ジャック・ニコルソン|出演映画のおすすめ洋画ランキング

大人気作品である映画「ファイブ・イージー・ピーセス」のロバート・エロイカ・デュピー(ボビー)として数々のファンを魅了してきたジャック・ニコルソン。

強面のイメージが強いが、気さくな性格である彼は多くの人に反響を呼んでいますよね!

今回はジャック・ニコルソンの出演作品のランキングと共に、まずはプロフィール情報から紹介していこうと思います♪

 

ジャック・ニコルソンのプロフィール

 

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本名 Jack Nicholson
生年月日 1937年4月22日(83歳)
出身地 ニュージャージー州
経歴 Manasquan High School
身長 177cm
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1937年の4月にアメリカのニュージャージーで誕生、青年期に生まれ故郷を離れマナスクアン市の高校に入学し、卒業後は役者の道を選びハリウッドがあるカルフォルニア州ロサンゼルスへと引っ越しました。

ハリウッドに来てからは、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー社のアニメーション部門で働き、後に俳優の夢を叶えるためにアニメ制作を辞退した後、1958年、『クライ・ベイビー・キラー』で映画俳優としてデビューしました。

私生活では、20世紀美術の著名なコレクターとしても知られ、ジャック・ベトリアーノの水彩画コレクションなどを所有しています。

ここからはそんなジャック・ニコルソンのおすすめ作品をランキング形式でまとめましたので、ご覧ください♪

 

ジャック・ニコルソンの出演作品

数々の名作に出演しているジャック・ニコルソンですが、どんな作品が人気なのでしょうか?

1位 ファイブ・イージー・ピーセス

公開年 1971年5月1日
上映時間 98分
配給 コロムビア映画
監督 ボブ・ラフェルソン
メインキャスト カレン・ブラック(レイエット(レイ)・ディペスト)
ビリー・グリーン・ブッシュ(エルトン)
スーザン・アンスパック(キャサリン・ヴァン・オスト)
ロイス・スミス(パルティータ(ティタ)・デュピー)
ラルフ・ウェイト(カール・フィデリオ・デュピー)

1971年の春に公開された映画「ファイブ・イージー・ピーセス」に主役のロバート・エロイカ・デュピー(ボビー)として出演されており、石油採採掘場で働く労働者で女好きな役を演じています。

この作品では、ジャック・ニコルソン自身の初めての主演作品となっています。この映画は、ニコルソン無くしてはあり得ないとファンの間で評価されています。

人生を投げ捨てた人間の精神的疲労感を、彼自身の自堕落的な部分を重ね合わせるように表現しており、秀作として高い評価を受けている作品です。

ファイブ・イージー・ピーセスのあらすじ

ロバート“ボビー”(ジャック・ニコルソン)は、現在はカリフォルニア南部にある石油採掘現場で働いている。その日その日をしのげる金が稼げればそれでよいという働きぶりで、気が向けば相棒のエルトン(ビリー・グリーン・ブッシュ)と朝から酒を交わし休んでしまう。レイティー“レイ”(カレン・黒)というウェイトレスと同棲しているが結婚をする予定でもない。何に対しても積極的な姿勢を示さず、適当に出会った女といいかげんに遊んだり、適当に働いたりといった怠惰な日々を送っている。ある日、ボーリング場で出会った女と一晩中遊んで帰ると、レイが仕事にも行かず泣いている姿を目にする。

ファイブ・イージー・ピーセスの感想

ジャック・ニコルソンだからというわけでは必ずしもなく、でも何だかこの作品が好きなのです。タミー・ウィネットの曲が一向に頭から離れません。いったい何が彼をそうさせたのでしょうか。やはりこの時代背景を抜きにしては感じられない何かがあると思いました。

養育環境は決して悪くなく、順当に成長していたら成功をきっと掴めていたのに、どこかで道を違えてしまったばかりに中途半端な人間になることがあると思います。過去を悔やんだところで今さら後戻りはできないし、未来を変えようとしても、そんな気力は残っておらず、それなら逃避するしかないのでしょう。

観ているときは何も感じなかった。強いて言うなら虚無だろうか。無責任な行動ばかりだけど、不思議と激烈な拒否反応は起こさなかった。しかし、さすがに最後の行動はひどいと思う。主人公は良くも悪くも子どもっぽくて「どうしてこんな環境を捨てたのか、俺には分からない」の言葉通り、苦悩しているわりには人生について深く考えてこなかったのかな?

2位 バットマン

公開年 1989年12月2日
上映時間 127分
配給 ワーナー・ブラザーズ
監督 ティム・バートン
メインキャスト マイケル・キートン(ブルース・ウェイン / バットマン)
キム・ベイシンガー(ヴィッキー・ベール)
ロバート・ウール(アレクサンダー・ノックス)
マイケル・ガフ(アルフレッド・ペニーワース)

1989年の冬に公開された映画「バットマン」にバットマンの宿敵のジョーカー役として出演されており、ゴッサムシティを牛耳る幹部役で、精神的に異常をきたした役柄です。

数多くのバットマンの作品の中でも、彼が演じるジョーカーは歴代のなかでも特に狂気を感じられるジョーカーです。

この作品では、ダークとポップを融合した映像美は完全にアメコミを超えるものとなっており、バットマンのファンの中でも高評価の作品です。

バットマンのあらすじ

無法都市ゴッサム・シティでは警察が腐敗しきっている。そんな街では毎日のように“バットマンらしき人物”が悪人たちを退治している。報道カメラマン、ヴィッキー・ベイル(キム・ベイシンガー)は、そのバットマンが誰なのかをつきとめようと新聞記者ノックス(ロバート・ウール)と一緒に、警察長官ゴートン(パット・ヒングル)を取材するため大富豪のパーティを訪ねることにする。そしてそこの当主であるブルース・ウェイン(マイケル・キートン)に出会い、魅かれはじめる。本当は彼こそがバットマンであり、その夜も彼はアクシス化学工場で事件を起こす暗黒の街のボス、グリソム(ジャック・パランス)の部下ネピア(ジャック・ニコルソン)を退治しにゆくのだった。

バットマンの感想

大富豪のブルース・ウェインがバットマンになって、ゴッサムシティの犯罪を解決していくという映画です。彼自身両親を殺されてしまった過去があり、バットマンになり自ら事件解決に乗り出すことになっています。ゴッサムシティを牛耳るジョーカーと深い因縁があります。ブルースはバットマンになってゴッサムシティを守っているのですが、強くて悪人に恐れられていると思いました。つらい過去を乗り越えて悪人に立ち向かって行く姿はかっこいいです。
レトロな感じのゴッサムシティやフィルムノワール的な作風が良かったと思います。バットマンの戦術は、まだハイテクと言えないが、かえって映像として映える作品だと思います。2丁ナイフの悪人が1発で倒されるシーンは笑ってしまいます。
ティム・バートン監督作品のバットマンシリーズ1作品目。ノーラン版とは違うところが多いがそれがまた良いのがこの作品。個性的なスーツを身にまとい、いろんなガジェットも使って戦うシーンは男心がくすぐられてしまう。

3位 最高の人生の見つけ方

公開年 2008年5月10日
上映時間 97分
配給 ワーナー・ブラザース
監督 ロブ・ライナー
メインキャスト ジャック・ニコルソン(エドワード・コール)
ショーン・ヘイズ(トマス)
ビヴァリー・トッド(バージニア・チェンバーズ)
ロブ・モロー(ホリンズ医師)
アルフォンソ・フリーマン

2008年の春に公開された映画「最高の人生の見つけ方」に主役のエドワード・コール役として出演しており、一代で膨大な富を築いた放漫で孤独な実業家を演じている。

この作品は、何と言ってもゴールデンコンビの二人、モーガンフリーマンとジャック・ニコルソンである。この息のあったコンビのおかげでこの映画が何倍にも増幅されている。

この作品は、最後の最後まで気が抜けない。なぜなら、冒頭からラストシーンまで綺麗に物語がつながっている。映画の構成の巧さもあって、鑑賞後に多幸感に包まれる作品になっている。

最高の人生の見つけ方のあらすじ

仕事ばかりの人生だった大富豪のエドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族思いのカーター(モーガン・フリーマン)は、病院の同室で出会った。共に余命半年を宣告され、途方に暮れる2人。カーターが気晴らしに「死ぬまでにやりたいことリスト」を作成していると、その様子を見ていたエドワードがそれを叶えようとカーターを誘う。見ず知らずの性格も環境も違う2人が、やがて友情を芽生えさせながら限られた時間の中で精一杯自分の人生を見つめていく映画となっています。

最高の人生の見つけ方の感想

末期がんと診断された2人のおじいちゃんが残り少ない人生、楽しく過ごせるように死ぬまでやりたいことを、リストにし実行していく物語。とても感動しました。今の僕の人生の在り方について本当にこのままでいいのか、疑問符を投げかけてくれる作品でした。
普通なら出会うはずのない2人が、余命を言い渡された病院で出会い、後悔しないという言葉を合言葉にして、行動を起こし笑い豪快に実行していく姿が羨ましく思えます。後悔のない生き方とはどうあるべきかと考えさせられる内容です。
人間は死を意識したからこそ、やりたいことが見つけられるということが皮肉でした。仕事中心の日常でそれにしか価値が見いだせずにいることで懸命になって、健康でいられなくなることはわかってるけどやってしまう。そして仕事に生きがいを感じて取り組んだこその安心できる老後の蓄えを思うと、何がいいのかわからないという映画でした。

4位 ボーダー

公開年 1982年6月12日
上映時間 109分
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 ユニバーサル/RKO=CIC
監督 トニー・リチャードソン
メインキャスト ハーヴェイ・カイテル(キャット)
ヴァレリー・ペリン(マーシー)
ウォーレン・オーツ(レッド)
ジェフ・モリス(J.J)

1982年の夏に公開された映画「ボーダー」にチャーリー・スミス役として出演しており、メキシコからの不法入国者を取り締まる国境警備員を演じています。

演技をする上で彼は、役柄の85%は自分自身で、15%は演技と言っています。演じる瞬間はその役柄として演じ抜くという彼の演技も注目です。

この作品は、アメリカが抱える不法入国問題と、それを利用して不正をしているという社会問題に着眼点を置いたヒューマンドラマとなっています。

ボーダーのあらすじ

ロサンゼルスで警官として勤務するチャーリー・スミス(ジャック・ニコルソン)は、妻マーシー(ヴァレリー・ペリン)の希望でテキサス国境の町であるエルパソに引っ越すことになった。彼女の親友であるサバンナと夫であるキャット(ハーベイ・カイテル)を頼り、新しい生活へ旅立っていく。一方、国境をこえたメキシコでは赤子をかかえる母親マリア(エルピディア・カリーロ)が弟であるファン(マニュエル・ビエスカス)と一緒に苦難の生活から立ち上がろうと何とか努めていたのだ。チャーリーはキャットと一緒に国境警備隊員として働くことになる。彼は故郷を捨てて未知の国に希望を託し、不法入国している人々の悲惨な状況を知り、衝撃を受けるのである。

ボーダーの感想

容姿はあまり褒められたものではない主人公の女性が、特殊能力を駆使して自身の生い立ちを見出していくのが面白かったです。超人的な嗅覚で匂いを判別していく空港のシーンはとても格好良かったです。
アルパチーノとロバートデニーロの刑事コンビという設定だけで面白いはず。ストーリーの展開は意外過ぎて予想もできない作品です。さすが、ベテラン俳優と言えるほどアルパチーノとロバートデニーロの演技に引き込まれてしまいました。ベテランの貫禄が感じられる作品だと思います。
ベテラン俳優2人の演技に思わず引き込まれてしまうほど、この監督の作品はすごい代物だと思えてしまう。物語の展開も斬新で、最初から最後まで面白い作品です。戦争などを考えると日本も全く関係ないわけではないので、自分の事のように危機を感じてしまう所もこの作品のいいところ。

5位 カッコーの巣の上で

公開年 1976年4月3日
上映時間 133分
配給 ユナイテッド・アーティスツ
監督 ミロス・フォアマン
メインキャスト ルイーズ・フレッチャー(看護師長ラチェッド)
マイケル・ベリーマン(エリス)
ウィリアム・レッドフィールド(ハーディング)
ブラッド・ドゥーリフ(ビリー・ビビット )
クリストファー・ロイド(テイバー)

1976年の春に公開された映画「カッコーの巣の上で」のランドル・パトリック・マクマフィーとして出演、破天荒で我が道を進む役柄を演じています。

「脚本を読まずに仕事を引き受ける男」として知られる彼は、この映画では監督から演技をするなという指示を出されたそうです。なので、彼がどのような演技じゃないような演技をしているかが見所です。

この作品では、人間ドラマとして描かれ、アメリカン・ニューシネマ最後の傑作として映画史に残る作品です。

カッコーの巣の上でのあらすじ

1963年9月、ある日一人の男がオレゴン州立精神病院を訪ねた。その男ランドル・P・マクマーフィ(ジャック・ニコルソン)は刑務所での強制労働から逃げるために気狂いのふりをしていた。そのような彼を担当医であるスパイビー(ディーン・R・ブルックス)は深い関心をもち、ながめていた。するとマクマーフィはディスカッション療法という活動に初めて参加する事になった。病院は看護師長ラチェッド(ルイーズ・フレッチャー)が運営しており、彼女は絶対権を持ってすべてを支配していた。インテリジェントな患者ハーディンをはじめとする、他の患者たちが生気のないような無気力人間になっている事実をマクマーフィは目にし、驚愕した。

カッコーの巣の上での感想

精神、魂の救いがどこにあるのか、ということを問いかけられているように感じました。また、人間らしく生きることについて深く考えさせられました。ジャック・ニコルソンのコミカルながら人間味溢れる演技に心動かされ、最後は涙なしには見られませんでした。
ジャックニコルソンの作品は本当に大好きで何度も見てしまう。毎日見てもいいくらい大好き。この作品は特にお気に入りで、衝撃的な演技とストーリーのせいで頭から離れなかった。最後はまさに衝撃のラスト。どんなラストかはぜひ自分の目で見ていただきたい。
まさに、開いた口が塞がらない。リアルで体験するとは思わなかった。見終わってからぼーっとしてしまう、そんな作品だった。エンディングが衝撃的すぎたのもあったけれど、何より役者一人一人の演技がすごかった。おススメの作品です見てほしい。

 

まとめ

以上がジャック・ニコルソンの人気作品ランキングでした!

「ファイブ・イージー・ピーセス」のイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実は幅広いジャンルで活躍をされており、いろいろな姿を作品を通して観ることができますので、是非この機会に気になった作品を視聴してみてはいかがでしょうか?

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