのものだと作品のファンからも沢山の支持を獲得しました。

ハンニバルのあらすじ

全米を震撼させたバッファロー・ビル事件から10年。ヴァージニア州で任務についていたFBI捜査官のクラリス・スターリング(ジュリアン・ムーア)は、麻薬の売人イヴェルダ(ヘイゼル・グッドマン)をやむなく射殺した事で、マスコミからの非難を受けFBI内部でも窮地に立たされていた。そんな彼女に目をつけたのは、大富豪メイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)。自分を襲ったハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)を執念深く追い復讐を考えていた彼は、政界入りを目指す司法省のポール・クレンドラー(レイ・リオッタ)を巧みに操り、クラリスをレクター処分の任務につける。

ハンニバルの感想

羊たちの沈黙の続編で、キャスト続投しなかったジョディフォスターの代わりにジュリアンムーアが出演しています。レクター博士に恨みを持つ大富豪が金と人を使って追い込むのですが、博士の知性に敵わず、見るも無惨な方法で返り討ちにされます。ラスト近くのシーンはなかなかのトラウマを植え付けるレベルの展開が待ち受けていますね、しかもラストの飛行機でのシーンでも。全体的にスカッとはしませんが、知性をもった人が冷徹に作業していくように殺していく様はホラーの域でした。知らない人から食べ物を貰うときは気を付けよう!
羊たちの沈黙のレクター博士が脱獄後の話で、個人的には羊たちの沈黙を超える面白さがありました。グロテスクな場面も多いですが、作中レクター博士の表情やあまりにも自然にサイコパスぶりを発揮してくれるところはさすがだと思いました。
羊たちの沈黙のレクター博士を追う話です。彼をすごく恨んでいる人がいて、その人をクラリスが調べたり、その人にレクター博士の情報を売る刑事が出てきます。でも、レクター博士を売ろうとする人がいるなんて信じられません。死ぬこと確定ではないですか!今回も怖い場面が多く、レクター博士も前以上に怪物じみていて、おもしろいです

3位 マジック

公開年 1979年3月3日
上映時間 107分
配給
監督 リチャード・アッテンボロー
メインキャスト アン・マーグレット (ペギー・アン・スノウ)
バージェス・メレディス (ベン・グリーン)
エド・ローター (デューク)
E・J・アンドレ (マーリン)
デヴィッド・オグデン・スティアーズ (トッドソン)

1978年に公開された映画「マジック」に主人公のコーキーとして出演されており、売れないカード手品師を演じられました。

人形を使った腹話術で一躍有名となった手品師はニューヨークへの進出しテレビショーへの出演も決まるが、突然姿をくらましてしまいます。腹話術の人形に操られたコーキーがどうなるのか目が離せないサスペンス・ホラーです。

人形ファッツがまるで生きているかのような巧みな腹話術と、人形の命令通り動き始める主人公の苦しむ姿が見事に表現された作品となっています。

マジックのあらすじ

アンソニー・ホプキンス演じるコーキーは、カードを得意とする手品師だった。だが、スターダストというナイトクラブでは、全く客にウケず。彼はその後手品を止める。その1年後、彼は再びクラブに現れる。手品ではなく、ファッツという人形を操る腹話術師となっていた。そして、これが大ウケして、スターとなる。バージェス・メレディス演じるベン・グリーンというエージェントが彼に付くまで上りつめる。ニューヨークに進出したコーキーだったが、突然ベン・グリーンとは手を切る。そして、生まれ故郷のクロッシンジャーという街に帰る。コーキーは湖畔にあるコテージを借りる。そこで、コテージの家主エド・ロータ演じるデュークの妻で、コーキーの初恋の相手であったアン・マーグレット演じるペギーと再会するのであった・・・。

マジックの感想

レクター博士って作中で11分間しか出ていないみたい。それであの存在感はすごすぎる。
レクター博士というサイコパスが服を着ているような男もそうだけど、若い女性の皮を剥いでスーツを作ろうとするタイプの異なるキチガイが出てくるんだから、怖くて仕方がない。
しかも後者はエドゲインという””実物””のモデルがいるんだから驚くしかない。
久しぶりに見たけどやっぱりいいなと。
これは名作と言われるだけのことはありますね。終止ゾクゾクしながら見れる映画でした。始めからテンポが良く、話の内容も入り込みやすいのであっという間に集中していました。ジョディ・フォスター可愛い…そしてアンソニー・ホプキンスの絶対的な存在感と知的で猟奇的な演技がすばらしい。ジャケットからしてとても怖そうだから避けてきたんですが…タイトルもジャケットも意味ありげで。でも、見て良かったなぁと思える映画でした。
怖くてちょっと敬遠していた名作です、、構えて見ていたのに意外とサイコスリラーでグロいのかなーと思いましたが、どちらかというとサスペンス映画?(現在の日本の刑事ドラマのような雰囲気)。でもそれが何十年も前に作られているのは凄いし、セリフの1つ1つが考えさせられるようなサイコっぽさがあり、見入ってしまいました

4位 360

公開年 2012年7月25日(フランス)
上映時間 110分
配給 Revolution Films (フランス)
監督 フェルナンド・メイレレス
メインキャスト ジュード・ロウ (マイケル・デイリー)
レイチェル・ワイズ (ローズ)
ベン・フォスター (タイラー・マクレガー)
ジャメル・ドゥブーズ (アルジェリア系の男演)
ジュリアーノ・カザヘー (ルイ)

2012年の夏に公開された映画「360」に主人公のジョンとして出演されており、失踪した娘の行方を追う初老の男性を演じられました。

ウィーン、パリ、ロンドンなど世界各地を舞台に、人々が騒動に巻き込まれていく様子をアンソニー・ホプキンス、ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズら豪華キャスト共演で描いた群像サスペンスです。

無関係と思われた登場人物たちがどんどん繋がっていく人間模様と心地の良い結末が評判となっています。

360のあらすじ

舞台は、世界の7都市。数人の男女の繋がりが複雑に絡み合い、誰も予想できない結末へと向かっていく様子が描かれる。エリートサラリーマンのマイケルは出張中。出先のホテルのバーでコールガールと待ち合わせる。しかし、取引先の男性と鉢合わせてしまいその場を去る。マイケルの妻ローズは、ロンドンで暮らしている。彼女はブラジル人写真家のルイという男と不倫している。ルイが浮気していることを知り、ルイの恋人のローラは別れることを決意する。ブラジルのリオへ帰る途中の飛行機内、行方不明の娘を捜しているという老人ジョンと彼女は出逢うのであった。大雪で飛行機が飛ばずデンバー国際空港に足止めを食らったローラ。そこで、タイラーという男性と出逢い、行為を抱く。しかし、実は彼は仮釈放中の性犯罪者だったのだ・・・。

360の感想

どういう話なのか知らずに観たんですが、個人的に好きな感じでした。みんな繋がってる感じでおもしろかったです。日常会話が面白かったし、ヒヤヒヤするシーンもありました。特に良いと思ったのは性犯罪者の彼が我慢した場面。安心しました。嫌なヤツはしかるべき制裁を受けて皆ハッピーに!・・・というような感じでおもしろかったです。人生は選択肢次第で大きく変わるんだなーと思いました。
特にコレといった見せ場は無かった。ただ、空気感が良い。ストーリー性があまり無いのに、なんだかんだ終わりまで飽きずに観れた。演者の存在感で見せる映画だなと思った。歌で例えるならシャンソンみたいなもの。
予告編だとクライムサスペンスみたいな感じですが、実際はもっとヨーロッパ映画っぽい(ヨーロッバ各所も実際舞台になっている)香り漂う群集劇です。群集劇はすごく好きでたくさん観てますが、ロドリゴガルシアの「彼女を見ればわかること」や「美しい人」、アランレネの「六つの心」とかと同じような感覚で観ることができました。反対に予告編を観てサスペンス風かなと期待した人にはちょと期待外れかも…私は凄く好きですね!アンソニーホプキンスの存在感もさることながら、個人的には性犯罪者の彼とロシア人の運転手がとても素敵だなと思いました。

5位 ヒッチコック

公開年 2013年4月5日
上映時間 98分
配給 20世紀フォックス
監督 サーシャ・ガヴァシ
メインキャスト ヘレン・ミレン (アルマ・レヴィル)
スカーレット・ヨハンソン (ジャネット・リー)
ジェシカ・ビール (ヴェラ・マイルズ)
ジェームズ・ダーシー (アンソニー・パーキンス)
マイケル・スタールバーグ (ルー・ワッサーマン)

2012年の秋に公開された映画「ヒッチコック」に主人公のアルフレッド・ヒッチコックとして出演されており、数々の傑作を世に送り出したサスペンスの神様と呼ばれた映画監督を演じられました。

今作では特殊メイクを使用して実在した映画監督アルフレッド・ヒッチコックを演じており、その技術の高さから第85回アカデミー賞「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」にもノミネートされています。

見た目の再現度とアンソニーの圧倒的な演技力でヒッチコックの知られざる素顔や人間性に迫った作品として知られています。

ヒッチコックのあらすじ

1959年、アメリカ。次の作品について思い悩む、アルフレッド・ヒッチコック。彼はサスペンス映画の帝王。アルフレッドは、今までに見たことないような作品を追い求める。
そこで一冊の小説『サイコ』に出会う。この小説『サイコ』は、実在の猟奇殺人犯、エド・ゲインの犯罪を基に書かれたものでした。
ヒッチコックはこの小説に惹かれます。そして、次の作品の原作にしようと決定します。ただ、周りの人間はそのヒッチコックの決定に猛反対します。優秀なエディターであり脚本家、また彼の生涯のパートナーでもある妻のアルマ・レヴィルも、最初は反対の意見でした。ヒッチコックの熱意に負け、妻アルマは小説の中身に関心を持ち始め、やがて夫であるヒッチコックをサポートするようになります。作品の出資を配給会社から断られる2人。
自らの家を担保にして制作費用をかき集めるのであった・・・。

ヒッチコックの感想

コスプレしたアンソニー・ホプキンスが、ヒッチコックの役をしていまして、なんというか役とかそういうものではなく、遊びでやっているような感じの作品でした。おもしろくない訳ではないんだけどね。ヒッチコック自体がおもしろい人ですが、サイコの製作過程を描くとしても、「え!ヒッチコックってこんな感じだったんだ?!」とか一般的なイメージとは違うエピソードがあったりとかそういうことは無かったので、「ふーんそうなんですか」って感じでした。単純なヒッチコックの再現ムービー、というだけで、著名な俳優陣が出演しているから見た目は良かった。でも内容はそんなにだったなー。面白いっちゃ面白かったけどね。
感想・総評→「サイコ」を見た後で本作を見るのか?本作を見た後で「サイコ」を見るのか?本作を見た後で「サイコ」を見るのがオススメ。万が一「サイコ」を見た事が無い場合に必ず見たくなる対象年齢→小学生以上(多少残虐的な場面有り、性的表現も少し有り)。食事中に見れるか→オススメはできない。だが不可能では無い。
ヒッチコックの映画が小さい頃から大好きでした。ヒロインの女優さんがとにもかくにも美しい!今作は「サイコ」の舞台裏を通じて夫婦間の愛情を描いている。しかし個人的に大好きな「めまい」が駄作だったとはとてもショック。自分の作品ににチラッと出演するヒッチコック。ヌボッとしたポッチャリ体型にキョトンとした目付き、そして少し猫背な感じ・・・アンソニーの高い再現率にとても驚きました。

 

まとめ

以上がアンソニー・ホプキンスの人気作品ランキングでした!

羊たちの沈黙のイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろんな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

「洋画」を見るためのオススメ動画配信サービス(VOD)の比較は、以下でまとめています。

>>オススメ動画配信サービスはこちら<<